金沢観光ガイド 南 武志

観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。

金沢城「二の丸御殿」の復元を検討へ

56年ぶりに東京に聖火が灯る2020年。新春の金沢の地元メディアでは、金沢城の「二の丸御殿」の復元が大きな話題で、地元紙の北國新聞では、元旦、3日、7日の一面トップが二の丸御殿でした。 その中で1月7日付の一面では、石川県庁が、金沢城二の丸御殿の復元工事に向けた基本方針に着手することを、石川県知事が表明したというものでした。 これは、御殿の最大の謎とされてきた内外装の詳細を記した資料が、2019年に確認されたことを受け、谷本石川県知事が県庁で開いた年頭会見で明らかにしたものです。 記事によると、復元は藩主 ...

室生犀星記念館の入館者数が20万人に

2020年1月12日付の北國新聞に、室生犀星記念館のオープン以来の入館者数が20万人に到達したという記事が掲載されていました。記念の20万人目の入館者となったのは、長野市から訪れたシナリオライターの男性(38歳)で、記念品が贈られました。 この男性は作家の記念館に関心があり、3連休を利用して、石川県内で開催中の「名探偵コナン」を起用したミステリーツアーに参加するため、はじめて金沢を訪れたそうです。 室生犀星記念館がツアーのチェックポイントとなっており、1週間前に購入した犀星の詩集をもって来館しました。 2 ...

金沢21世紀美術館が12月20日から休館

21世紀の金沢のシンボルのひとつとなっている金沢21世紀美術館が、2019年12月20日(金)~2020年2月3日(月)まで、改修工事のため全館休館します。21美の公式サイトでも告知されています。 同館の公式サイトにアクセスすると、画面のど真ん中に、長期の休館を知らせる大きなポップアップウインドアが現れ、ポップアップを消さないとサイトが読めないようになっています。 ここまでやれば、21美のサイトにアクセスしてきた方が見落とすことは絶対にないでしょうね。 金沢で暮らす人たちの市民性は徹底的にやらないことなの ...

隠れた人気スポット・文化財保存修復工房

2019年12月5日付の北國新聞に、石川県文化財保存修復工房の入館者の記事が掲載されていました。記事によると、修復工房の今年度の入館者数が11月末時点で29,444人となり、2016年度のリニューアル以降、過去最多のペースで推移しています。 修復作業の常時公開を目当てに足を運ぶ団体客が増えているためで、外国人観光客からも人気が高まっています。石川県では、自治体が運営する国内唯一の修復施設を引き続きアピールし、さらなる認知度の向上につなげていきたいとのことです。 文化財保存修復工房は2016年4月の移転改修 ...

石浦神社の参道に101基の赤い鳥居がお目見え

2019.11.30掲載 兼六園と金沢21世紀美術館のお隣さんである石浦神社の参道に、朱に塗られた「奉納永代鳥居」が建立されました。石浦神社が新天皇の即位を祝し、奉祝・令和元年記念事業として建立したもので、土台を含めて高さ2m少々の鳥居がびっしりと並びました。 石浦神社の職員の方によると、建立されたのは11月中旬で、101基の鳥居が設置されました。101という数字の由来を聞いたところ、「100はひとつの区切りの数字であることから、新しい時代の幕開けという意味で101基を建立しました」とおっしゃっていました ...

2020年夏開館の国立工芸館の工事が終了

2019年11月13日の北國新聞の一面に、外観の建築工事が終わった国立工芸館の写真が大きく掲載されていました。 国立工芸館の建築工事は、2020年夏の東京国立近代美術館工芸館の金沢移転に向けて行なわれていたもので、旧陸軍の第九師団司令部庁舎と金沢偕行社が、県立能楽堂の隣から移築されました。 12日に建物を覆っていたシートや足場が外され、明治期の姿を再現されました。今後は展示室の整備や工芸品の搬入などを経て、来年7月の東京オリンピックの開幕前にオープンします。 東京にある現在の工芸館が所蔵する美術工芸作品の ...

