21美の柱がジーンズとスニーカーを履きました
新たなインスタ映えスポットとなるかも
本日は金沢21世紀美術館の話題です。2018年の冬の21美では、館内の白い柱にズボンとスニーカーを履かせています。
金沢21世紀美術館はガラス張りの円形の外観に、白の壁と白い柱のシンプルな内装が特徴ですが、館内の白い柱にズボンを履かせ、足元にスニーカーが履かせてあるのです。
柱が履いているズボンは、ジーンズ、コーデュロイ、チノパンの3種類で、触ってみると本物の生地でした。また、足元のスニーカーも本物でした。
すべての柱に履かせてあるわけではなく、私が数えたところでは9本の柱に装飾がなされていました。

日当たりの良い柱には黄色のチノパン
私が訪れた日には、東南アジア系の女性が物珍しそうに写真を撮っていましたし、観光客と思われるジーンズ姿の3人の若い女性グループが、柱と自分の足を並べて交替で写真を撮り合っていました。

一見すると人間の足に見えます
現在、21美では屋外の芝生の張替え作業の関係で、外周の3分1くらいのスペースに張られた白いフェンスが景観を損なっているのですが、その代わり、館内でインスタ映えする撮影スポットがひとつ増えたと言えそうです。
近々に金沢21世紀美術館へ行かれる方は、思い思いのポーズで写真を撮ってみてください。

入場券売り場の柱にはジーンズが
地元の繊維産業の展覧会に合わせての企画かも
柱にズボンとスニーカーを履かせている装飾については純粋に面白いと感じます。
今冬の金沢は例年になく雪が多く、また、金沢では珍しく街中の温度計が氷点下を記録するほど厳しい寒さが続いていることから、ズボンを履いている柱を見ると「暖かそうだ」と思ってしまいます。
また、屋外に残る純白の雪とのコントラストにクリエイティビティを感じます。

雪景色とのコントラストが映えています
さて、21美の公式サイトでは、柱の装飾についての記述は見当たらないのですが、現在開催されている石川県の繊維産業の展覧会「ローカル・テキスタイル1 TO&FRO うすく、かるく」に合わせての企画なのかもしれません。
この展覧会は2018年4月8日(日)まで行われていますので、春休みに21美を訪れる方は、ズボンとスニーカーを履いた柱を目にすることができるかもしれませんね。

カラーコーディネートも楽しめます
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