ウナギ求め長い列「土用の丑」で近江町市場

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土用の丑の日は市民がバスで近江町に行く日

7月31日付けの北國新聞に、「土用の丑の日」の恒例として近江町市場の様子が報じられていました。

記事を抜粋しますと、「土用の丑の日の30日、県内の鮮魚店やスーパーは、ウナギのかば焼きを求める客で賑わった。近年で最高とされる昨年並みの値段が付いたが、金沢市の近江町市場では場外にはみ出るほどの列ができる人気で、食欲をそそる香りが市場に漂った。」とのことです。

近江町市場にある鮮魚店の中から今年の紙面で取材されていたのは杉本水産でした。同店では午前中だけで約150人が並び、3,000~4,000円のかば焼きが飛ぶように売れたと紹介されていました。

約30cmのかば焼き4本を購入した金沢市の48歳の主婦の方は「年々高くなるけど、丑の日は特別。子供も楽しみにしている」と笑顔を見せながら語っていたそうです。

また、一口サイズのかば焼きの串を販売する「のざきの焼魚」では、店頭で頬張る観光客や地元客の姿が見られたとのことで、東京からカップルで訪れた21歳の大学生の方は、「金沢のウナギは東京よりも一回り大きくてびっくりした。肉厚で脂が乗っていておいしい」とコメントしていました。

市場内は買い物客の顔がはっきりと写ってしまうほどの混雑です

市場内は買い物客の顔がはっきりと写ってしまうほどの混雑です

建物の看板には「市場」まで入れた方が親切

近江町市場は、私が高校生だった1970年代後半には観光客の方が訪れるようになっていました。

食べるのは大好きですが、調理には興味がないというダメ男の私から見ると、生魚の匂いが漂う市場が観光地になるというのは正直に言うと信じられないのですが、観光客の皆さんのご自宅までお届けする配送システムの進化によって、ますます人気の観光地となっています。

また、引っ込み思案で、お客様に笑顔で「いらっしゃいませ」が言えないお店が多い金沢にあって、近江町市場だけは上野のアメ横のような威勢のよさで「いらっしゃい」と声を掛けてくれます。

ひがし茶屋街へは市姫神社口から百万石通りを

ひがし茶屋街へは市姫神社口から百万石通りを

さて、金沢の人にとっては、近江町市場は武蔵交差点の角というとても分かりやすいロケーションなのですが、はじめて金沢を訪れる人にとってはやはり迷ってしまうこともあるようで、金沢駅と武蔵交差点を一直線に結ぶ駅前通りで「近江町市場はどこでしょうか」と尋ねられたこともあります。

現在の近江町市場で一つ分かりにくい点を挙げるとすれば、武蔵交差点に面したところにある看板が、「近江町」とだけしか記されていないことでしょう。

地元の人にとっては近江町=市場です。実際に近江町には市場しかありません。このことから、市場関係者の皆さんは「近江町」と大きく書いておけば、観光客の人もよく分かるだろうと思われているのかもしれませんが、はじめて訪れる人にとっては「近江町市場」と記されていないと不安なものです。

私が高校を卒業して東京へ出たばかりの頃に、当時は東京ドームがまだ作られておらず後楽園球場だったのですが、東京の人に「後楽園球場に行くには、後楽園で降りればいいのですか」と聞いたことがあります。

東京で生まれ育った人にとっては、後楽園という名前の駅なのだから後楽園球場の最寄り駅なのは当たり前のことなのですが、土地勘のない人にとっては不安なのです。

近江町も「いちば」まで入れた方が観光客の方に親切でしょうね。

十間町口を出て最初の角を左手に上って行くと金沢城公園です

十間町口を出て最初の角を左手に上って行くと金沢城公園です

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地図では道になって記されていますが、実際にはアーケードが掛かっています

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