街角でふと見かける文学碑も金沢の風景です

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文学碑 (ぶんがくひ)

金沢のおたっき~ポイント #2

金沢の街を歩いていると、記念碑や石碑が多いことに気付かれるかもしれませんね。

記念碑や石碑の多くは金沢市が設置したものですが、中には地元の町会が自発的に設置したものもあります。その中には、金沢にゆかりの作家や、金沢を題材とした小説を記念した文学碑も見られます。

文学がお好きな方は、文学関連のちょっとしたものに触れると、とても感激しますよね。そして、感慨を与えてくれるもののひとつが文学碑です。

このページでは、金沢にある文学碑の中から、観光客の方が立ち寄れそうな場所に設置されている文学碑をご紹介します。

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文学碑が多いのは浅野川と犀川の周辺

金沢にある文学碑の多くが、金沢の二大河川である浅野川と犀川の周辺に集まっています。つまり、金沢にゆかりの作家は川に縁があるということです。

泉鏡花は浅野川に近い下新町で生を受け、室生犀星は犀川大橋の袂にある雨宝院で育てられました。

また、大正時代に一大センセーションを巻き起こした島田清次郎は、犀川に近い「にし茶屋街」の吉米楼というお茶屋で育てられ、昭和30年代の人気作家であった水芦光子さんは浅野川沿いの東山で生まれ育ちました。

さらに詩人の中原中也も、父親の仕事の関係で移り住んだ金沢では犀川沿いの寺町で暮らしていましたし、現代では直木賞作家の唯川恵さんは浅野川の近くに実家があります。

また、県外出身で金沢にゆかりのある有名作家では、旧制金沢四高の卒業生である井上靖氏は犀川沿いのW坂にちなんだ小説を、五木寛之さんは浅野川沿いの主計町を題材にした小説を書かれています。

浅野川沿いの「ひがし茶屋街」と「主計町茶屋街」、犀川に近い「にし茶屋街」を観光ルートに入れている方で、文学がお好きな方は、文学碑を訪ね歩くのもお奨めです。

金沢を観光してみたいかも

金沢にある主な文学碑

浅野川周辺

照葉狂言/泉鏡花作

泉鏡花記念館の左斜め前に位置しています。文学碑には「下新町 泉鏡花生誕の町」のタイトルが付けられ、鏡花が小説『照葉狂言』の中で自らの暮らす町について触れた一文が記されています。

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化鳥/泉鏡花作

主計町茶屋街の「中の橋」の袂に置かれています。中の橋はかつて一文橋と呼ばれ、橋を渡る際には通行料が必要でした。小説『化鳥』は中の橋の通行料(橋銭)で生活する母子の物語です。

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浅の川暮色/五木寛之作

主計町茶屋街の鍋料理店・太郎の前に設置されています。小説では “次郎” の名で登場するお店の2階から、主人公が夜の浅野川を眺めながら芸妓さんとの恋物語を振り返っていきます。

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義血侠血(滝の白糸)/泉鏡花作

小説『義血侠血』の舞台となった天神橋の近くに、主人公である女水芸人の像が置かれています。水が凍結しない季節には、水芸人の右手から左手へと水が渡っていく仕掛けが施されています。

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雪の喪章/水芦光子作

浅野川大橋から徳田秋聲記念館へと至る川沿いに位置しています。東山で生まれ育った水芦光子さんの『雪の喪章』は、1967年(昭和42年)に若尾文子さん主演で映画化された人気作品です。

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犀川周辺

小景異情/室生犀星作

犀川大橋~桜橋間の川沿いに「犀星のみち」と名付けられた遊歩道が整備されています。犀星のみちの終わりに置かれている文学碑には、犀星の筆跡で「小景異情」の一節が刻まれています。

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性に眼覚める頃/室生犀星作

金沢の三文豪の一人・室生犀星は、犀川大橋の袂の雨宝院で幼少期を過ごしました。その雨宝院の前に『性に目覚める頃』の文学碑があります。室生犀星記念館への途中に寄られるといいでしょう。

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地上/島田清次郎作

大正時代の三大ベストセラーのひとつに数えられる『地上』の文学碑が、にし茶屋街の入口に置かれています。作者の島田清次郎が育ったお茶屋の建物では清次郎の足跡を常設展示しています。

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北の海/井上靖作

ジグザグと上る形状からW坂と名付けられた坂道に、金沢四高の卒業生である井上靖氏の『北の海』の文学碑が設置されています。碑にはW坂について説明している箇所が紹介されています。

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金沢の思ひ出/中原中也作

にし茶屋街から寺町寺院群へと上る寺町通りに位置しています。寺町は詩人の中原中也が幼少期を過ごした街です。『金沢の思ひ出』は中也が金沢で過ごした日々の思い出を綴ったエッセーです。


能登/杉森久英作

金沢ふるさと偉人館の前に置かれています。ここは直木賞作家の杉本久英氏が暮らした場所で、父親が勤める県職員の官舎がありました。また、中原中也が通った幼稚園の跡地でもあります。

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