北陸新幹線の復旧後にも残された問題点

2019.10.27掲載 台風19号の影響で不通となっていた北陸新幹線の東京~金沢間の直通運転が、10月25日(金)から再開されました。 幸いにして、金沢は豪雨による河川の氾濫などの被害はなかったのですが、観光業界では東京方面からのキャンセルが相次ぎ、市内の観光名所が空いているという新聞記事も目にしました。 また、私の知り合いの、ひがし茶屋街の工芸品店のオーナーさんは「12月かと思うほど人通りがありません」とおっしゃっていました。 26日付の北國新聞によると、直通運転が再開された25日には「かがやき」と「 ...

鈴木大拙館が博物館ランキングで第3位に

2019年10月22日付の北國新聞に、世界最大の旅行サイトが実施したランキングで、鈴木大拙館が第3位にランキングされたという記事が掲載されていました。 このランキングは、世界49の国と地域で展開する米国の「トリップアドバイザー」が発表したもので、2018年8月から今年7月までに投稿された口コミの評価と投稿数をもとに集計されました。 今回の調査で3位となった鈴木大拙館は2018年の20位からの躍進で、石川県内では唯一のTOP20入りとなりました。 鈴木大拙館は、2011年10月に金沢市出身の仏教哲学者・鈴木 ...

片町きららに「思い出ピアノ」が復活

2019年9月27日付の北國新聞に、誰でも自由に弾ける「まちかど思い出ピアノ」が、片町きらら広場に約1年ぶりに設置されたという記事が掲載されていました。金沢市が設置している「思い出ピアノ」につきましては、当サイトでも何度かご紹介してきました。 私のツイッターのアカウントにも、ピアノを趣味とされている方から設置場所の問い合わせが来るなど、関心を持たれている方が多いなという実感があり、アイデアとしては成功のようです。 思い出ピアノは市内の小中学校で長年使われてきたピアノが再利用されており、今回は金沢市立北鳴中 ...

主計町の「仲乃家」から新花・千寿さん

2019年9月27日付の北國新聞に、金沢の三茶屋街のひとつ・主計町茶屋街で新花さんがお披露目されるという記事が掲載されていました。 今回お座敷デビューするのは仙台市出身の中野世菜さん(21歳)で、主計町の仲乃家から11月上旬にお披露目の予定です。源氏名は千寿(ちとせ)に決まり、現在、修行中とのことです。 お披露目は11月。仙台市出身 千寿さんは、これまでバレエや声楽、社交ダンスを習い、高校時代はタカラジェンヌを志しました。東京の短大に進学後も芸事を仕事にしたいとの思いは強く、観光で金沢を訪れた際に芸妓に興 ...

近江町市場で食べ歩き自粛求め場内放送

2019年9月7日付の北國新聞の社会面トップは、近江町市場で問題となっている観光客の食べ歩きについてでした。 近江町市場商店街振興組合では、歩きながら飲食しないよう求める場内アナウンスをはじめました。北陸新幹線の開業以降、食べ歩く観光客が増え、地元住民からマナーの悪さを指摘する声が寄せられていました。 自粛を呼びかけるタペストリーも掲げられ、紙面では、住民と観光客がともに心地よく買い物ができる「金沢市民の台所」として環境を整えていくと記されていました。 近江町市場では、「この先もずっと、誰もが気持ちよく過 ...

12月までの木~土に金沢芸妓の踊りが500円

2019年9月6日付の北國新聞に、観光で訪れる方には興味深いと思われる「伝統文化ナイトシアター」の記事が掲載されていました。 これは金沢の伝統文化と芸能が1時間のダイジェストで披露されるステージで、華道と箏(こと)、民謡、和太鼓、吟剣詩舞の各団体と、金沢芸妓による舞や演奏が披露されます。 記事によると、箏と華道のパフォーマンスで幕が開き、正派邦楽会の中島雅楽秀さん、普神雅楽漣さんの演奏に合わせ、古流華之枝会の梅田理麻さんがタニワタリを格調高く生けました。 引き続き兼六民謡会の山岸絋晴主宰ら3人が、「二俣い ...

金沢21世紀美術館のラッパが復活

2019.8.29掲載 金沢21世紀美術館(通称:21美)で、芝生の養生のため一時撤去されていたラッパのオブジェがようやく元に戻されました。 「アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3」という作品で、12体のラッパ型のオブジェが丸い美術館を取り囲むように設置されています。 この作品の面白いところは、どれかがどれかと地中で繋がっていることで、遠く離れた場所にいる人とラッパを通じて糸電話のように会話ができます。遠くにいる人の声が本当にはっきりと聞えます。 遊具が戻って笑顔も戻りました 実は、この作品は20 ...

