ひがし茶屋街-きもの女性が華になる街並み

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ひがし茶屋街 (ひがしちゃやがい)

金沢の観光名所 #3

金沢を代表する観光名所・ひがし茶屋街。1990年代まで旦那衆の遊びの場だった「東の廓」は、21世紀に入って和風のショッピングストリートへと変貌しました。近年は金箔ソフトや金箔コスメが大人気です。

ひがし茶屋街の町名は金沢市東山で、地元では東山や橋場町の名前で知られています。浅野川大橋から人の流れに乗って東山木町通りに入り、突き当りを左手に行くと、ひがし茶屋街のメインストリートの二番丁に出ます。

お向かいさんに気軽に声を掛けられるほどの道幅の通りには、2階建ての茶屋建築が立ち並んでいます。そして、石畳が敷かれた道にレトロな街灯が立ち、通りの先に卯辰山が見えます。

ひがし茶屋街は和装の女性が華になる街並みで、まるで映画やドラマのセットのような雰囲気です。

ひがし茶屋街が3分でわかる画像集




ひがし茶屋街では甘味処がお薦め

ひがし茶屋街には記念館のような建物もありますが、基本的には金箔工芸店や和風カフェなどの店舗が通常営業をしているショッピングストリートです。

通りに点在するカフェは “甘味処” と呼ぶ方が相応しいかもしれませんね。甘党の方は和菓子と抹茶のセットを食べ歩くのもお洒落です。ちなみに、金沢は京都、松江とともに国内の三大和菓子処に数えられています。

また、2階に客席のあるカフェに入って、ひがし茶屋街の風情のある雰囲気と賑やかな人通りを眺めるのも思い出のひとときです。

カフェの2階からの眺めも思い出に(波結)

ひがし茶屋街の見どころ vol.6
カフェの2階はひがし茶屋街を眺める特等席


21世紀の金沢のキーワード「金箔」

甘味処とともに、ひがし茶屋街の楽しみのひとつが工芸品店めぐりです。

今や金沢観光の定番となった金箔をはじめ、加賀友禅、九谷焼、加賀蒔絵、山中漆器などの工芸品をゆっくりと見て歩くと、あっという間に時間が過ぎていきます。

お店に並んでいるアイテムは、工芸や陶芸に詳しい方をうならせるような名品から、高校生が気軽に買える低価格帯の小物まで幅広く揃っています。

ひがし茶屋街は金箔推し(しつらえ)

ひがし茶屋街の見どころ vol.7
金箔工芸店はひがし茶屋街のお買い物の主役

気兼ねなく格子戸を開けてください
ひがし茶屋街のお店の入口は格子戸です。ドアなら普通に開けることができても、格子戸をガラガラと開けるのはちょっと気がひけるものです。ひがし茶屋街では、お客さんが入りやすいように格子戸を開けっ放しにしているお店も見られますが、雨が降っていたり、猛暑や極寒の日は格子戸を閉めてしまいます。
気になるお店がありましたら、どうぞ気兼ねなく格子戸を開けてください。

風情ある街並みはテーマパークのよう

ひがし茶屋街のメインストリートを歩いていると、テーマパークに来ているような印象を受けます。

かつては旦那衆が最先端のお座敷遊びを楽しんだエリアには、多くの女性が訪れるようになりました。今ではメインストリートを着物姿で歩くことがトレンドです。

風情のある街並みを和装で歩いていると、海外の観光客から「あなたの写真を撮影してもいいか」と尋ねられます。撮影をokすると、日本人の着物女性を外国人観光客が取り囲んで即席のフォトセッションが行われます。

きもの女性を囲んで即席のフォトセッション

ひがし茶屋街の見どころ vol.4
アイドル気分を満喫「ひがし茶屋街で着物」

金沢を観光してみたいかも



ひがし茶屋街はV字回復の街

ひがし茶屋街の前身である「東の廓」は、1820年(文政3年)から昭和初期にかけて金沢で最高の格式を誇る芸処として栄えました。

そして、ひがし茶屋街のある東山・橋場町エリアは、1960年代までは演芸場や映画館もある金沢でも有数の繁華街でした。

重要文化財の「志摩」に残る往時のお座敷

その後、東山・橋場町エリアは苦しい時期に入ります。戦後、金沢市の新興住宅地が市の南西の方角に広がって行ったことで、市の北東に位置している東山・橋場町から客足が遠のいていきました。

今にして思うと、1970年代から90年代にかけて、時代の流れから取り残されてしまったことは幸運でした。再開発の波に乗り遅れたことで旧い建物が取り壊されずに残ったのです。

そして、旧い街並みが残ったことで、東山・橋場町エリアは金沢を代表する観光名所として復活しました。

細い路地にも茶屋建築が並んでいます

人力車に乗って芸妓さんの気分に 

ひがし茶屋街は昔に比べて訪れる人の層がガラリと変わったとはいえ、今も6軒のお茶屋に13名の芸妓さんが所属しています。興味のある方は、現役のお茶屋を1件ずつ探して歩くのも楽しみのひとつです。

現在のひがし茶屋街では6軒のお茶屋が営業

ひがし茶屋街の見どころ vol.2
志摩(ひがし茶屋街)は金沢の茶屋文化の象徴


全国の人気観光地と同様に、ひがし茶屋街にも人力車が走っています。明治~大正期には、高級料亭のお座敷に呼ばれた芸妓さんは、人力車に乗って浅野川大橋を渡り、優雅にお座敷へ向かったと聞きます。

時折、お客さんを乗せた人力車とすれ違いますが、ひがし茶屋街の車夫はガイド役としてよく勉強していると思います。車夫の解説に耳を傾けながら、明治から大正にかけてのノスタルジーを体感してください。

ひがし茶屋街の人力車は東山木町通りから
ショッピングタイムは午後6時まで
ひがし茶屋街のカフェや工芸品店は、無休のお店もあれば定休日を設けているお店もあります。定休日はお店によってまちまちですが、金~日の3日間はほとんどのお店が営業しています。
営業時間については、以前は午後5時閉店が主流だったのですが、近頃では午後6時まで開いているお店も見られるようになりました。午後7時以降は、お茶屋さんやバーなどの “アダルトタイム” になります。

NEXT – 栄華を誇った「東の廓」の面影を残す茶屋建築

Higashi Chayagai
ひがし茶屋街

金沢の主要な観光名所は8つ
兼六園 | 金沢城公園 | ひがし茶屋街 | にし茶屋街 | 主計町茶屋街 | 長町武家屋敷跡 | 金沢21世紀美術館 | 近江町市場

ひがし茶屋街周辺にある「お立ち寄り」スポット
徳田秋聲記念館 | 金沢市立安江金箔工芸館 | 主計町茶屋街 | 泉鏡花記念館 | 金沢蓄音器館 | 金沢文芸館

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