金沢観光ガイド 南 武志

観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。

ヒルナンデス-2022.4.11-の金沢ロケは兼六園から

テレビ番組のロケ地#24-2 2022年4月11日の日本テレビ系『ヒルナンデス』で金沢特集の後半が放送されましたね。前週の特集では60分以上の放送時間でしたが、今週は30分ほどの特集でした。 今回の放送は、藤田ニコルさんとフワちゃんが兼六園の桂坂口で人力車から降りるところから始まりました。 前週の放送で、ひがし茶屋街から兼六園まで行きましょうと人力車に乗り込んだのに、主計町茶屋街の次が石浦神社のシーンになったことから、兼六園まで人力車に乗ったのではないのだと思っていましたが、しっかりと兼六園まで乗っていま ...

百間堀、犀川、浅野川。金沢は桜が満開です

季節は巡り、金沢にも桜の季節が訪れました。今年は開花宣言の後に肌寒い日が続いたことから開花が進まず、兼六園の無料開放と満開がずれてしまうのではないかと心配しましたが、火曜日から晴天が続いたことで一気に満開になりました。 金沢の観光エリアのお花見スポットは、兼六園と金沢城公園の間を走る百間堀、ひがし茶屋街と主計町茶屋街のある浅野川沿い、にし茶屋街から近い犀川沿いの3か所です。このページでは、金沢の観光エリアの桜をご紹介します。 兼六園・金沢城周辺 百間堀 金沢で一番の桜の名所は、かつて金沢城のお堀だった百間 ...

知事公舎の表札が外されたまま。これも県民性!?

石川県に28年ぶりに新しい知事が誕生しました。現在59歳の私にとって、物覚えが付いてから3人目の石川県知事です。私は県外の方をご案内することがありますが、石川県知事って終身制なんですよと伝えると、皆さん一様に驚かれます。 前任の谷本知事は7期28年の長期にわたって知事職に留まりましたし、その前の中西知事は8期目の途中に死去されるまで31年間も知事を務めていました。新知事に就任した馳浩氏は、約60年ぶりに前任者が健在のまま誕生した知事です。 石川県知事公舎 知事公舎は築100年の洋風建築 金沢21世紀美術館 ...

ヒルナンデス-2022.4.4-の金沢ロケは最高でした

テレビ番組のロケ地#24-1 Checkヒルナンデス!鈴木福くんと鈴鹿央士さんのロケ地は? 2022年4月4日に放送された日本テレビ系列「ヒルナンデス」の金沢ロケは最高に面白かったですね。小峠英二さん、小森隼さん、藤田ニコルさん、フワちゃんの4人が、冬の終わりの金沢を巡ってくれました。 さらに、金沢を「第二の故郷」と公言されている梅沢富美男さんが、随所に金沢のおすすめをご紹介してくれました。 金沢ロケは、定番の金沢駅からスタートしました。画面を見る限り雪は解けていましたし、鼓門前の松にはまだ雪吊りが付けら ...

金沢は冬仕舞いからお花見の準備へ

今年の金沢の冬は、例年に比べて寒かったものの、おかげさまで雪の被害はそれほどでもありませんでした。全国ニュースの天気予報で4回ほど「北陸では大雪に警戒してください」とアナウンスされましたが、日常生活に影響が出ない程度の積雪で収まりました。 金沢では3月下旬に入り冬仕舞いがほとんど終わりました。長町武家屋敷跡の土塀に掛けられた薦が外され、尾崎神社や忍者寺の雪囲いが外されました。また、金沢駅をはじめ、市内に見られる松の木から雪吊りが外されました。 金沢駅の松の木から雪吊りが外されました 兼六園でも雪吊り外し ...

金沢21世紀美術館の「スイミングプール」予約の詳細

「スイミング・プール」地下部への入場予約に関して、これまでは、1週間前からの「事前予約」と当日午前9時からの「当日順番待ち受付」がありましたが、2023年11月18日(土)から「事前予約」が廃止され「当日順番待ち受付」のみとなります。詳しくは下記をご参照ください。 21世紀美術館のプール地下部への予約が当日予約のみに ---- 金沢21世紀美術館では、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、2021年7月から『スイミング・プール』の地下部への入場が予約制となりました。 コロナ以前は、金沢観光で21美のプー ...

