松風閣で泉鏡花の作品をチェロに乗せて朗読

金沢出身の俳優の篠井英介さんが朗読

2月26日付の北國新聞に、金沢出身の俳優の篠井英介さんが泉鏡花の作品を朗読したという記事が掲載されていました。

このイベントは「鏡花-KYOKA-音・語り」というタイトルで開催されたもので、北陸放送(MRO)の裏手にある松風閣で行われました。

記事によると、チェロ奏者の溝口肇さんの演奏に合わせて、篠井英介さんが泉鏡花の作品を朗読し、約100人の観客を幻想の世界にいざないました。

ステージでは、溝口さんが情緒的な音色を奏でる中、篠井さんが「雛がたり」と「天守物語」の2作品を情感たっぷりに読み上げ、朗読の間には、篠井さんと溝口さんが鏡花や金沢などについてトークを繰り広げたとのことです。

紙面には、黄土色の着流しに袢纏といういで立ちの篠井さんが、聴衆を前に朗読している写真が掲載されていました。

なお、朗読会は、石川県などが主催する「冬の夜のマジカルセッション“出逢い”」の一環として開催されました。

明と暗のコントラストを奏でる松風閣庭園

篠井さんは主計町でお見かけしたことがあります

この記事の催しが行われた松風閣の周囲に広がる松風閣庭園は、つい最近まで金沢の地元の人たちも知らなかった庭園です。

少し調べてみると、松風閣庭園は兼六園よりも前に作庭されており、5代加賀藩主の前田綱紀が兼六園を作庭する際にこの庭園を参考したと伝えられています。

庭園の池には、陽光があたる “明” と樹々の影で覆われている “暗” が絶妙なコントラストを演出し、泉鏡花の幻想の世界にマッチするような幽邃(ゆうすい)の香りを漂わせています。

さて、篠井英介さんについては、以前に主計町茶屋街でお見かけしたことがあります。BS朝日の取材で里帰りされていたようでしたが、華奢な体型であったと伝えられている泉鏡花と篠井さんはイメージ的にピッタリですね。

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