金沢城公園をWEB観光-加賀百万石の城跡は巨大な迷路

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金沢城公園 (かなざわじょうこうえん)

金沢の観光名所 #2

金沢城公園は地元の人たちにとっては古くて新しい観光名所です。藩政期に加賀藩主・前田家の居城だった金沢城は、明治時代から先の戦争までは帝国陸軍が、戦後は金沢大学が所有していたことから、市民がお城に入れるようになったのは2001年のことです。

公園という名のとおり、21世紀の金沢城のシンボルとなっている「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」以外は入城無料です。歴史に忠実に復元していることから空地が多いのですが、復元された施設や石垣から加賀百万石の栄華を感じ取っていただければと思います。

左から橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓

金沢城~兼六園~金沢21世紀美術館は隣接していますので、3つまとめて回るといいでしょう。また、ひがし茶屋街、近江町市場、長町武家屋敷跡からも5~10分ほどの位置関係です。金沢城を上手く通り抜けると、金沢の観光名所を効率的に回れます。

ちなみに、兼六園と21美からは石川門、ひがし茶屋街からは大手門、近江町市場からは黒門、長町武家屋敷跡からは玉泉院丸口が最寄りの入城口で、隣接する兼六園と21美をはじめ、近江町市場と長町からはバスに乗るよりも歩いた方が早いです。

また、ひがし茶屋街から主計町茶屋街を経由して金沢城へ行く場合も、私なら迷うことなく歩きます。

このページでは、最も利用者の多い石川門から城内に入って、石川門から出るという想定で城内をご案内していきましょう。

石川門はかつて金沢大学の校門でした

金沢城公園が3分でわかる画像集

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石川門がメインの入城口です

金沢城への入口の中で最も利用者数が多いのが兼六園と直結する石川門です。国の重要文化財に指定されています。兼六園と金沢城を結ぶ石川橋は、金沢城で最初の撮影スポットです。

石川門を抜けて左手に行くと三の丸広場に出ます。三の丸広場に長大な姿を現わしているのが「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」です。この建物にお殿様が暮らしていたわけではなく、お殿様が暮らす「二の丸御殿」の防御の砦として建てられました。

五十間とは現代のサイズに直すと約90mで、両脇の櫓を含めると100mほどになります。横に長い建物ですので、カメラにうまく収まらないのが難点です(笑)。

お時間のない方は、三の丸広場から五十間長屋を眺めるだけでも十分です。

どの角度からの五十間長屋が好きですか?

金沢城公園への行き方

お殿様が暮らしたのは二の丸御殿

もっと金沢城を堪能したいという方は、橋爪門から二の丸広場へ出てください。

まず、五十間長屋の内部を見学したい方は二の丸広場に入口があります。元々は武器庫でしたので建物の中はガランとしていますが、伝統的な建築様式にご興味のある方でしたら見学する価値は十分にあります。また、菱櫓と橋爪門続櫓からの眺めは最高です。

二の丸は加賀藩主・前田家のお殿様が暮らしたエリアで、この場所に「二の丸御殿」がありました。二の丸広場には往時の御殿を写した貴重な写真が展示されています。

二の丸広場と五十間長屋

金沢城は、元々は一向宗(現在の浄土真宗)のお寺として築城されました。ここがお寺であったことを示すスポットが極楽橋で、橋を渡って重要文化財の三十間長屋をご覧になるのもお奨めです。

極楽橋と三十間長屋
金沢城は金沢御堂というお寺でした
金沢城は、1546年(天文15年)に現在の浄土真宗である一向宗の拠点として築城されました。1580年(天正8年)に柴田勝家によって攻略され、賤ケ岳の戦いを経て1583年(天正11年)に前田利家が入城しました。
その後、前田利家によって現在の金沢城の原型となる本格的な築城が行なわれました。利家が築いた天守閣は5層建ての豪華さだったとも伝えられていますが、1602年(慶長7年)に落雷によって焼失しました。

二の丸広場から橋爪門と反対方向に降りていくと、金沢城で一番のお花見スポットである内堀に出ます。お堀の水辺と石垣に沿って桜並木を歩いてみてください。

内堀が終わると三の丸広場に戻ってきます。

内堀は金沢城で一番のお花見スポット

撮影スポットをお探しの方は、三の丸広場にある河北門の展望台に上がられるのもお奨めです。この展望台は、横長の五十間長屋をとても良いアングルから撮影できる、金沢城の隠れたインスタ映えスポットです。

