主計町茶屋街で新花・一駒さんがお披露目

所属のお茶屋の女将と金沢市長を表敬訪問

5月24日付の北國新聞に、主計町茶屋街で新花さんがデビューしたという記事が掲載されていました。

今回、主計町茶屋街の「えんや」からお披露目されたのは、20歳の一駒(いちこま)さんです。

一駒さんは北海道江別市出身で、高校2年の時に、主計町がロケ地となった映画『舞妓Haaaan!!!』をキッカケに芸妓の道を志し、2016年3月からは北海道と金沢を往復しながら稽古に励んできました。

お披露目の当日に、一駒さんは所属するお茶屋の女将に付き添われて山野金沢市長を訪ね、「一歩一歩、確実に歩んでいきたい」と抱負を語りました。

山野市長からは「個性を出しながら頑張ってほしい」との激励を受けたそうです。

また、所属する「えんや」の女将の若菜さんは、「稽古に熱心で、言うことない。協調性を持って精進していってほしい」と話しました。

金沢市によると、今回のお披露目で、ひがし、にし、主計町の3つの茶屋街に所属する芸妓さんは45名となりました。

紙面には、女将に付き添われてきた一駒さんが、山野市長を前に、ソファに浅く腰掛け両手を膝の上に置き、柔らかな笑みを浮かべながら受け答えしている写真が掲載されていました。

ちなみに、和服の色は淡い水色でした。

来年のお花見には、ぼんぼりに名前が入ります

「金沢芸妓」のサイトに早く顔写真の掲載を

当サイトでは、これまでにも新花(新人芸妓)の記事を掲載してきましたが、新花さんがお披露目される際には、金沢市長にご挨拶に伺うことが慣例となっています。

そして、金沢市長の方でも公務として時間を取り、新花さんと所属するお茶屋の女将をお迎えします。

今回お披露目された一駒さんについては、北海道出身ということで、少なくとも金沢の冬には問題なく耐えられることと思います。

これまで、横浜や佐賀などの雪が降らないところから金沢芸妓を志した女性の記事を目にした時には、「金沢の厳しい冬に耐えられるだろうか」と心配したのですが、今回は冬を越すことに関してはひと安心です。

さて、金沢伝統芸能振興協同組合と金沢市観光政策課では、三茶屋街に所属する芸妓さんの顔写真を掲載したサイト「金沢芸妓」を制作・配信しています。

サイトによると、2017年5月24日現在、金沢で活躍している芸妓さんは以下のとおりです。

ひがし茶屋街(7軒/14名)
八しげ…真砂美さん、涼香さん、かつ代さん
山とみ…亜希さん、唐子さん
藤とし…小千代さん
中むら…萌美路さん
春の家…江利加さん、美月さん
八乃福…福太郎さん、小梅さん、佳丸さん、杏花さん
藤乃弥…七葉さん

にし茶屋街(4軒/18名)
明月……乃莉さん、結さん、すず七さん
はん家…吉矢さん、えみ華さん、紗やかさん、ゆめ吉さん、ゆき葉さん、光春さん、ぽん太さん
美音……仁美さん、あき乃さん、有さぎさん、幸ぎくさん
浅の家…八重治さん、ちえさん、純子さん、夕子さん

主計町茶屋街(4軒/13名)
仲乃家…京子さん、かず弥さん、きみ代さん、桃太郎さん、こと乃さん、うた子さん
一葉……たか子さん、さと葉さん、笑弥さん
まゆ月…まゆさん、凛さん
えんや…若菜さん、一駒さん

北國新聞の記事を目にして、早速、金沢芸妓のサイトにアクセスしたのですが、残念ながら新花の一駒さんの顔写真がまだ掲載されていません。

折角、金沢芸妓に関する良いサイトを制作したのですから、新花さんの顔写真くらいはお披露目の日に更新してはいかがですか。

今回デビューした一駒さんとしては、顔写真が掲載されるのが多少遅れたとしても、稽古に励む気持ちに変わりはないと思います。

しかしながら、お披露目の当日に自分の写真がアップされていれば、金沢芸妓の伝統を受け継ぐのだという責任感で気分も引き締まるでしょうし、モチベーションもより一層高まるはずです。

これが、一個人が開設しているサイトでしたら何も言いませんが、金沢市の観光政策課が制作しているサイトであれば、新花さんのお披露目の日に顔写真をアップすることで、門出を祝ってあげたらどうですか。

北海道で生まれ育った女性が芸妓さんを志して、祇園をはじめとする全国の芸処の中から金沢を選んでくれたのです。それならば、デビュー当日に顔写真をアップするのは当然のことではないですか。

良いことは考えているのに、また、良い政策は行っているのに、最後の一押しが足りないのが金沢で暮らす人の欠点です。

ぜひ、早急に一駒さんの顔写真をアップしてあげて欲しいものです。

主計町茶屋街

金沢芸妓ホームページ


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