まん延防止の金沢に卒業旅行と修学旅行が続々

2022年3月8日付の北國新聞に、まん延防止措置が延長された金沢で観光客が増えたいるという記事が掲載されていました。 石川県内全域を対象とするまん延防止措置の再延長が決まった7日の月曜日、金沢市中心部の観光名所は修学旅行生や卒業旅行に訪れた人で賑わいました。飲食店には休業を知らせる張り紙がされる一方で、列をつくる店もありました。 ひがし茶屋街では、若い女性が着物でそぞろ歩きする姿や、家族連れが買い物を楽しむ姿が見られたそうです。 ひがし茶屋街のメインストリート 兼六園も人出が戻りつつあります 兼六園には若 ...

芸妓さんなどの伝統芸能を地元経済人が支援

2022年2月22日付の北國新聞に、ひがし、にし、主計町の三茶屋街の芸妓さんや、地元を拠点とする邦楽舞踊家などの金沢が誇る伝統芸能を次代につなぐため、地元の経済界が結束して支援するという記事が掲載されていました。 支援のスキームは、金沢商工会議所と金沢経済同友会、(一社)石川県芸術文化協会が連携して発足する「金沢伝統芸能継承支援経済人会議」(仮称)が、企業や個人に協力を呼びかけるものです。 金沢には市指定文化財の「金沢素囃子」をはじめ、日本舞踊、長唄、小唄、哥澤(うたざわ)、筝曲、笛などの芸が受け継がれて ...

ひがし茶屋街の芸妓さんが宇多須神社で豆まき

2022年2月4日付の北國新聞に、ひがし茶屋街そばの宇多須神社で、ひがし茶屋街の芸妓さんによる豆まきが行われたという記事が掲載されていました。 宇多須神社で営まれた節分祭では、ひがし茶屋街の芸妓衆が「福は内、福は内、鬼は外」と唱えながら福豆をまき、疫病退散や今年一年の幸福を願いました。神事には氏子ら約40人が参列しました。 ひがし芸妓の皆さんはおはらいを受けた後、神前で「一陽来福」と「初髪」を奉納し拝殿内で豆をまきました。 拝殿前には約40人の参拝者が集まり、外に向かって豆を投げる芸妓衆の様子を写真に収め ...

1月の金沢で静かな話題「百万石ビブリオバウム」

2022.1.29掲載 石川県では1月27日から新型コロナウィルス感染拡大に伴いまん延防止措置が適用されました。期間は2月20日までです。 地元メディアでは、兼六園やひがし茶屋街などの人気の観光名所では訪れる人が激減しているというニュースが大きく報じられていますが、1月の金沢で静かな話題となっている言葉があります。それは「百万石ビブリオバウム」です。 百万石ビブリオバウムとは、今年の夏休み前にオープン予定の新石川県立図書館の愛称で、1月4日の谷本知事の年頭会見で公表されました。あわせて金沢港クルーズターミ ...

今年の冬の金沢はちょうど良い感じの雪化粧

2022.1.21掲載 今年はいつもの冬よりも寒い冬になっていますね。私は県外から訪れる方をご案内することがありますが、太平洋側からお越しになられる皆様からは、必ずと言っていいほど旅行当日の積雪を心配するメールが送られてきます。 1月下旬に差し掛かる現在までの状況を元に、今年の冬の金沢の積雪量を予想しますと、今年は普通の冬です。10~20cmほど雪が降ってもすぐに溶けて、また10~20cmほど積もってすぐ溶ける。その繰り返しになりそうです。 この記事を書いている1月21日現在の金沢を一言で表現すると「雪化 ...