河北門は、新丸から三の丸への入場者を監視する門でした。ひがし茶屋街主計町茶屋街へ行かれる方は、新丸広場から大手門を出ると10分弱で主計町に到着します。また、近江町市場へ行かれる方は、新丸から黒門を出ると5分ほどで近江町市場です。

河北門

金沢の観光名所は1日で回れます



本丸跡地と玉泉院丸庭園

広大な敷地で起伏があり、奥に行くほど迷路のようになっていく金沢城は、どんどん奥へ足を踏み入れたくなる場所です。「もう少し奥へ行ってみたいけど、時間がないし…」というように、どこまで散策するかを決めにくいのが悩ましいところです。

お時間に余裕のある方やお城に興味のある方には、まだまだ見どころがあります。金沢城には天守閣がありません。前田利家公の時代には5層建ての立派な天守閣があったらしいのですが、冬の落雷で焼失してしまいました。

その昔、天守閣が存在したスポットが本丸園地です。本丸園地へは、二の丸広場の極楽橋から三十間長屋を過ぎて左手に散策路への入口があります。かつての本丸跡地は“散策路”と呼ぶのが相応しい雑木林となっています。

本丸園地の戌亥櫓跡からの眺め

金沢城公園への行き方

基本的にはハイキングコースのような舗装されていない山道ですが、戌亥櫓、丑寅櫓、辰巳櫓の3つの櫓跡が残されており、絶好の眺望スポットとなっています。また、本丸園地から降りてくると鶴の丸で、重要文化財の鶴丸倉庫が佇んでいます。

また、鶴丸倉庫の先には、鶴の丸休憩館という休憩スポットが用意されていますので、ちょっとひと休みされるのもいいでしょう。

鶴の丸休憩館

玉泉院丸庭園の抹茶はお薦めです

金沢城のもうひとつの見どころが玉泉院丸庭園です。かつては石川県立体育館だった場所で、2015年3月の北陸新幹線の開業に合わせて復元されました。

二の丸広場の極楽橋を渡らずに通り過ぎた先に、庭園へと降りていく回遊路があります。

池泉回遊式の庭園美とともに、色紙短冊積石垣と呼ばれる大きな石垣も見どころです。特に石垣マニアを自認される方でしたら、ぜひ見ておきたいスポットです。また、お茶室・玉泉庵で、抹茶と和菓子を楽しまれるのもお奨めです。

玉泉院丸庭園には玉泉院丸口という入場口があります。ここから金沢21世紀美術館長町武家屋敷跡香林坊尾山神社などのスポットへは徒歩5~10分ほどの距離です。

県立体育館跡に復元された玉泉院丸庭園

加賀百万石の城下町・金沢は、金沢城を中心に広がっていった街です。

お城が築かれたのは小立野台地の先っぽにあたる高台で、三方向が平地という防御に最適なロケーションに位置しています。そして、台地の先端が街の中心となったことで、金沢は坂道の多い街となりました。

広大な敷地ですので、兼六園をはじめ、ひがし茶屋街、近江町市場、長町武家屋敷跡、金沢21世紀美術館といった観光名所へはいずれも徒歩圏内です。金沢城を上手く通り抜ければ、金沢の街をショートカットできます。

金沢城には撮影スポットがいっぱいです
金沢城公園の利用案内
入園料
無料(五十間長屋だけは有料です)
開園時間
3/1~10/15  7:00~18:00
10/16~2月末日  8:00~17:00
早朝無料開放
3/1~3/31  5:00~6:45
4/1~8/31  4:00~6:45
9/1~10/15  5:00~6:45
10/16~10/31  5:00~7:45
11/1~2月末日  6:00~7:45
夜間ライトアップ
毎週金~土・祝前日/日没~21:00
五十間長屋への入館料
大人(18歳以上)320円、小人(6歳~18歳未満)100円。65歳以上の方は運転免許証や健康保険証などの公的な証明書があれば無料。最終入館時間は16:00です。
※「五十間長屋+兼六園」セット利用券が500円で販売されています。
金沢城公園ホームページ

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Kanazawa Castle
金沢城公園

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