ひがし茶屋街「春の家」から新花かや乃さん

2019年8月6日付の北國新聞に、ひがし茶屋街で新花さんがお披露目されるという記事が掲載されていました。 今回お座敷にデビューするのは、ひがし茶屋街の「春の家」からお披露目される「かや乃」さんで、10月3日にお披露目の予定です。 かや乃さん(本名 柳井春花さん/18歳)は、京都の祇園甲部の舞妓さんから金沢芸妓への転身で、北國新聞の取材に対し「芸事を第一に精進し、しっかりと芸を身につけたい」と意欲を示したそうです。 祇園の舞妓から金沢芸妓に転身 千葉県柏市のご出身のかや乃さんは、日本舞踊の師範だった祖母の影 ...

長町武家屋敷跡への案内板が付け替え

2019.8.3掲載 本日は、藩政期の土塀の街並みを保存している長町武家屋敷跡の小さな話題をご紹介します。 長町武家屋敷跡へは、金沢で一番の繁華街・香林坊から坂を下って「せせらぎ通り」に出て、長町へと入っていくルートが一般的です。つい最近、せせらぎ通りに設置されている長町武家屋敷跡への案内板が付け替えられました。 これまでの茶色地に白文字というシックな色使いから、白地に黒文字という明るいデザインに変わりました。2019年6月の時点では以前のデザインでしたので、変更になったのはつい最近のようです。 シックな ...

谷口吉郎・吉生記念金沢建築館がオープン

2019年7月27日付の北國新聞に、国内初の建築美術館「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」がオープンしたという記事が掲載されていました。 金沢建築館は金沢市の市制施行130周年記念事業として、谷口吉郎氏の生家跡に整備された施設で、吉郎氏の長男・吉生氏が設計し、吉郎氏の代表作である迎賓館赤坂離宮の和室別館「游心亭」の広間や茶室が忠実に再現されました。 当初は、オープン初日の一般公開は午後2時からの予定でしたが、開館前から約50人が列を作り、10分前倒しされてオープンしました。一番乗りは愛知県から訪れたご夫婦だっ ...

県立歴史博物館で「永井GO展」~8/25

2019年7月20日付の北國新聞に、石川県立歴史博物館(いしかわ赤レンガミュージアム)で、石川県輪島市出身の漫画家・永井豪さんの展覧会が開幕したという記事が掲載されていました。 「永井GO展」と命名されたこの展覧会は、永井豪さんの画業50年“突破”記念として開催されるものです。 会場は「鬼・悪魔」「ロボット」「ギャグ」「魅力的なヒーロー・ヒロイン」など6つのジャンルに分けられ、直筆マンガ原稿やキャラクターの構想を練ったスケッチブックなど600点以上を展示されています。 原稿やスケッチブックなど600点 今 ...

金沢箔が東京五輪の公式ライセンス商品に

2019年7月18日の北國新聞に、金沢の伝統工芸品として知られる金沢箔が東京オリンピックの公式ライセンス商品に選ばれたという記事が掲載されていました。 これは、大会組織委員会が全国の伝統工芸品と組んで公式商品を制作するプロジェクトの第4弾として選定されたもので、石川県の伝統工芸品の輪島塗とともに選ばれました。 大会エンブレムをあしらった金沢箔の額装や輪島塗の丸盆が五輪開幕1年前の7月24日から発売されます。 金沢箔の額装はオリンピック用とパラリンピック用があり、サイズは中小2種類です。1万分の1ミリ程度の ...

梅沢富美男のズバッと聞きます!のロケ地です

テレビ番組のロケ地#16 2019年7月17日(水)に久しぶりにバラエティ番組で金沢特集がありましたね。 今年に入ってから金沢特集の番組が減ってきており、さすがにテレビの全国ネットでは金沢の取材ネタが尽きたのかなと思っていましたので、少しホッとしました(笑)。 フジテレビ系列で放送された『梅沢富美男のズバッと聞きます!梅沢&一茂2人の夏休み!金沢グルメ&歴史旅』は、近年の金沢特集の中でも最高の出来栄えでした。 このページでは、梅沢富美男さんと長嶋一茂さんが巡ったロケ地をご紹介します。番組は ...