兼六園の入園者数が有料化以降の最少に

2022年1月13日付の北國新聞に、2021年の兼六園の入園者数が、有料化された1976年 (昭和51年)以降で最小を記録したという記事が掲載されていました。 昨年の兼六園の入園者数は87万9,359人で、前年比で30万7,179人の減少となり、2020年に続き2年連続で過去最少を更新しました。新型コロナの影響で約3か月間閉園したことや観光客の激減が要因で、特に外国人の入園者はコロナ前の約1%に急減しました。 兼六園が閉園されたのは5月12日~6月13日、7月31日~9月30日の約3か月間でした。昨年10 ...

SAMURAIパスポートと周辺の飲食店がタイアップ

SAMURAIパスポートは終了しましたSAMURAIパスポートから「文化の森おでかけパス」へ ---- 2022年1月7日付の北國新聞に、金沢城周辺の観光・文化施設の共通入場券「SAMURAIパスポート」を、周辺の商店街と連携させるという記事が掲載されていました。 記事によると、石川県では「SAMURAIパスポート」と飲食店などの店舗を連携させる予定で、SAMURAIパスポートを店に提示すると様々な特典が受けられる制度をはじめます。1月下旬から開始の予定です。 金沢市中心部の長町武家屋敷跡と本多の森を結ぶ ...

コロナ禍に見舞われた金沢にも年の瀬

コロナ禍に見舞われた2021年も終わろうとしていますね。 石川県では、12月の下旬に入って病院で新型コロナの大規模クラスターが発生したものの、それ以外では新規感染が収束していることもあってか、表面上はコロナ以前と変わらぬ年の瀬を迎えています。 毎年、地元メディアで報じられる年末の風物詩が金沢城公園・橋爪門一の門の「数の子飾り」です。数の子飾りとは藁を垂らした全長5.4mの「しめ飾り」で、数の子に見えるように両脇が短くなっています。 子孫繁栄の願いを込めて飾られたと伝えられており、浮世絵師・巌如春の「加賀藩 ...

金沢版トレビの泉「金城霊沢」の小銭が回収されました

本日は年末のちょっとしたトピックをひとつお届けいたします。 “金沢版トレビの泉”のひとつ「金城霊沢」に投げ入れられた小銭が回収されました。18日の時点では多くの小銭が見られましたので、清掃作業が行われたのは最近のことのようです。年末の大掃除が行われたのかもしれませんね。 コロナ以前の金沢はイタリアからの観光客が多いこともあってか、市内の水辺にコインが投げ入れられるようになりました。金城霊沢以外では、兼六園の栄螺山の手水鉢と、金沢駅地下広場の水辺も “金沢版トレビの泉”です。 小銭が回収されてすっきりと 金 ...

何するカトゥーン?の金沢ロケは通好みのスポット

テレビ番組のロケ地#23 10月25日の深夜に『何するカトゥーン?』の金沢編がフジテレビで放送されましたね。この番組は関東ローカルだったことから、私はTVerの無料配信で見ました。 番組のロケ地は金沢駅、犀川沿い~鮨処あいじ、金城霊沢~金沢神社、今井金箔本店でした。バラエティ番組の金沢特集でオープニングの定番となっている金沢駅以外は、観光客の方があまり訪れないスポットです。 言い方を変えると、金沢通の人が行きそうなスポットばかりでした。このページではロケ地をご紹介します。 オープニングは金沢駅の鼓門前 の ...

鈴木大拙館が10周年。金沢通の絶賛スポットに成長

2021年10月19日付の北國新聞に、無の境地を演出する鈴木大拙館が開館10周年を迎え、記念の茶会が開かれたという記事が掲載されていました。 『和(やわらぎ)』の世界と名付けられた記念茶会では、茶道裏千家・今日庵業躰の奈良宗久さんが亭主を務め、大拙と親交のあった茶道裏千家・前家元の千玄室氏を正客に迎えました。 「水鏡の庭」に囲まれた「思索空間」に設けた立礼席では、千氏が茶会のために手掛けた軸「茶禅同一味」や大拙の書が掲げられ、和菓子は水面に映る月を表した「水月」が用意されました。 鈴木大拙は著書「禅と日本 ...

