主計町茶屋街を歩く観光客の方が増えています

欧米からの観光客を中心に今春から増加傾向

本日は、私が金沢の街を歩いている中で気が付いたことをご報告させてください。ご報告事項とは、金沢に残る3つの茶屋街のひとつ・主計町茶屋街の人通りが増えていることです。

主計町(かずえまち)は、ひがし茶屋街にし茶屋街とともに金沢の三茶屋街として観光地化されたのですが、これまでは、昼間の時間帯はほとんど人通りがありませんでした。

兼六園とともに金沢の観光名所のツートップに成長した「ひがし茶屋街」から、浅野川大橋を挟んで斜め向かいに位置する “お向かいさん” であるにもかかわらず、主計町まで足を延ばす観光客は極めて稀でした。

それが、今ではひがし茶屋街の10分の1程度の人通りがあります。

主計町事務所・照葉さくら・暗がり坂

人通りの増えた主計町で目につくのが、欧米やオセアニアから訪れたと思われる白人の方たちです。

欧米やオセアニアから観光で訪れる方の特長は、日本人に比べて至るところで写真撮影をすることです。私も含めて、日本人が普通に通り過ぎてしまう街角のちょっとした風景にもカメラを向けています。

主計町が金沢でも有数の撮影スポットであることが、少しずつ欧米やオセアニアの方に浸透してきたようです。

もしかすると、金沢旅行の写真をSNSにアップする際に、主計町を訪れた人は、主計町の写真を必ずアップしてくれているのかもしれませんね。まさに口コミですね。

そして、白人の観光客に引っ張られるように、日本人観光客の姿も明らかに増えてきました。

中の橋

主計町でのロケが通行の邪魔になるほどです

主計町に人通りが増えたと感じるのは写真撮影の時です。私は当サイトに掲載する写真を撮影しながら金沢の街を歩くのですが、最近は主計町で撮影する際には、人通りが少なくなるのを待つようになりました。

昨年までは、ドクターXスペシャルのロケ地となった中の橋などは、渡る人が滅多にいなかったことから余裕をもって撮影できたのですが、最近では、若い女性を中心に中の橋を渡る人がなかなか途切れません。

先日、主計町を歩いた際に、人通りが増えたことを実感する象徴的な出来事がありました。

川沿いの表通りでのロケ

ちょうどその日は、主計町でドラマのロケが行われていました。主計町は前述のドクターXや映画『舞妓Haaaan!』をはじめ、テレビや映画のロケ地となることが多い街です。

私が主計町でロケ現場を見かけるのは2度目のことでした。1度目は2016年3月のことで、その時は良いお天気だったにもかかわらず人通りがほとんどなかったことから、撮影がスムースに進んでいるようでした。

今回は、ロケ隊が明らかに通行の邪魔になっていました。そして、本番中に立止めされた人たちから「いつまで待つの?」という声が聞こえてきました。ということは主計町を歩く人が増えたということですよね。

ひがし茶屋街よりも主計町が好きな私にとっては、人通りが増えたことは嬉しい限りです。

主計町緑水苑

さて、ひがし茶屋街から主計町へ足を延ばしてきた人たちは、浅野川大橋から中の橋へと向かい、中の橋の上で記念撮影をして、また浅野川大橋へと戻るのが一般的な散策ルートとなっています。

中の橋の袂にある主計町緑水苑という緑地には、泉鏡花の原作で、中の橋が舞台となった小説『化鳥』の文学碑がありますので、鏡花ファンの方はぜひカメラに収めておきたいポイントです。

表通りは人通りが増えているのですが、1本入った裏通りはまだまだ人通りが少ないようです。

主計町の裏通りには、純和風の佇まいの主計町事務所があり、運の良い時には稽古中の芸妓さんの三味線や鼓の音が聞こえてきます。

また、主計町事務所の前には、泉鏡花の『照葉狂言』にちなんで名付けられた “照葉さくら” がそびえ、桜の木の向こうには、昔、お座敷遊びにやってきた旦那衆が人知れず下った「暗がり坂」があります。

さらに、もうひとつ先の路地には、作家の五木寛之さんが命名した「あかり坂」があります。

ひがし茶屋街へ行かれる方は、お帰りの際に、ぜひ主計町を歩かれることをお奨めします。

あかり坂

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