石川県立歴史博物館に世界各地の木彫りや仮面

国立民族学博物館のコレクションを展示

7月23日付の北國新聞に、石川県立歴史博物館の夏季特別展の記事が掲載されていました。

今回の特別展は「イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる」と題された展示会で、世界各地の民族が作った儀礼用の木彫りや仮面、生活用具など約350点が展示されています。

国立民族学博物館、国立新美術館、日本文化人類学会が企画した巡回展で、日本海側では初めての開催です。

会場には、パラオ・トビ島の木彫り人形や、コンゴ共和国・ヨンベ族が呪術に使う像をはじめ、神や聖霊をイメージした彫像が並んでいるとのこと。

仮面については、スリランカ・シンハラ族やインドネシア・ジャワ族の舞踊劇用仮面、能登町の「アマメハギ」、輪島市の「面様年頭」の面など、17か国の仮面40点が壁一面に飾られました。

また、解説文などを表示するタッチパネルモニターを設けられています。

紙面には写真が掲載されており、色とりどりで形も多様な世界各地の民族の仮面に見入る来館者の写真が掲載されていました。土曜日ということもあって、来館者が多いという印象を受けました。

なお、今回の特別展は9月3日まで開催の予定です。

県立歴史博物館は本多の森に佇んでいます

日本海側初という枕詞に弱い石川県民

石川県立歴史博物館は、本多の森に位置する赤レンガのミュージアムで、加賀本多博物館と合わせていしかわ赤レンガミュージアムの名称で親しまれています。

歴史博物館は、常設展示として、古代から藩政期を経て明治~大正~昭和~平成に至る、加賀藩と石川県の歴史が紹介されています。

また、歴史とともに、石川県に伝わるお祭りなどの風土についても紹介されていることから、世界各国の民族の木彫りや仮面などを披露する展示会の会場になったのでしょう。

さて、北國新聞の記事には、以下にも石川県らしいと思える記述が見られました。それは「日本海側では初開催」という部分です。

私もそうでしたが、石川県で生まれ育った人たちは、日本海側で最も栄えている都市は金沢だと教わって育ちます。明治維新から今日まで凋落を続けてきたとはいえ、日本海側では、まだ金沢が一番だと思いたいのです。

近年は、全国ネットのテレビや雑誌などで「新潟vs金沢」というテーマの企画を目にすることがありますが、良い目の付けどころだと思いますね。

私の高校時代の1970年代後半は、間違いなく金沢が日本海側で一番の都市でしたしかし、1980年代前半に上越新幹線が北陸新幹線よりも先に開通したことで、一気に形勢を逆転されました。

今では、Jリーグで「アルビレックス新潟」はJ1ですが、「ツエーゲン金沢」はJ2です。また、新潟にはAKBグループがあります。さらに、次にプロ野球の球団が地方都市にできるとすれば新潟だと、全国の多くの人が思っています。

そのような状況にありますので、北國新聞としても日本海側で初めてという点をしっかりと押さえたのでしょう。

余談ですが、少し前に金沢城公園で「すみません。シャッターを切ってもらえますか」とお願いされた時に、どちらから来られたのかを聞くと「新潟です」という言葉が返ってきました。

そこで私が、「この前、テレビで新潟と金沢はどっちが都会かというのがありましたよね」と振ると、「いやぁ、金沢さんの方が都会ですよ」という言葉が返ってました。

謙遜されると、私の方からも「いやいや、新潟の方が上ですよ」とお返ししたのですが、もしかすると、新潟の人たちは、金沢と新潟のどちらが上かということに関して興味がないのかもしれませんね。

金沢観光の休憩場所としても最適です

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