2021年2月14日の北國新聞に、1881年(明治14年)に焼失した金沢城「二の丸御殿」の復元に向けて、基本設計に着手するという記事が掲載されていました。 今年度の埋蔵文化財調査で、藩主が執務を執った「表向(おもてむき)」の位置をほぼ特定したことなどから、復元への第一歩として、表向の正面周辺の基本設計に取り掛かるとのことです。 石川県は二の丸御殿の最初の復元範囲を、表向の約1800坪のうち、造りや装飾に金沢城らしい特徴があったとされる玄関や大広間、書院など主要部の約1000坪とする方針を固めています。 第 ...