金沢城公園の「鶴の丸休憩所」をGW前に完成

金沢城公園に鶴の丸休憩館がオープン

上棟式で谷本知事がコメント

12月19日付けの北國新聞に、金沢城公園で整備が行われている鶴の丸休憩所が、2017年のゴールデンウイーク前に完成する見通しだという記事が掲載されていました。

鶴の丸休憩所の上棟式(18日)の終了後に行なわれた会見で、石川県の谷本知事は「遅くとも来年のゴールデンウイーク前までに完成させたい」と述べ、早期の供用開始に意欲を示しました。

上棟式では、谷本知事が「金沢城の歴史や特徴、園内各所の見どころを紹介する情報発信拠点として活用したい」と挨拶し、復元された城郭に溶け込む「くつろぎの空間」の完成に期待を寄せました。

鶴の丸休憩所は鉄骨造一部木造の平屋建てで、422㎡の床面積は、2001年に建てられた以前の休憩所(トップの写真)の2倍以上の敷地面積となります。

また、金沢城公園ではじめてとなる飲食コーナーを設け、展示・休憩スペースも確保する予定です。

休憩所の外観は「平成の築城」で復元された城郭と調和する現代的な和風デザインとし、能登ヒバや杉などの石川県産材を用いるとのこと。

また、橋爪門続櫓~五十間長屋~菱櫓までのパノラマを一望できるよう、正面は開放的な幅25mの総ガラス張りとなります。

鶴の丸から眺める五十間長屋には一味違った趣が

飲食コーナーができることは観光客に朗報

金沢城公園の「鶴の丸」は、初代藩主・前田利家の奥方であった芳春院(おまつの方)が、このあたりに鶴が舞い下りているのを見て、「これは前田家が長く栄えていく吉兆である」として名付けられたエリアです。

現在の鶴の丸は、花と水辺が整備された広場となっています。

私から見ると、鶴の丸から眺める「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」は、三の丸広場から眺めるよりも美しく思えますが、観光で訪れる方はあまり足を踏み入れることのないエリアです。

少し前から鶴の丸には工事用のフェンスが設けられていましたが、飲食コーナーが新設されるというのは朗報ですね。

史跡を忠実に再現してきた金沢城公園では、飲食スペースがないことが不便な点でした。城内は広大な敷地とともに起伏もありますので、隈なく見て回ると結構疲れますし、小腹も空いてきます。

飲食コーナーを設けることは、観光で訪れる方へのサービスとして大賛成です。

このページのトップ写真が2001年に竣工した休憩所です。当時は金沢城で最初に復元された「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」が完成したばかりで、金沢城が市民に開かれた公園としてスタートしたばかりの頃でした。

また、当時は金沢21世紀美術館は影も形もなく、金沢駅も地味な旧い駅舎で北陸新幹線がいつ開通するのかもわからない頃でした。

あれから15年が経過して、改めて2001年当時の休憩所を見てみると、当時は「この程度でいいのかな」というような手探りの状態で建てたような感じもしますね。

鶴の丸のミニ庭園がどのように変わるのかも楽しみです

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