金沢おどりに向けて関連記事が増えてきました

三茶屋街の合同稽古に、金沢駅でのぼんぼり設置

9月15日~18日の4日間にわたって開催される「第14回金沢おどり」を前に、主催者に名を連ねる北國新聞では、連日のように金沢おどりの関連記事が掲載されています。

まず、9月2日付の紙面では、金沢駅「もてなしドーム」と会場となる石川県立音楽堂の間にぼんぼりが設置されたと紹介されていましたし、1日付の紙面には、ひがし、にし、主計町の三茶屋街の合同稽古の模様が掲載されていました。

3つの茶屋街の合同稽古が行なわれたのは、北國新聞本社の20階ホールです。

大和楽でつづる舞踊絵巻「酉歳四季乃彩色」では、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の世界を描いた演目などで、芸妓さんたちが華やかな芸に磨きを掛けました。

舞踊絵巻のオープニングを飾る「北斎えがく」には、ひがし、にしの芸妓12名が出演します。

芸妓さんは北斎の絵から抜け出たように、桜の吉原遊廓や見世物小屋など、江戸の風俗、風物を踊り、扇を連ねて富士山から逆さ富士を描く場面では所作を念入りに確認しました。

東料亭組合

主計町・一葉のたか子さんは、地元ゆかりの「加賀の千代」をしっとりと舞い、「扇売り」(にし)、「花を恋い」(主計町)、「雪化粧」(ひがし)の各場面でも、中堅、若手の芸妓さんがそれぞれの役を表現しました。

幕開けの素囃子「風流船揃」やお座敷太鼓、総踊り「金沢風雅」の稽古も行われました。

囃子は望月流の五代目・望月朴清さん、舞踊は藤間勘寿々さん、西川八重治さん、若柳一寿さんが指導し、構成・演出の駒井邦夫・石川県立音楽堂邦楽監督が全体に目を配りました。

金沢おどりは、9月15日~18日の4日間、金沢駅「もてなしドーム」横の石川県立音楽堂で開催されます。各日とも午後1時と午後4時の2回公演です。

入場料は、S席(指定)が7,700円、A席(自由)が6,100円です。S席は残りわずかで、プラチナ席は完売となりました。

主計町事務所

金沢おどりは秋の風物詩として定着しています

金沢おどりは、「ひがし」「にし」「主計町」の3つの茶屋街の芸妓さんが総出演する一大イベントです。

藩政期から明治、大正、昭和初期にかけて金沢の旦那衆の遊びの場であった茶屋街は、それぞれ独自に芸を磨いてきました。

例えば、日本舞踊では、ひがしが若柳流、にしが西川流、主計町が藤間流というように流派が違います。また、鼓や笛などの鳴りものや、三味線と唄の地方においても、それぞれの別の流派が受け継がれてきました。

このことから、第1回の金沢おどりの開催に際しては、関係各所の調整が大変だったようです。

西検番事務所

さて、金沢おどりの会場となる石川県立音楽堂は、金沢駅の駅舎から見て「もてなしドーム」の上手(右側)にあります。

駅から県立音楽堂への歩道に設置されるぼんぼりについては、当サイトでは昨年の今頃の時期に、ぼんぼりに芸妓さんの名前を入れればいいのにと提言しましたが、今年も残念ながらイベント名、主催者名、会期だけが記されています。

「主計町・仲乃家  桃太郎」「ひがし・山とみ  唐子」「にし・明月  虎太郎」などのように、出演する芸妓さんの所属と名前が記されていれば、観光で訪れる方にも楽しみが増えると思うのですが、どうでしょうかね。

さて、合同稽古が行なわれた北國新聞本社は、ひがし茶屋街主計町茶屋街と、にし茶屋街のちょうど中間に位置しています。

北國新聞からは、香林坊へも、長町武家屋敷跡へも、金沢城公園へも、近江町市場へもご近所さんのような感覚で歩いていくことができます。

地方都市の金沢では、北國新聞のビルは市内でも一、二を争う高層ビルですので、観光名所から観光名所へ歩いて移動される際には、目印とされるといいでしょう。

北國新聞本社ビル

金沢芸妓ホームページ


金沢の主要な8つの観光名所

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