主計町茶屋街は桜と和服がお似合いです

暗がり坂の照葉さくらも元気に咲いています

金沢の街は、今、桜が満開です。桜が見頃になった時期は例年並みのようですが、昨年に比べると5日ほど遅いので、今年はやっと桜が咲いたかという感じです。

このページでは、昨日(4/10)に撮影した浅野川沿いの桜をご紹介します。

浅野川沿いの桜は「鏡花のみち」の主計町茶屋街と、ひがし茶屋街に近い「秋聲のみち」が最高の撮影ポイントで、満開の桜と、中の橋、浅野川大橋、梅ノ橋を組み合わせると、とても風情のある写真が撮影できます。

普段はひがし茶屋街に比べて圧倒的に人通りが少ない主計町には、昨日は多くの方が訪れていました。

主計町には桜が似合います

私は個人的には主計町が大のお気に入りでよく写真を撮るのですが、普段は人通りを気にすることなく写真が撮れます。シャッターチャンスが来るまで少し待つということもありませんし、他人の撮影の邪魔にならないようにと気を遣うこともありません。

昨日だけは、シャッターを押すタイミングを待たなければならないほどの人通りがありました。

海外からの観光客の姿が目立ちましたね。桜が満開になる前から外国人の姿が増えてきたなという実感はあったのですが、昨日は日本人よりも欧米やオセアニアの人が多いのではないかと思えるほど、国際色豊かでした。

金沢では、和服姿の女性は外国人観光客に呼び止められて写真撮影を依頼されます。特にカップルで歩いていると次から次へと声を掛けられます。少し大げさに表現すると、主計町の表通りが、歌舞伎のお練りのような雰囲気になります。

確かに若い男女が和装で歩く姿は、中年男性の私から見ても心がほぐれてきます。カップルで着物をレンタルされる予定の方は、アクセントに和傘を加えるといいでしょう。

金沢和傘は、岐阜和傘、京和傘とともに全国的にも高い評価を受けています。

ぼんぼりには芸妓さんの名前も

お花見の季節は「ひがし」「にし」「主計町」の3つの茶屋街では、ぼんぼりを眺めるのも楽しみのひとつです。

中には芸妓さんの名前が記されている“ぼんぼり”があります。「まゆ月 凛」や「仲乃家 うた子」などのように、所属するお店の名前と源氏名が記されていますので、「桃太郎という芸妓さんがいるのね」という感じで楽しんでいただければと思います。

撮影スポットは中の橋と照葉さくら

主計町での撮影スポットのひとつに中の橋があります。

この橋は人と自転車のみが通行できる橋で、昨年の7月に放送された『ドクターXスペシャル』では、米倉涼子さん演じる大門未知子と、加地先生・原先生がすれ違う場面のロケ地となりました。

中の橋から眺める川沿いの桜並木はとてもいい雰囲気です。

中の橋から眺める主計町茶屋街

主計町でのもう1つの撮影スポットが暗がり坂にある1本の桜の木です。暗がり坂は泉鏡花が小学生の頃に通学路として毎日昇り降りした階段坂ですが、その桜の木は鏡花の名作『照葉狂言』にちなんで“照葉さくら”と命名されています。

照葉さくらは今年も元気に花を開かせています。ただ、裏通りの入り組んだところにあるので風が強いのでしょうか。表通りの桜に比べて、風に散った花びらが多く見られます。

暗がり坂を下りていくと照葉さくらが見えてきます

さて、主計町は浅野川の南側に茶屋建築の建物が並んでいることから、午後になると道路が建物の陰になります。

純粋にお散歩を楽しむ場合は、陽が陰っている午後から夕暮れ時がお奨めなのですが、写真撮影がメインという方は、陽のあたる午前中の方が明るい写真が撮れます。

どうぞ参考にしてください。

照葉さくらと暗がり坂。坂を上ると泉鏡花記念館です

秋聲のみちでは河原に降りるのもお奨めです

浅野川沿いのひがし茶屋街寄りの沿道は「秋聲のみち」と名付けられています。そして、秋聲のみちの先に徳田秋聲記念館があります。

観光で訪れる方は、浅野川大橋から東山木町通りを通って、ひがし茶屋街のメインストリートへと至るルートが導線となっていますが、お帰りの際には浅野川沿いの桜並木を歩かれるのもお奨めです。

秋聲のみちの桜はダイナミックです

「秋聲のみち」のセールスポイントは、気軽に河原に降りられることです。

河原から、満開の桜並木と、その向こうにある浅野川大橋とのセットは最高の撮影ポイントです。

今日(4/11)はあいにくの雨ですが、水曜日の午後からは天気も回復するとのことですので、浅野川沿いの桜並木を堪能されてはいかがでしょうか。

梅ノ橋から見た秋聲のみち

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