提案!都ホテル跡地をオブジェの販売会場に

2019.6.8掲載 当サイトでは、2019年1月20日付で「近鉄不動産様、金沢駅前の土地を手放してください」という記事を配信しました。 昨年12月に駅前の一等地が空地となって半年、この記事を書いている6月8日現在、都ホテル跡地の開発計画に関しては、大きな動きは出ていないようです。 1月の記事で、「都ホテル跡地の再開発が動き出すのは2025年の大阪万博の後になってしまうかもしれない」と述べましたが、冗談ではなく本当にそうなってしまうかもしれません。 空地の代替案は「21美の街」 人間の感覚は環境に適応して ...

金沢市が夜間景観パートナー制度を創設

2019年6月4日付の北國新聞に、金沢市が魅力ある夜間景観をつくるための「パートナー制度」を創設したという記事が掲載されていました。 この制度は、民間施設に金沢市が照明設備を整備し、電気代の負担などの維持管理を民間企業が行なうもので、協力団体には登録証を交付します。 パートナーの第1弾として北国銀行武蔵ヶ辻支店を登録し、7月以降に登録証を贈る予定です。同支店は1932年(昭和7年)に建設され、近代日本を代表する建築家の村野藤吾氏が設計したことで知られています。 金沢市は2018年10月、照明灯の管理に関す ...

観音町が金沢市で15例目の旧町名復活

2019年5月14日付の北國新聞に、観音町の旧町名復活のニュースが掲載されていました。令和初日の5月1日に旧町名が復活した観音町(かんのんまち)では、連休の混雑を避けて、5月13日(月)に町名標柱(石碑)の除幕式が行われたとのことです。 ひがし茶屋休憩館の近くに設置されている標柱は、1996年に「旧観音町」と刻まれて建てられた石柱で、「旧」の1字を埋めたことが分かるように加工された姿が披露されました。 振る舞い酒も配られ、集まった住民が五月晴れの空の下で町の再出発を祝いました。東山河岸緑地で行われた記念式 ...

2019のGW「金沢は10連休効果」

平成から令和への10連休となった今年のゴールデンウイーク。2019年5月8日付の北陸中日新聞の1面トップには、「21美、平均入館者最多/兼六園、過去20年の新記録」の見出しが躍っていました。 今年のゴールデンウイークにおける1日平均の来場者数は、金沢21世紀美術館が20,215人で過去最多となり、兼六園も19,373人に上りました。 5月の兼六園はカキツバタが見頃 21美で過去最多の平均入館者 金沢21世紀美術館は連休を通した入館者数が20万2,153人で、GW中の記録として初めて20万人台に乗りました。 ...

にし茶屋街「旧西泉家」に人形ミュージアム

2019年4月17日付の北國新聞に、金沢の三茶屋街のひとつ「にし茶屋街」に人形ミュージアムがオープンするという記事が掲載されていました。 一昨年の2月いっぱいで廃業したお茶屋「西泉家」の建物を利用してオープンするもので、本年の6月中旬の開業を目指します。建物は木造2階建てで、外観、内装にはほとんど手を入れず、茶屋建築を生かして約400点の人形を展示します。 東京の新宿で「サムライミュージアム」を展開する「とんぼ八」の2軒目のミュージアムとなります。2016年末に死去した女将の遺族が、東京の企業に建物を貸し ...

21美の入館者が過去最多の258万人

2019年4月2日付の北國新聞に、金沢21世紀美術館(21美)の2018年度の入館者数が258万591人となり、過去最多を記録したという記事が掲載されていました。 紙面では、北陸新幹線の開業で金沢を訪れる人が増えたことに加え、日中韓の都市交流イベント「東アジア文化都市2018金沢」に関連した展覧会の開催が数字を押し上げたと分析しています。 2018年度の入館者数を月別でみると、8月の35万256人が最も多く、12月の14万9,217人が最少でした。2017年度が237万3,048人だったことから、20万人 ...

金沢のホテル・旅館で宿泊税がスタート

2019年4月2日付の北國新聞に、金沢市内の宿泊施設で宿泊税が導入されたという記事が掲載されていました。 宿泊税の導入は東京都、大阪府、京都市に次いで4例目で、ホテルや旅館では利用者に税額について説明する対応に追われました。 金沢市によると、初日は大きなトラブルや苦情はありませんでしたが、宿泊税導入を「知らなかった」と驚く人もおり、行楽シーズンに向けて、金沢市では引き続き制度の周知に取り組むとのことです。 東京都、大阪府、京都市に次いで4例目 金沢市の宿泊税は、1人1泊につき、宿泊料金が2万円未満の場合は ...

