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Walking Spot

金沢の観光名所は歩いて回れます

金沢は人口46万人の小都市ということもあって、観光名所が市内の中心部に集まっています。

東京ですと皇居と浅草と新宿を見て回る時には電車を利用しないと無理ですが、金沢ではほとんどの観光名所は歩いて回れます。

歩くこと自体は苦になりませんという方には、金沢の街を歩かれることをお勧めします。

金沢は浅野川と犀川という2つの河川に挟まれたエリアが中心街で、浅野川沿いにはひがし茶屋街主計町茶屋街が、犀川に近いエリアにはにし茶屋街長町武家屋敷跡があります。

2つの河川は直線距離で2km強、地図上で道路をなぞって行くと3km弱です。

不動産業界では最寄り駅から物件までの所要時間を出すときに80mで1分として計算しますが、その計算式に当てはめると、ひがし茶屋街からにし茶屋街までは、信号待ちの時間を考慮すると徒歩で40分前後の所要時間です。

金沢の主要な観光名所から観光名所への移動では、ひがし茶屋街~にし茶屋街の移動が最も遠い距離です。

浅野川と犀川に挟まれた中心部には、老舗の和菓子屋さんが点在しています。小さな記念館や記念碑もあれば、現代アートのオブジェも目にします。また、緑に囲まれた散歩道に出ることもあります。

地方都市ではその街で最大の繁華街は近代化されていきますが、繁華街から少し離れると再開発の波から取り残されてしまうエリアがあるものです。

金沢でも観光名所から観光名所へと歩いて移動すると、その途中で思わず足を止めてしまうような、レトロな雰囲気のビルや木造建築の建物を目にします。

バブル期以前の頃には、時代の波に乗れずに再開発が遅れてしまっていた街並みが、21世紀になって風情のある街並みと言われるようになったわけです。

金沢の人たちの憩いの場「いしかわ四高記念公園」

金沢の人たちの憩いの場「いしかわ四高記念公園」

金沢駅だけは中心部から外れています

金沢の観光名所は歩いて回れますと言いましたが、金沢駅だけは中心部から離れています。

例えるならアルファベットの「Q」の「O」からはみ出している「ヽ」の先が金沢駅といった感じです。地図では「Q」をひっくり返した感じになります。

金沢は明治に入ったばかりの頃は東京、大阪、京都、名古屋に次ぐ全国で5番目の大都会でした。

そのことから、鉄道を敷くときに中心街が既に開発されていて土地がなかったことから、当時の僻地に駅が建設されました。そして、犀川と浅野川が氾濫することも想定して川から遠い現在の位置に駅が置かれたのです。

当時の僻地に駅を作った例は金沢だけではありません。

東京では新橋から1番列車が発車しましたが、それは日本橋界隈に土地がなかったからです。また、大阪駅が梅田にできたのも当時の梅田が田畑だったからです。京都駅が四条河原町から、名古屋駅が栄から離れているのも、駅を設置する時に中心街に土地がなかったからです。

その後、他の4都市ではあっという間に100万都市となり、元々は僻地に作られた駅の周辺も繁華街やビジネス街となっていきましたが、金沢では20年ほど前までは金沢駅周辺は寂しいエリアでした。

今でこそ、金沢駅前は金沢の主要繁華街のひとつに数えられるようになりましたが、そうなったのは最近のことです。

観光で金沢を訪れる際には、一泊二日の場合は金沢駅周辺のホテルを予約する方が便利かもしれませんが、3日、4日と金沢に滞在される場合は、香林坊片町武蔵ヶ辻などに宿を取られる方が便利かと思います。

鞍月用水沿いの「せせらぎ通り」は欧風の街並みの飲食店街です

鞍月用水沿いの「せせらぎ通り」は欧風の街並みの飲食店街です

1日目はさっと回って気に入ったところを2日目に

一泊二日で金沢を訪れる際には、1日目は大急ぎで観光名所を一通り回って、2日目はご自身の気に入った場所をゆっくりと散策されるのもいいでしょう。

金沢城公園のすぐ近くには白鳥路と名付けられた綺麗な並木道がありますし、ひがし茶屋街主計町茶屋街の浅野川沿いの道は「鏡花のみち」「秋聲のみち」と名付けられています。

この他、長町武家屋敷跡に近い鞍月用水沿いのせせらぎ通りは、私が個人的に気に入っているお散歩コースです。

また、兼六園の裏手には本多の森が広がり、ひがし茶屋街と近江町市場の間には、伝統的建造物が多く残る尾張町があります。

金沢は歩くと味のある街です。どうぞゆっくりとお楽しみください。

本多の森は緑のオアシスです

本多の森は緑のオアシスです

観光名所から観光名所への距離と徒歩時間

金沢をお散歩