高校スポーツ最古の大会「高校相撲金沢大会」開催

観光客の方には全くと言っていいほど知られていませんが、金沢には高校スポーツの聖地があります。それが卯辰山相撲場です。高校相撲金沢大会の会場となる相撲場で、少し無理をすれば、ひがし茶屋街からも歩いて行けます。 2021年10月11日付の北國新聞の1面トップは、今年で105回目を迎えた『高校相撲金沢大会』の記事でした。1面だけではなく、スポーツ面見開き、社会面見開きの計5ページが高校相撲の記事で埋められていました。 団体戦では鳥取城北高校が5度目の優勝を飾り、地元の金沢学院大学付属高校が準優勝しました。個人戦 ...

金沢文芸館で五木寛之文庫をリニューアル

2021年9月30日付の北國新聞に、金沢文芸館の「五木寛之文庫」が10月1日にリニューアルオープンするという記事が掲載されていました。 リニューアルでは、五木さんの作家生活の出発点となった1965年(昭和40年)~1969年(昭和44年)の金沢在住時代に焦点をあて、北國新聞の紙面パネルや原稿など213点が展示されます。展示替えは2005年の開館以来初めてです。 目玉の展示として、五木さんが金沢で生活した約4年半で携わった約120の執筆や対談、作詞の仕事を一覧できるコーナーを設けました。 また、1966年の ...

兼六園に21美-金沢の文化施設が10/1より再開

ようやく金沢の観光文化施設も全面再開です。9月30日の新型コロナウィルス「まん延防止等重点措置」の解除にともない、10月1日から兼六園をはじめとする観光施設と、金沢21世紀美術館などのミュージアムが再開されます。 兼六園と金沢城公園については閉鎖されていた屋内施設も入館が可能となります。具体的には、兼六園ではお茶室の時雨亭、金沢城公園では五十間長屋、河北門、鼠多門、お茶室の玉泉庵などです。 ただし、お茶室の時雨亭と玉泉庵については、お客様は氏名と連絡先を記さなければなりません。これはコロナの感染拡大を契機 ...

金沢おどりが2年ぶりに開幕。石川県立音楽堂

金沢で9月下旬の「秋分の日」の風物詩として定着している『金沢おどり』が2年ぶりに開幕しました。会場は、金沢芸妓の準ホームとも言える石川県立音楽堂邦楽ホールで、9/23~9/26の4日間にわたって開催されます。 ひがし茶屋街、にし茶屋街、主計町茶屋街の三茶屋街の芸妓さんが総出演する金沢おどりは2004年9月に第1回が開催され、2021年の今年で第18回を数えます。ちなみに、2020年の第17回は新型コロナの影響で中止されました。 ひがし茶屋街 三茶屋街にもコロナ禍が直撃 2021年9月24日付の北國新聞では ...

国立工芸館の独立が待ち遠しい。ぜひ事務所棟も展示室に

金沢市は新型コロナの「まん延防止等重点措置」が9月30日まで延長されたのにともない、兼六園や金沢21世紀美術館などの文化観光施設の休園・休館も9/30まで延長されました。 観光関連のニュースのない金沢で、国立工芸館に関するニュースがありましたのでご紹介しましょう。 国立工芸館の独立に向け覚書締結 2021年9月10日付の北國新聞によると、国と石川県、金沢市は東京から金沢に移転した国立工芸館の独立に向けて覚書を交わしました。国立工芸館は昨年10月の移転後も東京国立近代美術館の分館に位置付けられており、日本海 ...

金沢市「まん防」延長で兼六園休園は9/30まで

9月11日追記 金沢市に適応されている「まん延防止等重点措置」の9/30までの延長にともない、9/12までとされていた観光文化施設の休園・休館が9/30まで延長されました。 2021.8.1掲載 石川県以外にお住まいの方も既にご承知かと思いますが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、金沢市に再び「まん延防止等重点措置」が適応されることになりました。期間は8月2日(月)~8月31日(火)です。 まん延防止の適応にともなって、兼六園をはじめとする金沢市内の観光施設および文化施設が休園・休館となります。 兼六園 ...

