ひがし茶屋街の近くの宇多須神社に「忍者」が

境内に3体の忍者の人形を設置

12月23日付の北國新聞に、ひがし茶屋街に隣接する宇多須神社の境内に、3体の忍者の人形が設置されているという記事が掲載されていました。

宇多須神社の境内へと入り、階段を上って行った時に、背後に手を合わせて呪文を唱えるポーズの1体があり、さらに神社の回廊の下にじっと潜んでいる1体が置かれているそうです。

ルポによると3体目の忍者はとうとう見つからなかったとのことで、宇多須神社の森宮司から「本来、忍びの者は見つかってはいけませんからね」と笑いながら言われたと記されています。

記事は「ニンジャ、ニンジャと興奮気味に指さしながら歩く外国人旅行者とすれ違った」という書き出しで始まっており、忍者の人形が設置された経緯が紹介されていました。

忍者の人形は北陸大学の学生のアイデアで設置されたもので、5月に発足した同大初の学生ベンチャー「サムライ金沢株式会社」が、金沢の武家社会を発信しようという意図で企画しました。

「社長」を務める張東若さん(4年/中国湖北省出身)によると、「忍者ハットリくん」や「NARUTO-ナルト」といったアニメの影響で、海外における日本の知名度で忍者は群を抜いているとのこと。

そこで、「日本といえば忍者」という視点から、城下町・金沢に興味を持つきっかけに忍者を活かすことを考えたのだそうです。

学生たちは湯涌地区の名物「リアルかかし」作りを金沢湯涌創作の森で学び、学園祭で「リアル忍者」を仕上げました。

サムライ金沢株式会社では、今回の宇多須神社を第1弾に、卯辰山寺院群の4~5カ所に広げ、忍者を発見しながら散策する観光ルートを作り、地域起こしに繋げたいと考えています。

宇多須神社の森宮司によると、10月の設置以降、観光客が忍者と写真を撮る姿が多く見られ、ツイッターやフェイスブックを使った口コミも広がっているそうです。

私が10月に撮影した写真にも忍者が潜んでいました

宇多須神社は、メインストリートの二番丁からひとつ隣の三番丁に入り、三番丁を抜けたところに鎮座しています。正確には、ひがし茶屋街から路地を挟んで向い側になります。

この神社は、藩政期に初代加賀藩主の前田利家が祀られていた神社で、1873年(明治6年)に市の中心部の尾山神社に利家公の神霊が移されるまで、加賀藩社と位置付けられていました。

地元で学ぶ若い人たちが、このような企画を実行するのは面白いと思います。卯辰山寺院群が忍者のスタンプラリーの場になれば、テレビ番組の企画でも使えそうですよね。

実は、私は10月初旬に宇多須神社の境内を撮影していたのですが、情けないことに、その時には忍者が隠れているのに全く気が付きませんでした。

記事に「10月の設置以降」と記されていることから改めて写真を見てみると、拝殿の回廊の下に、しっかりと忍者が潜んでいました。

このページのトップの写真に忍者が写っているのに気付かれましたでしょうか。

拝殿の回廊の下に忍者が潜んでいました

私と同じように何の先入観もなく参拝に訪れた人の中には、忍者に気付いた人もいますよね。ちょっとした仕掛けに気が付かないというのは、頭の柔らかさに欠けているということですかね。

ちなみに、宇多須神社の向かい側にはタレントのMEGUMIさんが経営する「カフェ 多聞」があります。

さて、今では古都と呼ばれる金沢も、400年前は出来たばかりの新しい都市でした。また、金沢に伝わる伝統工芸や伝統芸能も、元を正せば斬新なアイデアから誕生したものです。

金沢の若い人たちには、新しいカルチャーをどんどん生み出してほしいものです。

MEGUMIさんの「カフェ多聞」は宇多須神社の目の前

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