せせらぎ通りで英語表示の電子看板を新設

外国人観光客へのおもてなし向上を推進

9月9日付の北國新聞に、金沢の飲食店街のひとつ「せせらぎ通り商店街」で、英語表記のデジタルサイネージ(電子看板)が設置されるという記事が掲載されていました。

せせらぎ通りは、香林坊長町武家屋敷跡との境界線となっている商店街で、飲食店をはじめ、ブティックやインテリアショップなど70店舗が並んでいます。北陸新幹線の開業後は通りを歩く外国人が増えています。

ただ、商店街には日本語のパンフレットしかなく、外国語の対応ができない店舗が多く見られます。せせらぎ通り商店街振興会の会長さんは「外国人は通過するだけで、商店街の活性化にはあまり繋がっていない」と話します。

新設するデジタルサイネージは、お薦めのお土産や食事、イベント情報を英語で掲示し、外国語のパンフレットを各店に置きます。

また、商店街で働く人が英語で接客できるように、英会話学校を開き、外国人旅行者が買い物をする際に消費税が免除される「免税店」の登録を進めます。

さらに、約660mにわたる「せせらぎ通り」に公衆無線LANを整備するとのことです。

取り組みは、経済産業省の商店街・まちなか集客力向上支援事業補助金に採択され、総事業費2,200万円のうち、3分の2となる1,340万円が補助されます。

金沢市は今年度、外国人向け観光コースを選定して金沢市観光協会のホームページに掲載し、観光業界を対象とした英会話教材を製作するなど、外国人観光客のおもてなしの向上に力を入れていると記事では伝えていました。

せせらぎ通り

長町を訪れる外国人はイタリア人とフランス人

せせらぎ通りは、私が個人的に大好きなお散歩コースです。

城下町らしく曲がりくねった通りには、藩政期の初期に引かれたと言われている鞍月用水が流れ、歩道からお店に入る際には、用水に架けられた橋を渡ります。ヨーロッパの街並みを彷彿とさせる景色です。

せせらぎ通りは、長町武家屋敷跡と、兼六園・金沢21世紀美術館を歩いて移動する際には必ず通る道であることから、外国人観光客の姿も多く見られます。

金沢の主要観光名所の中でも、長町武家屋敷跡はヨーロッパから訪れる人たちに人気で、長町の工芸品店の店員さんからは、特にイタリア人とフランス人が多いと聞きます。

ちなみに、北米やオセアニアからの観光客は、兼六園ひがし茶屋街などの、多くの人が訪れるメジャーな観光地を好むのだそうです。

さて、せせらぎ通りは観光客向けではなく、金沢で暮らす地元の人たちを顧客とする商店街で、それぞれのお店の価格帯も、いわゆる “観光地価格” ではなく、地元の “消費者価格” です。

欧米からの観光客の方は、旅行先では、その土地の市民性が伺える場所を好むとテレビ番組で聞いたことがありますので、英語表記のみとはいえ、言葉の壁が低くなれば、せせらぎ通りでの来店に繋がるかもしれませんね。

案内に従って長町武家屋敷跡に入ると長町二の橋に出ます

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