近江町市場をWEB観光-のどぐろも並ぶ食材の観光名所

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近江町市場 (おうみちょういちば)

金沢の観光名所 #8

近江町市場は金沢市民の台所として親しまれてきた市場で、金沢では「おうみちょう」と言えば近江町市場を指します。何と言っても新鮮なお魚が最大の売りで、今も家庭の「ハレの日」には、主婦の皆さんが近江町へ食材の買い出しに訪れます。

観光で訪れる方の多くが、近江町市場でのお楽しみに海鮮が山盛りになった「海鮮丼」を挙げています。地元の人たちは近江町で海鮮丼を食べることはありませんが、あれだけ海鮮が盛ってあれば美味しくないことはないでしょう(笑)。

2021年に開場300周年を迎える近江町市場の特徴は、鮮魚店が集まるエリアと、青果店が集まるエリアに分かれていることです。このことから、並んでいるお店を見比べながら品定めすることができます。

魚屋さんが集まるエリアは「ザ・近江町」

近江町市場は金沢駅から一番近い観光名所で、金沢駅のシンボル・鼓門からは歩いて10分少々で到着します。「近江町」と記された赤いロゴが目印です。ちなみに、金沢では「近江町」と言えば近江町市場のことです。

金沢駅からバスで行かれる方は8~10番のりばに最初に入線するバスに乗ると、2つ目のバス停が「武蔵ヶ辻・近江町市場」です。バスから降りた後は、すぐ右手の「エムザ口」からお買い物を始めると効率的です。

近江町市場には10カ所以上の出入口がありますが、このページでは、最も利用者の多い「エムザ口」から入って、市場内を一回りご案内しましょう。

このロゴが見えたら、そこが近江町市場です

近江町市場が3分でわかる画像集

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魚屋さんが集まる鮮魚通りから

近江町市場のエムザ口を入ると鮮魚通りに入ります。その名のとおり、鮮魚店が集まっている通りです。

鮮魚通りは「ザ・近江町」とも言える通りで、杉本水産、清商店、川木商店、新力水産、忠村水産、三洋商店、島田水産、大口水産、大松水産、ヤマカ水産、一念大助と、10軒以上のお魚屋さんが並んでいます。

大きな店舗もあれば、小規模のお店も見られますが、いずれのお店も長年にわたって近江町で営業を続けています。地元の主婦には、それぞれに贔屓のお魚屋さんがあります。

鮮魚通り

近江町市場への行き方

観光で訪れる方は、カニ、エビ、のどぐろなどを宅配で送られる方も多いことと思います。近江町市場を歩いていると、宅配便の送り状に自宅の住所を記入されている観光客の姿を多く見かけます。

また、観光で訪れる方には、鮮魚よりも真空パックされた魚介類が人気のように感じます。

石川県では「のど黒」も獲れます
水曜定休のお店が多いのでご注意を
近江町市場では営業時間や定休日はお店によって違います。朝の開店時間については早いお店で8時、遅いお店で9時。閉店時間については早いお店で16時30分、遅いお店で17時30分といった感じです。
水曜日が定休日というお店が多いので、訪れたい観光名所の中でも近江町市場の優先順位が高い方は、水曜日は避けた方が良いかもしれません。ちなみに、金沢の街全体が水曜日を休業とする慣習になっています。

海鮮丼は空いているお店にサッと入る

観光客の方のお目当ての海鮮丼については、市場の1階に10カ所ある出入口の近くで多く見かけます。ここで、近江町市場で海鮮丼を食べたいと思われている方へのアドバイスです。

ランチタイムになると海鮮丼のお店の前には行列ができます。以前ですと、平日はそれほどの混み具合ではなかったのですが、近頃では平日にも行列が見られるようになりました。

開店前から行列ができる「もりもり寿司」

それほど待たずに海鮮丼にありつくコツは、行列のできていないお店を見つけたら迷わずに入ることです。「このお店で食べよう」と決めている場合は列に並ぶのも良いと思いますが、お店指定のない方は、空いているお店を見かけたらサッと入るのがコツです。

なぜなら、海鮮丼は味に差が出にくいメニューだからです。日本料理でしたら、同じ食材でも料理人によって味に差が出ますが、海鮮丼は、基本的にご飯の上に寿司ネタが載っているだけです。魚の仕入れ元も同じですから鮮度もそれほど違わないと思います。