女将死去のにし茶屋街・浅の家が無事存続

2019年3月23日付の北國新聞に、女将の死去により存続が危ぶまれていた、にし茶屋街の「浅の家」が無事存続することが決まったという記事が掲載されていました、 記事によると、金沢を代表する名妓で、2月末に亡くなった八重治さんが女将として切り盛りしていたお茶屋「浅の家」は、女将の親族が店を継承し存続することが決まりました。 金沢の茶屋街では、女将の死去により廃業を決めるケースもある中、お茶屋の灯りが1つ守られたことで関係者は胸をなで下ろしているとのことです。 亡き女将の親族がお茶屋を継承 にし茶屋街には4件の ...

金沢市が旧町名復活の石碑に銘板を設置

2019年3月16日付の北國新聞に、金沢市が2019年度に、旧町名が復活した町の標柱(石碑)のそばに、経緯を伝える銘板を整備するという記事が掲載されていました。 1999年10月に、主計町が全国で初めて旧町名を復活させてから20周年となる記念事業で、14カ所に設置する予定です。金沢市では新年度に新たに6つの町名が復活する予定で、街の由来を表した歴史資産の周知を図ると紙面では伝えています。 これまでに金沢市内で復活した旧町名は計14町です。その中で銘板が整備されているのは、最初に復活した主計町のみで、住居表 ...

武家屋敷跡の長町で冬の終わりの薦外し

2019年3月10日付の北國新聞に、長町武家屋敷跡で、冬の風物詩である “薦(こも)” を外す作業が行われたという記事が掲載されていました。 記事によると、金沢職人大学校の実習生ら約40人が、冬の間、長町武家屋敷跡の土塀を雪から守ってきた薦を取り外す作業に取り組みました。観光客らが足を止めて見入り、城下町が春の装いに変わる様子をカメラに納めていたそうです。 人の手の温もりを感じる薦 春の訪れを告げる作業が 薦は幅約3.6mで、昨年12月から、総延長約1.1kmに約500枚の薦が掛けられていました。 この日 ...

金沢21世紀美術館が10月から値上げ

2019年2月17日付の北國新聞に、金沢21世紀美術館(通称:21美)の観覧料が値上げされるという記事が掲載されていました。 値上げされるのは今年の10月からで、21美の所蔵作品を展示するコレクション展の観覧料が、現行の360円から90円引き上げられ450円となります。21美の観覧料の値上げは、2014年に10円引き上げられて以来となります。 記事によると、金沢市では年間約4,000万円の増収を見込み、この収入で案内係などのスタッフの増員や総合受付の拡充など、受け入れ態勢の充実を目指すとのことです。 コレ ...

主計町茶屋街「まゆ月」から新花・咲羽さん

福島県出身の20歳の専門学校生 2019年2月14日付の北國新聞に、主計町茶屋街に新花(新人芸妓)さんがお披露目されるという記事が掲載されていました。 今回お座敷にデビューするのは、主計町茶屋街「まゆ月」の咲羽(さわ/本名:三浦亜衣実)さんで、3月3日にお披露目されます。 記事によると、咲羽さんは福島県二本松市出身の20歳の専門学校生で、金沢の情緒ある街並みを気に入り「ここに住みたい」と決断したとのことです。咲羽さんは「芸妓として芸の上達を目指したい」と意気込みを語っていました。 映画「舞妓Haaaan! ...

21美のプールが上から眺めるのも有料に

2019年1月22日付の北國新聞に、金沢21世紀美術館(通称:21美)の超人気作品「レアンドロのプール」で、無料開放されている地上部が4月から有料になるという記事が掲載されていました。 「レアンドロのプール」は、地上部と地下部から観賞できるレアンドロ・エルリッヒ氏の作品で、21美の代表作のひとつです。地下部は有料ゾーンで、地上部のみ特別に無料となっています。 記事によると、プールの地上部は、有料チケットが必要な「展覧会ゾーン」に位置しているものの、2004年の開館以来、誘客の目玉として無料開放してきました ...