21美のプールが予約制に。観光客の方はご注意を

「スイミング・プール」地下部への入場予約に関して、これまでは、1週間前からの「事前予約」と当日午前9時からの「当日順番待ち受付」がありましたが、2023年11月18日(土)から「事前予約」が廃止され「当日順番待ち受付」のみとなります。詳しくは下記をご参照ください。 21世紀美術館のプール地下部への予約が当日予約のみに ---- 金沢21世紀美術館では、人気作品『スイミング・プール』の地下部への入場における混雑緩和策として「事前予約」と「当日順番待ち受付」システムが導入されました。 今回の新しい入場システム ...

オリンピック開幕日の金沢は観光客で賑わいました

昭和39年(1964年)以来、57年ぶりに夏の聖火が戻ってきた東京オリンピックの開幕日、金沢は多くの観光客で賑わいました。コロナ前の行楽シーズンに見られた激混み状態ではないものの、明らかに多いと感じるほどの人出でした。 金沢駅の鼓門前には記念撮影をする観光客が集まり、コンコースの「おみやげ処」は大盛況でした。 ひがし茶屋街は、4月以降ずっと人通りが少なく営業していないお店も目立っていましたが、ほぼすべてのお店が営業を再開し、イチゴ大福や金箔ソフトのお店も、以前のような長蛇の列ではないものの列ができていまし ...

7月1日の金沢は「氷室まんじゅう」を食べる日

和菓子処の金沢では、年に2回、どこの和菓子屋さんにも並ぶ「季節の和菓子」があります。ひとつはお正月の「福梅」、もうひとつが7月1日の「氷室まんじゅう」です。金沢市だけではなく旧加賀藩エリア全体に残る習慣です。 100年以上続く老舗の和菓子屋さんから家族経営の小さな和菓子屋さんまで、金沢市内の和菓子屋さんの店頭に氷室まんじゅうが並びます。 1月1日と7月1日。半年に一度めぐってくる季節の和菓子の伝統は、加賀百万石の城下町ならではと言えるでしょう。6月下旬になると、和菓子屋さんの入口には「氷室まんじゅう」「氷 ...

『いのちの停車場』の金沢ロケは暗がり坂など

テレビ番組のロケ地#19-2 吉永小百合さん主演の『いのちの停車場』が封切られましたね。私は封切日の5/21(金)にイオンシネマ金沢フォーラスで見てきました。 金沢が舞台の映画ということでチケットが取れるかどうか心配だったのですが、金沢市が範型コロナの「まん延防止等重点措置」に指定されていることもあってか予想よりも少なく、お客さんは1/4ほどの入りでした。 映画館では上映中に飛沫を飛ばしながら喋る人はいませんので、感染の危険性は低いのではないでしょうか。とはいえ、やはりコロナ禍のご時世ということで、金沢で ...

ミシュラン2021。金沢では28店に星付き

2021年5月19日(木)の地元テレビ局のローカルニュースでは、ミシュラン格付店の発表が取り上げられていました。また、5月20日付の北國新聞にもミシュランの話題が掲載されていました。 北國新聞によると、飲食店や宿泊施設の格付け本「ミシュランガイド北陸2021特別版」の掲載店が5月19日に発表され、前回(2016年)の格付けで二つ星だった「料理 小松」(金沢市幸町)が石川県で初めて三つ星を獲得しました。 「料理 小松」のオーナーシェフの小松隆行さんは、北國新聞の取材に対し「評価されてとても嬉しい」とコメント ...

