重伝建の主計町茶屋街で消防訓練を実施

風情を漂わせる道幅の狭い裏通りで

9月6日付の北國新聞に、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)の指定を受けている主計町茶屋街で、消防訓練が行われたという記事が掲載されていました。

この消防訓練は、町家づくりの一軒貸し宿泊施設「菊乃や」と、主計町町会、金沢市消防局駅西消防署が合同で実施したもので、住民約20人が、観光客の避難誘導や初期消火訓練に取り組みました。

訓練は主計町の裏通りに位置する町家づくりの「菊乃や」の台所から出火し、警報機の音に気付いた住民が初期消火に当たるという想定で行われ、参加者は2階にいた観光客を屋外に誘導し、消火器を手に現場に駆け付けました。

石川県のテレビ局のローカルニュースでも訓練の模様が紹介され、大きな消火器を手に旅館に助けに入った参加者が、消火器のホースを火元と想定された場所に向けている映像が放送されていました。

金沢市消防局によると、木造住宅が密集する主計町は道路が狭く、消火活動が困難なことから、隣接する住宅にも無線で信号を送って鳴らす「連動型住宅火災警報器」が普及しています。

主計町の裏通り

路上喫煙を防止したいなら灰皿の設置を

主計町は「これぞ金沢!」という景観の街で、近年は、テレビ番組やCMのロケ地となることが多く見られます。

浅野川沿いの「鏡花のみち」と名付けられた表通りはもちろんのこと、暗がり坂へと続く裏通りにも、洒落た遊びのできる男しか足を踏み入れてはいけないような、花街のプライドが漂っています。

当サイトでは、9月4日に「主計町茶屋街を歩く観光客の方が増えています」という記事を掲載しましたが、今年の桜の季節あたりから、ひがし茶屋街から主計町へと足を延ばす人が目立って増えています。

さて、金沢では、東山ひがし、主計町、卯辰山麓、寺町台の4地区が国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されています。

重伝建の中でも、茶屋建築の建物が隙間なく立ち並ぶ東山ひがし(ひがし茶屋街)と主計町では、火災に対する意識が一般の住宅街以上に浸透しています。

例えば、人気観光地のひがし茶屋街では、路上喫煙をしている人を見つけると、近くのお店の店員さんが「路上喫煙はやめてください」と促しています。

ただ、吸わないでくださいと言われても吸いたくなるのが喫煙者ですよね。

ひがし茶屋街には2カ所の喫煙所が設けられているのですが、主計町茶屋街は喫煙者の私が見る限り灰皿はどこにも置かれていません。

主計町にも1カ所ぐらい灰皿を設置すべきではないでしょうか。中の橋の袂に主計町緑水苑という緑地があり、トイレと休憩所が設けられています。その休憩所に灰皿を設置してはどうでしょうか。

現代の日本では喫煙者のマナーも飛躍的に向上しています。私も、今では灰皿のない場所でタバコに火をつけることはなくなりました。

人通りの増えた主計町に灰皿が置かれていないのは危険です。路上でタバコに火をつけてしまう人は灰皿がないから路上で吸ってしまうのです。

そして、喫煙マナーが厳しくチェックされる現代においては、路上喫煙をする人は、高校生が人気のないところで隠れてタバコを吸うように、街角の陽のあたらない場所で隠れて吸うようになります。これは危険です。

同じ金沢でも、長町武家屋敷跡には至る所に灰皿が見られます。主計町もぜひ灰皿を置いてください。

あかり坂へと続く狭い路地

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