Kanazawa, by Bus

金沢のバスは中央から乗って前から降ります

ひがし茶屋街の最寄りの停留所でバスの到着を待つ観光客の姿を見て、兼六園近江町市場も歩いて10分なのにと思ったことが、このサイトを作ったキッカケでした。

そのことから、当サイトでは観光名所から観光名所へ歩いて移動する道のりを、写真を交えてご紹介しています。

とは言え、真夏の炎天下や凍てつくような寒さの中では歩くのが苦痛でしょうし、雨の日には間違いなくバスに乗りたいですよね。そこで、このページでは、金沢観光におけるバスの活用方法についてご説明します。

まず、金沢のバスは車体中央の扉から乗り整理券を取ります。そして、降りる時は前方の扉から整理券の番号に見合った運賃を払って降ります。金沢のバスは乗車距離によって運賃が違うことから、料金が後払いになっているのです。

金沢には以下の6つの系統のバスが走っています。

北陸鉄道の路線バス  初乗り200円


城下まち金沢周遊バス(北鉄が運行)  200円均一運賃


兼六園シャトル(北鉄が運行)  200円均一(土日祝100円均一)


JRの路線バス  初乗り200円


まちバス(JRが運行/土日祝日のみ)100円均一運賃


金沢ふらっとバス(北鉄とJRの共同運行)100円均一運賃


観光客の方にとっては、色々な種類のバスがあることに戸惑われるかもしれませんね。

北陸鉄道とJRの2つのバスがありますが、JRバスは運行区間が短いことから、金沢で暮らす人の大多数が北鉄バスを利用しますので、観光客の方も北鉄バスを利用する方がいいと思います。

と言いますのは、バス停で何か分からないことがあって地元の人に尋ねる場合に、JRバスですと「私もJRバスのことは分からないんです」と言われる可能性が大いにあるからです。

金沢の主要な停留所と近くの観光名所

<金沢の観光エリアのバス路線>

金沢の観光エリアの中で観光客の方が利用するバス停は以下の8ヶ所です。

金沢駅東口…もてなしドームと鼓門の横にバス乗り場があります。


武蔵ヶ辻・近江町市場…近江町市場の前に停車します。


南町・尾山神社尾山神社まで徒歩2~3分です。


香林坊…兼六園、金沢21世紀美術館金沢城公園長町武家屋敷跡まで徒歩3~7分です。


広坂・21世紀美術館…金沢21世紀美術館と兼六園の真弓坂口まで徒歩2分です。


兼六園下・金沢城…兼六園の桂坂口と金沢城公園の石川門が至近距離です。


橋場町主計町茶屋街まで徒歩1分、ひがし茶屋街まで徒歩4分です。


広小路にし茶屋街と忍者寺まで徒歩3分です。


バスで移動される方は北陸鉄道バスの「1日フリー乗車券」を買われるといいでしょう。金沢駅のバスターミナルの前にある交通案内所でお買い求めいただくことができます。料金は500円です。

1日フリー乗車券は、市民が利用する路線バスの200円区間と、「城下まち金沢周遊バス」「兼六園シャトル」の観光用バスを、購入日に何度でも利用できる乗車券です。運賃が200円ですから、3回乗ると元が取れる計算になります。

ただし、JRの路線バス、まちバス、金沢ふらっとバスで利用することはできませんのでご注意ください。

北陸鉄道バスのホームページへ

バス移動は金沢駅~近江町市場~香林坊が便利

金沢駅東口から出る路線バスは、ほぼ全てのバスが「武蔵ヶ辻・近江町市場」に停車します。

そして、武蔵ヶ辻・近江町市場からは、大多数のバスが兼六園、金沢城公園、金沢21世紀美術館、長町武家屋敷跡に近い香林坊方面に向かいます。

金沢観光でバスを利用される場合は、金沢駅東口から「武蔵ヶ辻・近江町市場」~「南町・尾山神社」~「香林坊」の区間で利用されるのが最も効果的です。

香林坊の日銀前のバス停

始発の金沢駅から犀川の南側に位置する住宅街へ向かう路線は、香林坊までは同じルートを行き、香林坊から各住宅街へと枝分かれしていきます。

逆のルートでは、各住宅街から香林坊に集まってくるバスの大多数が「金沢駅」行きのバスです。

このことから、金沢のバス停の二大ターミナルである「香林坊」と「武蔵ヶ辻・近江町市場」には、数珠つなぎで次から次へとバスが入って来ます。お天気が悪い時や、歩き疲れたなどの際には、最初に来たバスにひょいっと乗るといいでしょう。

近江町いちば館前に着くバスは全て香林坊に停車します

若い女性に大人気の「ひがし茶屋街」については、ひがし茶屋街(橋場町)~兼六園の区間と、ひがし茶屋街(橋場町)~近江町市場の区間は、バスの本数が少ないのが現状です。

橋場町のバス停から兼六園までと、橋場町から近江町市場までは、いずれも900m弱の距離ですので、橋場町のバス停で次のバスまで5分以上待つ場合は、歩いた方が早い場合もあります。

ひがし茶屋街の最寄りの停留所は「橋場町」です

金沢ではバス乗車時に並ぶ習慣はありません

金沢の街をバスで移動される方は、金沢でのバスの乗り方を知っておいた方がいいかと思います。その乗り方とは、金沢ではバスに乗るときに列を作って並ばないということです。

二大バスターミナルの香林坊と武蔵ヶ辻・近江町市場では、大勢の人たちが列を作らずにバス停の周辺に集まっています。そして、自分の乗るバスが来るとバスの乗車口に近づいていきます。そして、バスに乗り込む時にも並ぶことはありません。

乗車口に一斉に乗る人が集まってきますので、県外からお越しの方は、どちらが先に乗り込むのかで喧嘩になるのではないかと思えるかもしれませんが、長年の慣習で、乗客同士のトラブルもなく、いつの間にか全員がバスに乗り込んでいます。

作家の五木寛之さんはエッセーで、無秩序にダーッと乗車口に集まってくる人たちが、なんのトラブルもなく乗り込んでいく様子を興味深く綴っています。

バスに乗るときに列を作らないという慣習は、ひとつの停留所に様々な行き先のバスが到着することから定着したものです。バスも到着すると乗車口の扉を開けますが、乗ろうとする人がいないとすぐに扉を閉めてしまいます。

ですから、香林坊と武蔵ヶ辻・近江町市場の区間を移動される方は、バスが到着しましたら、とにかくバスの方向に歩き出して、運転手に乗る意思があることを示してください。

近江町いちば館前のバス停でも列がありません

北陸鉄道バスのホームページへ

金沢シンプルマップ-金沢の街は歩いて移動できます