今や近江町市場の代名詞・海鮮丼

近江町市場の見どころ vol.3
食の観光地・近江町市場はお食事処もいっぱい

金沢の観光名所は1日で回れます



上通りから青果通り経由で新通りへ

近江町市場は面状に広がっている市場です。直線に伸びる鮮魚通りと青果通りをメインに、緩やかにカーブする上通り、中通り、新通りの3本の通りが交わっています。

方向感覚に自信のない方は少し迷われるかもしれません(笑)。

エムザ口から鮮魚通りに入って3つ目の路地が上通りです。はじめて訪れる方は大口水産の角を左に曲がって上通りに入ってください。

出入口や通りの名前を覚えるのも楽しみ

鮮魚通りと青果通りは、それぞれ魚屋さんと八百屋さんが集まっている通りですが、上通り、中通り、新通りは、スーパーマーケットのような大きな店舗や、お花屋さん、呉服屋さん、和菓子屋さんなどの食材以外のお店が多いのが特徴です。

上通りを進んでいくと、海鮮丼の「近江町市場寿し」に突き当ります。そして、左に曲がると青果通りです。

青果通り

近江町市場への行き方

観光で訪れる方は“加賀野菜”というネーミングに興味を持たれる方が多いようです。

加賀野菜とは、1945年(昭和20年)以前から、金沢および石川県で生産されている野菜の中から15品目を認定した地域ブランドです。

五郎島金時ってご存知ですか?これは金沢産の「さつまいも」のことです。

また、金時草と書いて何と読むと思いますか?これは「きんじそう」と読みます。葉の表が緑色で、裏が赤紫色の“菜っ葉”です。私的には加賀野菜と言えば冬の「からし菜」ですかね。ブランド名は「二塚からしな」と言います。

「加賀野菜」は石川県の地域ブランド
藩政期の近江町市場は2つの市場でした
近江町市場は正式には「金澤青草辻近江町市場」と言います。藩政期には青果市場の青草辻と鮮魚市場の近江町市場の2つの市場がありました。現在の中通りの下には藩政期のお堀が流れており、お堀の内側が近江町市場、外側が青草辻でした。
現在の近江町市場の利便性は、魚屋さんが集まるエリアと八百屋さんが集まるエリアに分かれていることですが、それは、昔、2つの市場に分かれていたことの名残りです。

正式名称は金澤青草辻近江町市場

青果通りから新通りへと入ります。

新通りから鮮魚通りへと出ると、とりあえず近江町市場を一回りすることになるのですが、観光で訪れる方には、青果通りから新通りへと曲がるところで、ぜひご案内したい撮影スポットがあります。

その撮影スポットとは近江町市場の標柱です。1904年(明治37年)に石川県から認可を受け公の市場となったことを示しています。昔は木柱でしたが、2009年に「近江町いちば館」の竣工を機に石柱に変わりました。

近江町市場の正式名称は「金澤青草辻近江町市場」と言います。ただ、金沢で暮らす人たちの普段の会話で「青草辻近江町市場」と言うのは長過ぎることもあって、青草辻が外されて市場全体が近江町市場と呼ばれるようになりました。

市場の標柱は「むさし口」の横にあります

新通りは、近江町いちば館の竣工にともなって誕生した新しい通りで、2階がゆっくりできるレストラン街に、地下1階はサクッと食べられるフードコートになっています。

新通り

近江町の新たな潮流はイートイン

北陸新幹線の開業以降、観光で訪れる方が飛躍的に増えたことを受けて、近江町市場では「イートイン」を導入するお店が増えています。以前は、イートインと言えばフルーツショップでしたが、今では、カキやエビをその場で食べるのが人気です。

鮮魚のイートインについては、TVのバラエティ番組でよく紹介されています。特に、人気のタレントさんが食したお店には長蛇の列ができています。

小腹が空いている時はイートイン

近江町市場の見どころ vol.4
近江町市場の新しい楽しみ方「その場で食べる」

金沢には値引の慣習はありません
全国各地の市場の中には、お店とお客さんが値引き交渉を楽しむといった市場も見られますが、近江町市場では値引き交渉を目にすることはほとんどありません。なぜなら、金沢の街自体に値引きの慣習がないからです。
とはいえ、閉店間際には少し値引いてくれるお店もあるようですし、何万円というお買い物をしてくれたお客さんには「端数は引いておきますね」というお店もあります。

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