コロナの感染拡大で兼六園休園、21美休館

6月14日の「まん延防止措置」の解除に伴い、現在はオープンしています。 2021.5.13掲載 金沢市では、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、5月12日(水)~5月31日まで市内の有料観光地や文化施設が休館となっています。 まず、石川県が管轄する施設では兼六園が全面休園です。同じく石川県管轄の金沢城公園については屋外の無料ゾーンへの入園はできますが、有料の屋内施設である菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は閉館です。 また、屋内施設では、常時無料公開の河北門と鼠多門をはじめ、定期的に内部が公開される石川門、三十 ...

金沢港に551日ぶりクルーズ船が寄港

2021年4月3日付の北國新聞に、金沢港に日本船籍最大のクルーズ船・飛鳥Ⅱが寄港したという記事が掲載されていました。クルーズ船の金沢港への入港は2019年9月29日以来、551日ぶりで、金沢港クルーズターミナル竣工後では初めてとなりました。 金沢港は豪華客船を間近で見ようと大勢の人で賑わい、ターミナルへの来館者数は過去最多の9,480人を記録しました。 ターミナル竣工後で初めて 郵船クルーズが運航する飛鳥Ⅱは佐世保港発着の旅の途中で、4月2日の午前8時半ごろに無量寺埠頭に到着しました。乗客70人は谷本石川 ...

観光エリアの歩道の道標が新しくなりました

2021.3.31掲載 本日は、桜が満開の金沢から街中の小さな動向をひとつ。 金沢観光エリアでは、歩道に「兼六園 350m ➡」というような道標シールが貼られています。金沢を訪れた方の中で、観光名所から観光名所へ歩いて移動された方でしたら、このシールを目にされた方もいらっしゃることでしょう。 例えば、近江町市場が面する武蔵交差点からひがし茶屋街に行きたい方がバス乗り場を探している時に「ひがし・主計町茶屋街 820m ➡」と記された道標シールを目にすれば、この方向に10分ちょっと ...

金沢駅「あんと」にスイーツゾーンを新設

2021.3.26掲載 本日は金沢駅の話題をひとつ。金沢駅のおみやげコーナーとして観光客の方に大人気の「あんと」に、このたび洋菓子のスイーツゾーンが新設されました。少し前から改装工事中でしたが3月19日(金)にオープンしました。 金沢は、京都、松江とともに三大和菓子処のひとつと称されることもあって、これまで「あんと」は老舗和菓子屋さんの和スイーツが集まる売り場という印象でしたが、新設された洋菓子ゾーンが金沢の新たな魅力につながればいいですね。 和菓子が美味しければ洋菓子も美味しいはず!と断言するのは自信過 ...

金沢城公園・大手堀の桜の老木を植え替え

2021年3月25日掲載 3月23日付の北國新聞に、金沢の桜の名所のひとつである金沢城公園の大手堀沿いで、老木化したソメイヨシノ15本が成木や苗木に植え替えられ、市民から残念がる声が上がっているという記事が掲載されていました。 大手堀を管理する金沢市によると、伐採した桜は樹齢30年~50年で、内部に虫食いがあり倒木の恐れがある木もあったとのことで、新たに樹高約4メートルの成木9本と苗木4本を植えました。大手堀沿いの散策路約200メートルに既存の桜を含む23本が並びます。 日本樹木医会石川県支部の支部長さん ...

片町と金沢駅で思い出ピアノの利用再開

2021年3月23日付の北國新聞に、金沢駅もてなしドーム地下広場と片町きらら広場で、自由に演奏できる「思い出ピアノ」の利用が再開されたという記事が掲載されていました。 街中のアクセサリーとして定着していたピアノは、2020年4月に新型コロナウィルス感染拡大防止のため使用を中止していましたが、感染状況が落ち着いたため利用を再開しました。利用者は久しぶりにピアノに触れ、楽しげなメロディを奏でていたそうです。 ピアノが撤去されていた片町きらら広場 コロナ感染防止で休止していました 思い出ピアノは、かつて小中学校 ...

