ひがし茶屋街「八の福」から新花・杏花さん

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横浜市出身の24歳、7月21日にお披露目

7月13日の北國新聞に、ひがし茶屋街の新花さんの記事が掲載されていました。

21日にひがし茶屋街の「八の福(はのふく)」からお披露目されるのは、横浜市出身の三浦安海さん(24)で、源氏名として杏花(きょうか)を名乗ります。12日に料理店や茶屋へあいさつ回りを終えた三浦さんは「姐さん方を見習って、芸事に一生懸命打ち込みたい」と意欲を語っていました。

三浦さんは2015年の春に金沢の三茶屋街を特集したテレビ番組を見て、美しい芸妓の姿に魅了されたそうです。

地元の高校を卒業した後に飲食店に勤務していましたが「一度きりの人生、やりたいことはやろう」と思い、金沢で芸妓となることを決めたということです。昨年12月から「八の福」で修業をはじめ、日本舞踊、長唄、鼓の稽古に励んでいます。

三浦さんは金沢での修行において、テレビで見た美しさの陰で、ひた向きに芸に精進する先輩芸妓の姿に接し「かっこいい」と憧れの思いを強くしたとのこと。紙面にはご本人の「不器用で人より時間はかかるが、コツコツと一つずつ積み重ねていきたい」というコメントが掲載されていました。

女将の福太郎さんは「何事も初心を忘れず、姐さん方のいいところを吸収しながら、いい芸妓さんになってほしい」と語っています。

金沢の三茶屋街では、2015年7月に約4年ぶりとなる新花が誕生して以降、お披露目が相次いでおり、三浦さんで6人目となります。

写真の左手前のお店が「八の福」

写真の左手前のお店が「八の福」

今では芸妓さんが人生の選択肢の一つに

2015年7月に「約4年ぶりの新花誕生」と地元メディアで報じられて以降、以下の方々が新花としてお披露目されました。

2015年7月  ひがし「八の福」佳丸さん=24歳・松本市出身

2015年11月 主計町「まゆ月」凛さん=21歳・金沢市出身

2016年3月  ひがし「藤乃弥」七葉さん=18歳・佐賀市出身

2016年5月  にし「西泉家」幸ぎくさん=22歳・京都市出身

2016年6月  主計町「仲乃家」うた子さん=18歳・横浜市出身

2016年7月  ひがし「八の福」杏花さん=24歳・横浜市出身

お披露目当時の年齢は10代から20代前半で、佳丸さん、凛さん、幸ぎくさんは大学で学んだ後に芸妓の世界に飛び込みました。

また、金沢に所縁のなかった方が多いことも分かります。太平洋側や九州で生まれ育った人にとっては、11月下旬から3月中旬までほとんど太陽を見ることのない金沢で、厳しい冬を過ごすのは大変なことと思います。ぜひ頑張ってほしいものです。

2015年7月に新花としてお披露目された佳丸さんのぼんぼり

2015年7月に新花としてお披露目された佳丸さんのぼんぼり

さて、今回の杏花さんがお披露目される「八の福」の女将の福太郎さんは、ひがし茶屋街の「八しげ」で芸妓をされていた方です。お茶屋の女将として独立する際に、お世話になったお茶屋と自らの源氏名から1文字ずつ取って「八の福」と名付けたものです。

新花さんの一覧にある、ひがし茶屋街の「藤乃弥」の女将・弥栄子さんも、芸妓としてお披露目されたお茶屋「藤とし」と、ご自身の名前から1文字ずつ取って「藤乃弥」と名付けました。

こういう伝統には好感が持てますよね。

夕暮れ時のひがし茶屋街

夕暮れ時のひがし茶屋街

金沢の主要な8つの観光名所

「八の福」はメインストリートを突き当たって左手になります

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