お茶室で「抹茶と和菓子」

金沢の思い出スポット #8

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金沢は21世紀に入って観光都市として一気に進歩した街です。

2004年に現代アートの金沢21世紀美術館がオープンし、2005年には金沢駅に斬新なデザインの「鼓門」と「もてなしドーム」がお目見えしたことで、古いだけだった街に新しい時代の潮流を感じられるようになりました。

新しい時代のシンボルが登場したことで、金沢の街では、それまでは敬遠されていた古くから伝わる嗜みが “お洒落” と言われるようになりました。

その代表的な現象が着物レンタルです。今では、ひがし茶屋街兼六園長町武家屋敷跡などの観光名所では、きもの姿の女性を見かけることが当たり前の光景となりました。

そして、全国から訪れる女性観光客の着物姿に刺激されるように、金沢で生まれ育った女性たちも着物で街へと出て行く機会が増えています。

もうひとつ、今の金沢でお洒落な嗜みとなってきているのが抹茶です。

西田家庭園玉泉園の灑雪亭(さいせつてい)




左手に載せて、右手で手前に2度回す

金沢観光の中で “ちょっと一休みしたいな” と思われた時にお薦めなのが、お茶室での抹茶休憩です。

ひがし・にし・主計町の各茶屋街をはじめとする街角のカフェでも、抹茶をメニューに載せているお店が多く見られます。でも、折角でしたら、お座敷に腰を下ろしてゆっくりと庭園を眺めながら味わいたいものです。

基本的なポイントですが、抹茶を楽しまれる際は必ず和菓子とセットになります。

最初からお盆に抹茶と和菓子が載せられて出てくるお茶室もありますが、本格的なお茶室では、まず和菓子だけが出てきます。そして、和菓子を食べ終わった後に抹茶が用意されます。

抹茶と聞くと、正式な作法を取らないといけないのではないかと思われる方も多いかと思いますが、決してそんなことはありません。

多くのお茶室では「どうぞ楽にしてください」と言ってくれます。ちなみに、私はお茶室の毛氈に座る時は “あぐら” です。

茶道を習っている人においては色々と厳格な作法が決められていますが、素人さんが嗜む際のお茶の作法は簡単です。

まず、左手の手のひらに茶碗を載せます。そして、右手で手前に2度回します。

大樋焼窯元では大樋長左衛門作の器が選べます

表千家と裏千家の違いは素人でも分かります

お茶室では、抹茶と和菓子を出した後に給仕をする人が奥に下がるお茶室もあれば、お客様が飲み終わるまでお客様の前に留まるお茶室もあります。

お客様の前に留まるお茶室の場合は、飲み始める前に給仕をする人に作法を確認されるのもいいでしょう。また、お客様の少ないタイミングでしたら、飲み終わった後に給仕の方との歓談を楽しむこともできます。

ご存知のとおり、茶道には表千家と裏千家があります。金沢は千仙叟宗室の流れを汲む裏千家の方が多いようですが、長町近辺には表千家のお茶室も見られます。

お茶の点て方で表千家と裏千家の違いが分かります。簡単にご説明しますと、泡が多く黄緑色になって出てくるのが裏千家です。一方、濃い緑色が残っていてもいいのが表千家です。

このページでは、庭園や美術館などで本格的な抹茶を楽しめるお茶室をご紹介します。

それぞれのお茶室の写真をご覧になると、お座敷形式のお茶室では向きが同じカットが多いことに気が付く方もいらっしゃることと思います。

日本の伝統的な茶道では、お茶を嗜む人の左手に庭園が置かれるのかもしれませんね。

お茶室で抹茶を味わえる庭園と美術館

日本庭園

金沢城公園・玉泉庵

お茶室から玉泉院丸庭園が一望できます。表千家と裏千家の方が一緒に仕事をしています。料金は抹茶と和菓子のセットが720円です。

住所:金沢城公園内
TEL:076-221-5008
料金:抹茶+生菓子 720円
時間:午前9時~午後4時30分(正午~午後1時の間は清掃のため入館できません)
休園:12月29日~1月3日
撮影:お茶室の撮影OK
玉泉庵ホームページ

