長町朝市が100回目-前田土佐守家資料館

nagamachi-asaichi1

2003年から行われている恒例行事

8月1日付の北國新聞に、恒例の「長町朝市」が100回目の節目を迎えたという記事が掲載されていました。

記事によると、金澤長町まちづくり事務局の「長町朝市」が片町2丁目の前田土佐守家資料館で開かれ、会場にはトマトやナスなどの新鮮な野菜を買い求める来場者で賑わい、常連のお客さんが顔なじみのスタッフと会話を楽しんだとのことです。

今回の朝市では100回を記念し、せせらぎ通り商店街のマスコットキャラクター「せさミィ」が応援に駆け付けました。また、加賀の紅茶カフェも設けられ、和紅茶プロデューサーの赤須治郎さんが加賀市産の茶葉を使った紅茶を振る舞ったそうです。

長町朝市は、住民交流の場所づくりと賑わい創出を目指して2003年から開かれています。金沢長町まちづくり事務局の砂川公子代表は「多くの人の支えで100回を迎えられた。街の笑顔と元気を育む場として今後も続けていきたい」とコメントしました。

なお、紙面にはスイカを販売している写真が掲載されていました。

せせらぎ通り商店街のマスコット「せさミィ」

せせらぎ通り商店街のマスコット「せさミィ」

金沢の中心に位置する藩政期からの住宅街

長町は、金沢で最大の繁華街である香林坊と片町に隣接し、藩政期には多くの加賀藩士が居を構えたエリアです。観光で訪れる方には長町武家屋敷跡として知られていますが、長町は今も基本的には市の中心部に位置する住宅街です。

多くの観光客が行き交う土塀が続く路地は、長町で暮らす人たちにとっては生活のための道となっており、狭い路地を縫うように、自家用車を見事なハンドルさばきで自宅へと導く光景がよく見られます。

記事には、100回目を迎えた「長町朝市」が、この街で暮らす人たちの交流の場を創出することを目的として始まったと記されているのは、とても興味深いですよね。

風情のある景色の向こう側には地域の人たちの日常生活があります

風情のある景色の向こう側には地域の人たちの日常生活があります

加賀八家のひとつ前田土佐守家の資料館

会場となった前田土佐守家資料館は、加賀八家のひとつ、前田土佐守家(まえだとさのかみけ)に伝わる古文書や武具などを展示している資料館です。

加賀八家(はっか)とは、藩政期の加賀藩で年寄(大老)に任ぜられた8つの家系のことです。若い男性の方には、アニメ『花の慶次』に登場する奥村助右衛門の奥村家も八家のひとつであったと言えば、理解しやすいかもしれませんね。

前田利家とおまつの方の次男・前田利政を家祖とする前田土佐守家では、代々、公文書をはじめとする文書の保存に努めてきました。このことから数百年前の文書とは思えないほど極めて良好な保存状態で、21世紀の今日に一般公開されています。

場所は「長町一の橋」のすぐ近くで、通りの向かい側には金沢市老舗記念館があります。金沢観光の際には、犀川を渡った先に位置する室生犀星記念館、にし茶屋街、忍者寺と合わせてスケジュールを組むのもいいでしょう。

前田土佐守家資料館は長町一の橋のすぐ近くです

前田土佐守家資料館は長町一の橋からすぐ近くです

金沢の主要な8つの観光名所

前田土佐守家資料館からは、にし茶屋街へほぼ一本道です 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です