ひがし茶屋街に近い天神橋と梅ノ橋に照明

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金沢市が浅野川沿いの橋を順次ライトアップ

12月8日付の北國新聞に、ひがし茶屋街に近い浅野川に架かる天神橋と梅ノ橋でライトアップ照明の工事が進められ、12月中に完了するという記事が掲載されていました。

天神橋はアーチ部や橋げたにLEDの投光器を38基設けるほか、親柱にLED照明を4基取り付け、橋の構造を際立たせるそうです。

梅ノ橋はLED投光器やライン照明で木造の橋が持つ風情を伝えるとのこと。

金沢市は2017年度にさらに下流の浅野川大橋と中の橋の照明も整備する計画で、記事には浅野川界隈の回遊性の向上に繋げたいと記されていました。

泉鏡花の『義血侠血』の舞台となった天神橋

ひがし茶屋街主計町茶屋街の2つの観光名所の間を蛇行しながら流れる浅野川は、金沢では“女川”とも称されてきました。

浅野川沿いには古くから花街が栄え、川の流れに沿って天神橋、梅ノ橋、浅野川大橋、中の橋と続く沿道は、かつては金沢の旦那衆がお座敷遊びの行き帰りに通った道でした。

また、ひがし茶屋街の近くでは徳田秋聲が幼少期を過ごし、主計町茶屋街の隣町では泉鏡花が生を受けました。

金沢市は浅野川のひがし茶屋街に近い沿道を「秋聲のみち」、主計町茶屋街に近い沿道を「鏡花のみち」と名付けています。

天神橋は泉鏡花原作の『義血侠血』の舞台となった橋で、天神橋と梅ノ橋の間の沿道には「瀧の白糸碑」と「瀧の白糸像」が設置されています。天神橋から鏡花のみちがはじまり中の橋まで続きます。

また、天神橋は2016年に国の登録有形文化財に答申されました。

天神橋のひとつ下流の橋が梅ノ橋です。ひがし茶屋街寄りの橋の袂には徳田秋聲記念館があり、梅ノ橋から中の橋まで秋聲のみちが延びています。

梅ノ橋は歩行者と自転車のみが通行できる橋ですので、カメラが趣味という方は、通り過ぎる車に邪魔されることなく、ゆっくりと風景をカメラに収めることができます。

浅野川大橋から眺める梅ノ橋と天神橋

浅野川大橋から眺める梅ノ橋(手前)と天神橋(アーチ)

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