金沢駅の地下広場に路上ピアノを試験的に設置

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市民生活に音楽が溶け込む環境づくり

5月3日付の北國新聞に、金沢市が2017年秋の予定で、金沢駅のもてなしドーム地下広場に、誰でも自由に弾ける路上ピアノを設置するという記事が掲載されていました。

記事によると、北欧などで流行する「ストリートピアノ」をヒントにした試みで、金沢市内の小中学校で使い古されたピアノを再利用し、まちなかに音色があふれる「学都」の新たな魅力に加え、にぎわい創出を図るとのことです。

ストリートピアノは、公共施設や街角などにピアノを置く取り組みで、欧州では通りがかった人が自由に演奏しており、軽やかな音色に導かれるように聴衆の輪が広がり、街に活気が生まれているそうです。

日本でも、宮崎県内の商店街などで設置が進められ注目を集めています。

金沢駅のもてなしドーム地下広場に置くピアノは、金沢版「ストリートピアノ」の実験的な取り組みとなります。設置は1台とし、現在、金沢市では市教育委員会に中古品を照会しています。

金沢市によると、小中学校では古くなり廃棄処分されるピアノが毎年1、2台あり、状態の良いものについて、痛みの修理や、調律などをしたのち使用する予定とのことです。

紙面によると、金沢市の担当者は「廃棄されるピアノなので、費用はさほど掛からない。公共施設や商店街への設置も目指したい」とコメントしています。

今月中に音楽関係者らによる検討会を設立する予定で、地下広場への設置場所や期間、保守管理の方法のほか、市民や観光客らに気軽に奏でてもらえる仕掛けを話し合います。

また、誰でも自由に立ち入ることのできる場所に置かれるため、夜間のいたずらを防ぐ対策なども検討します。地下広場への設置後は、利用状況などを調べ、来年度以降の対応を協議するとのことです。

検討会のメンバーである石川県ピアノ協会会長の東海林也令子さんによると、以前にポーランドの空港でストリートピアノを見た際に「みんなが愉快そうに弾いていた」とのことです。

もてなしドーム地下広場

金沢市民が積極的になるための試金石

路上ピアノの設置は素晴らしいアイデアですね。金沢の地元の人たちと、国内からの観光客と、海外からの観光客が1台のピアノの周囲に集まって笑顔を交わし合っている姿は、想像するだけでもワクワクします。

『ドレミのうた』を日本語の歌詞と英語の歌詞で合唱できるようになったら最高ですね。

ストリートピアノで私が危惧するポイントはただひとつです。それは、引っ込み思案な金沢の人がピアノを弾くかどうかということ。

金沢では、和服をレンタルして街を歩く女性の観光客に触発されて、近頃では、金沢の若い女性たちも和服姿で街中に出るようになりました。

もしかすると、金沢の路上ピアノも、観光で訪れる方たちが主導して楽しみ方を教えてくれるのかもしれませんね。

学校には音楽室に必ずピアノがありますが、私が学んだ学校では、休み時間や放課後にピアノを弾いている姿を目にすることは稀だったように記憶しています。

子供の頃を思い起こすと、ピアノを弾くのが恥ずかしいのと合わせて、素人が触れてはいけないとか、クラシックを弾かなければならないという先入観から、ピアノを弾く生徒がいなかったのではないかという気もします。

ストリートピアノでは、なるべく制約を付けないようにしてほしいものです。

駅の東口を出ると地下広場への階段が

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