玉泉院丸庭園-金沢城公園に復元された庭園美


兼六園・時雨亭

兼六園の中に位置しているだけあって、海外からの観光客も含め多くのお客様が訪れます。料金は抹茶と生和菓子のセットが720円、煎茶と和菓子のセットが310円です。

住所:兼六園内
TEL:076-232-8841
料金:抹茶+生和菓子 720円、煎茶+和菓子 310円
時間:午前9時~午後4時30分
休園:12月29日~1月3日
撮影:お茶室の撮影OK
時雨亭ホームページ

兼六園での楽しみの一つ“茶店で抹茶と和菓子”


西田家庭園玉泉園・灑雪亭

裏千家・初代宗室の千仙叟宗室の茶室『灑雪亭』で、本格的な裏千家のお茶が味わえます。料金は入園料が700円、呈茶(抹茶+和菓子)が800円です。

住所:金沢市小将町8-3
TEL:076-221-0181
料金:大人 700円、高校生 600円、小中学生 500円/抹茶付き入園料 大人 1,500円、高校生 1,400円、小中学生 1,300円
時間:午前9時~午後5時(12月は午後4時まで)
休園:毎週水曜日。※12月25日~2月末日は冬期休園
撮影:庭園およびお茶室の撮影OK
西田家庭園玉泉園のホームページ

西田家庭園玉泉園-ここは金沢の庭園美の礎


寺島蔵人邸・乾泉亭

寺島家の家紋が入った落雁と、乾泉の文字が入った大樋焼の器に旧家の趣きを感じます。料金は入館料が300円、呈茶(抹茶+干菓子)が300円です。

住所:金沢市大手町10-3
TEL:076-224-2789
料金:一般 300円、65歳以上 200円、高校生以下 無料/抹茶料 300円
時間:午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
休館:展示替え期間、年末年始
撮影:展示室・お茶室の撮影OK。ただしフラッシュ撮影は禁止です。
寺島蔵人邸ホームページ

寺島蔵人邸では抹茶を味わいながら庭園鑑賞


野村家庭園・不莫庵

ミシュラン二つ星の評価を受けた庭園を見下ろしながら、時がゆっくりと流れていきます。料金は入場料が550円で、抹茶と干菓子のセットが300円です。

住所:金沢市長町1-3-32
TEL:076-221-3553
料金:大人 550円、高校生 400円、小中生 250円/抹茶料 300円
時間:4月~9月 午前8時30分から午後5時30分(入館は5時まで)/10月~3月 午前8時30分から午後4時30分(入館は4時まで)
休館:12月26日・27日
撮影:展示室・お茶室の撮影OK
野村家庭園ホームページ

野村家庭園-ミシュランが二つ星を付けた名所


美術館

大樋美術館・芳土庵

歴代の大樋長左衛門作の器の中から、お好みの器で裏千家のお茶を味わうことができます。料金は入館料が700円で呈茶(抹茶+和菓子)付きの入館料が1,500円です。また、抹茶+和菓子のみの場合は1,000円となります。

住所:金沢市橋場町2-17
TEL:076-221-2397
料金:一般 700円、小中学生 500円(呈茶セット 一般 1,500円、小中学生 1,300円)
時間:午前9時~午後5時(入館は午後5時30分まで)
撮影:展示室および大樋ギャラリー内は撮影NG、お茶室は撮影OK
大樋美術館ホームページ

大樋美術館-350年の歴史を継ぐ大樋焼の殿堂


金沢市立中村記念美術館・呈茶室

中村コレクションからお好きな器を選んで、窓の外に広がる緑を眺めながら休憩できます。料金は入館料が300円、茶菓(抹茶+干菓子)が300円です。

住所:金沢市本多町3-2-29
TEL:076-221-0751
料金:一般 300円、65歳以上 200円、高校生以下 無料/呈茶料 抹茶+干菓子 200円、抹茶+半生菓子 300円
時間:午前9時30分から午後5時(入館は4時30分まで)
休館:展示替え期間、年末年始
撮影:お茶室の撮影ok、展示室の撮影はNG
金沢市立中村記念美術館ホームページ

中村記念美術館-茶道具や古九谷のコレクション



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