ひがし芸妓が9月の「金沢おどり」の稽古

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正派若柳流会長がひがし芸妓に振りを指導

9月の「第13回金沢おどり」に向けて、ひがし茶屋街の芸妓さんの稽古が東料亭組合(検番)で行われたという記事が、6月25日付の北國新聞に掲載されていました。

今回の稽古は東京から日本舞踊正派若柳流の若柳東穂会長を迎え行われたもので、ひがし茶屋街に所属する芸妓さんに振りの指導を行なったそうです。

今回の金沢おどりでは、ひがし芸妓は、大和楽でつづる舞踊絵巻「女舞月雪花」のうち、泉鏡花の「桜心中」の一部を舞踊化した新作「鏡花えがく~桜心中」と「雪の降る街を」を担当し、春と冬、それぞれの幻想的な世界を描く予定です。

稽古では、振りつけた若柳会長が全体に目を配りながら、立ち位置や動き、目線を細かく指導したとのことです。また、若柳一寿さんが稽古を支え、石川県立音楽堂の邦楽監督で、金沢おどりの演出を担当する駒井邦夫氏が稽古に立ち会ったとあります。

今年の「金沢おどり」は、ひがし、にし、主計町の3つの茶屋街の芸妓さんが総出演し、金沢駅前の石川県立音楽堂で9月22日~25日に計8公演が行われます。舞踊をはじめ、素ばやし、お座敷太鼓が披露されます。

恥ずかしながら、私自身は日本舞踊に関して全くの無知であることから、ほぼ紙面の記事のとおりに記載しました。

ひがし茶屋街には、現役のお茶屋が今も残っています

ひがし茶屋街には、現役のお茶屋が今も残っています

金沢おどりは3つの茶屋街の芸妓さんが総出演

「金沢おどり」は2004年から毎年9月に行われているイベントです。金沢で受け継がれてきた舞踊、長唄、囃子、笛といった伝統芸能のお披露目の場として、年々盛大になってきています。

2016年6月に、主計町茶屋街の仲乃屋から新花(新人芸妓)としてデビューした横浜出身の「うた子」さんは、金沢おどりに出演することを夢見て芸事の世界に飛び込んだと、4月に掲載された北國新聞の記事で答えています。

今では金沢にしっかりと定着した「金沢おどり」ですが、色々と調べてみると、発足当時はなかなか難しい背景もあったようです。

そのひとつが3つの茶屋街でそれぞれ流派が違うことです。例えば日本舞踊では、ひがし茶屋街は若柳流、にし茶屋街は西川流、主計町茶屋街は藤間流というように踊りの流派が違います。

3つの茶屋街だけの問題であれば、金沢市長が間に入ってまとめることもできるかと思いますが、当然のことながら、それぞれの流派の宗家にも了解を取らなければならないでしょうから、3つの茶屋街が総出演で一つの舞台を作り上げるという作業は大変だったろうと想像できます。

これから夏にかけて金沢へお越しの方は、街中で「金沢おどり」のポスターをご覧になることもあるかと思います。

ひがし茶屋街「懐華楼」

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