21美の「片岡鶴太郎 四季彩花」が大好評です

金沢の新聞では毎日のように報じられています

10月15日付の北國新聞に、金沢21世紀美術館(通称:21美)での片岡鶴太郎さんの個展の記事が掲載されていました。

この展覧会は「片岡鶴太郎 四季彩花」のタイトルで開催されているもので、鶴太郎さんが描いた花の絵が展示されています。

北國新聞では、10月7日(土)の会期の初日以来、連日のように鶴太郎さんの展覧会の模様が報じられています。

金沢21世紀美術館では、昨年(2016年)に開催した北野武さんの個展「アートたけし展」が大好評で、21美の入館者数に大きく貢献したと北國新聞でも報じられましたが、記事の掲載階数ではそれを上回る勢いです。

記事によると、週末を迎えて石川県内外からの来場者で賑わいを見せたとのことで、鶴太郎さんの画業を象徴する題材である「椿」の作品の前では、繊細な筆致を食い入るように見つめる姿が見られました。

鶴太郎さんは38歳の頃、隣家の庭先に咲いていた椿を描きたいと感じたことで、絵を描き始めました。以来、20年以上に及ぶ画業の中でも、たびたび題材として取り上げられています。

今回の展覧会でも椿の作品のみで構成されるコーナーが設けられ、絵画やろうけつ染めの着物などが並びました。

金沢市の65歳の女性は北國新聞のインタビューに「椿の絵は尊さを感じた。墨の力強い絵のイメージがあったのだが、優しい色使いで、鶴太郎さんの人柄が伝わってくるようだった」と答えていました。

なお、「片岡鶴太郎 四季彩花」は、金沢21世紀美術館の市民ギャラリーAで11月4日まで開催されています。入場料は一般1,200円、中高生900円、小学生600円です。

金沢21世紀美術館

恒久展示作品の「雲を測る男」が地上展示

10月15日付の北國新聞では、21美関連の記事がもう一つ掲載されていました。それは、21美の恒久展示作品のひとつである「雲を測る男」が地上に降ろされ、館内で無料公開されたというものです。

「市民美術の日」に合わせたイベントで、普段は屋上に設置されている作品が、金沢市民を対象に一日限定で初めて館内に展示されました。

「雲を測る男」の館内展示については、14日(土)の夕方に放送されたローカルニュースでも紹介されていました。

今回、屋上に設置されている作品が地上に降ろされたのは、期間限定で制作・展示されている大規模作品の「風、水、太陽の社」によって、「雲を測る男」が死角になっていることとも関連しているのではないかと思います。

いつもですと、無料ゾーンの「市民ギャラリー 2004.10.09 -2005.03.21」の椅子に座って、屋上に設置されている作品を眺める来館者の姿が見られるのですが、現在の展示期間中は見ることができないことから地上に降ろされたのでしょう。

「雲を測る男」を地上に降ろし、無料で公開すること自体は大賛成なのですが、金沢市民限定というところが引っ掛かります。

金沢という街は、良いことは色々と考えているのに、最後のところで “せこい”と思わせてしまうところがウイークポイントです。

今回は初めての地上での公開なのですから、観光客の皆さんにも見せてあげればいいじゃないですか。観光で訪れる方は、例え1日や2日であっても “滞在期間は金沢市民” と解釈してあげればいいのです。

あるいは、一日だけの限定ではなく、「雲を測る男」が死角になっている期間はずっと地上で無料展示しても良いのではないかと思います。そうすれば、市民に開かれたミュージアムとしてより一層アピールできるのではないかと思います。

金沢21世紀美術館は、2017年3月に館長が交代して以来、“見せてやっている” という上から目線の施策が多くなったように思えて仕方がありません。

雲を測る男

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