しいのき迎賓館が国の有形文化財に

2021年3月20日付の北國新聞に、旧石川県庁舎を改築した「しいのき迎賓館」と、安江町の旧新保商店の店舗と主屋が、国の有形文化財に答申されたという記事が掲載されていました。 しいのき迎賓館は、国会議事堂の設計者の一人である矢橋賢吉氏が設計し、1924年(大正13年)に竣工しました。正面玄関前にある樹齢300年余の「堂形のシイノキ」と一体になった格調の高い外観で、外壁には昭和初期に流行したスクラッチタイル(線状模様)をいち早く取り入れました。 2003年に石川県庁が移転するまで約80年にわたり県政を支えまし ...

兼六園で雪吊りを外す作業が始まる

2021年3月16日付の北國新聞に、兼六園の雪吊りを外す作業が始まったという記事が掲載されていました。 記事によると、雪吊り外しは15日の月曜日から開始されました。庭師が支柱から放射状に張られた縄を手際よく片付けると、来園者は春の装いへと変わった名木を眺めていたそうです。 兼六園では、松の大木からツツジなどの低木までの約800か所で順に取り外し作業が行われます。最終日の3月22日(月)に園内随一の枝ぶりを誇る唐崎松(からさきのまつ)と玩月松(がんげつのまつ)の雪吊りを外します。 石川県金沢城・兼六園管理事 ...

金沢城二の丸御殿の復元に向けて基本設計に着手

2021年2月14日の北國新聞に、1881年(明治14年)に焼失した金沢城「二の丸御殿」の復元に向けて、基本設計に着手するという記事が掲載されていました。 今年度の埋蔵文化財調査で、藩主が執務を執った「表向(おもてむき)」の位置をほぼ特定したことなどから、復元への第一歩として、表向の正面周辺の基本設計に取り掛かるとのことです。 石川県は二の丸御殿の最初の復元範囲を、表向の約1800坪のうち、造りや装飾に金沢城らしい特徴があったとされる玄関や大広間、書院など主要部の約1000坪とする方針を固めています。 第 ...

金城霊沢への「投げ銭」の自粛要望に大きな疑問

2001年2月3日の北國新聞に、兼六園の金城霊沢(きんじょうれいたく)が『金沢版トレビの泉』になっていることに対して、管理する金沢城・兼六園事務所と金沢神社が困惑しているという記事が掲載されていました。 記事によると、硬貨が投げ入れられることで、湧泉が汚れたり、硬貨が周辺に散らばったりするため、管理事務所では「できればやめてほしい」と呼び掛けています。 管理事務所と金沢神社の言い分は? 管理事務所の担当者は「やむを得ず回収している。大っぴらに禁止とは言わないが、小銭を投げ入れる場所ではない」とのこと。硬貨 ...

鈴木大拙館の開館以来の入館者が50万人に

2021年1月18日付の北國新聞に、鈴木大拙館のオープン以来の入館者数が50万人に到達したという記事が掲載されていました。2011年10月の開館から約9年3か月での達成となります。 記事によると、50万人目の入館者となったのは金沢市在住の40代の男性会社員の方で、一緒に来館した家族とともに記念品が贈られました。写真を見ると、お婆さん、お父さん、お母さん、お子さんの4人での来館でした。 節目の入館者となったお父さんは鈴木大拙館への来館は初めてで、石川護国神社へ参拝した帰りに足を運んだとのことです。 木村宣彰 ...

ひがしのお茶屋「藤乃弥」が山とみの跡地に

2021年1月16日付の北國新聞に、ひがし茶屋街で2019年10月に閉店したお茶屋「山とみ」の跡地に、お茶屋の「藤乃弥」が移転するという記事が掲載されていました。移転オープンは1月16日(土)です。 藤乃弥は、元芸妓さんで女将の吉川弥栄子さんが2013年に開業したお茶屋で、裏通りの三番丁に看板を掲げてきました。 記事によると、山とみの閉店で跡地の利用が課題となる中、茶屋街の風情を守るためにも、茶屋として存続させてほしいと願う声がなじみ客から上がり、家賃が3倍以上になるのを覚悟で移転を決めたそうです。 一番 ...