近鉄不動産様、金沢駅前の土地を手放してください

2019年1月19日付の北國新聞の1面に、金沢駅東口の鼓門前にできた金沢都ホテルの広大な跡地に関して、金沢市長が大阪に出向いたという記事が掲載されていました。 金沢では今、金沢都ホテルを解体した跡地が大きな問題となっています。 と言いますのは、都ホテルを所有する近鉄不動産が、再開発に関して何も決めないままに建物を取り壊してしまったために、広大な空き地だけが残ってしまったからです。 さらに、近鉄不動産では関西で再開発の予定があるため、金沢の再開発まで手が回らないとのことで、とりあえず駐車場にしますと言ってい ...

2018年の兼六園の外国人入園者は42万人

2019年1月17日付の北國新聞に、2018年に兼六園を訪れた外国人観光客数の記事が掲載されていました。 記事によると、昨年の兼六園への外国人入園者数は428,504人で、初めて40万人を突破し、6年連続で過去最多を更新しました。訪日旅行がブームの中国や欧米の増加が目立ち、全体の伸び率は前年比13.0%増と2年ぶりに2ケタ台となりました。 兼六園に入園する外国人観光客の数は、石川県を訪れる外国人観光客の目安となります。2018年の外国人入園者は前年より49,410人の増加で、13.0%の伸び率は日本政府観 ...

グルメタウン片町に現代版屋台村がオープン

2018年12月14日付の北國新聞に、現代版屋台村が片町にオープンしたという記事が掲載されていました。名称は「とおりゃんせKANAZAWA FOODLABO」で、金沢青年会議所(JC)が、飲食店の創業を支援するインキュベーション施設として建設しました。 入居は2年間で、飲食店の開業を目指す料理人がテナントとして入居します。そして、2年間でより一層メニューに磨きをかけながら、開業資金を貯めます。屋台村は1階と2階に6店舗ずつ、計12店舗が入居でき、毎月のテナント料は1階が4万円、2階が2万円です。 各店舗に ...

『ホリケンふれあい旅』のロケ地をご紹介

テレビ番組のロケ地#15 2018年12月13日(木)に放送された、テレビ朝日の『ホリケンふれあい旅 にんげんっていいな』は面白かったですね。今回が第8弾ということで、ようやく金沢にも来ていただきました。 このページでは番組のロケ地をご紹介します。 最近のバラエティ番組の金沢特集は、金沢駅の鼓門前から始まることが多いのですが、今回は兼六園と金沢城公園を結ぶ「石川橋」から番組がスタートしました。※このページのトップ写真 まずは兼六園の茶店通りを歩かれていましたね。茶店通りは飲食処やお土産屋さんが並ぶ通りで、 ...

ミシュラン二つ星の名店『つる幸』が閉店

2018年12月1日付の北國新聞に、老舗料理店の『懐石つる幸』が閉店したという記事が掲載されていました。 つる幸は、1965年(昭和40年)に金沢市尾山町に『京料理つる家』として開店以来、多くの食通を魅了してきた名店で、ミシュラン二つ星の評価を得ています。 最終日の様子を地元紙が密着ルポ 記事は最終営業日の密着レポという形式で書かれていました。オーナーの河田康雄料理長が、午前8時にまだ観光客がまばらな近江町市場で、鮮魚店と青果店5軒を回り、事前に注文した食材を厳しくチェックする様子が紹介されていました。 ...

湯涌温泉で「第8回 湯涌ぼんぼり祭り」開催

2018年10月10日付の北國新聞に、「第8回湯涌ぼんぼり祭り」の記事が大きく掲載されていました。 記事によると、今年のお祭りは台風25号の影響で、ぼんぼりを取り外して開催する異例の事態となりましたが、実行委員会の想定を上回る約6千人が全国から訪れたそうです。 中には祭りを盛り上げようと「ぼんぼり」を持参するファンもおり、地元住民と一体となって湯の街を沸かせました。 「花咲くいろは」のパネルが随所に見られます アニメ『花咲くいろは』聖地巡礼の地 ぼんぼり祭りは、湯涌温泉をモデルにしたアニメ「花咲くいろは」 ...

金沢おどりに若手の芸妓さんも出演

毎年、秋分の日の週末に行なわれる風物詩が、金沢の三茶屋街の芸妓さんが総出演する「金沢おどり」です。金沢駅に隣接する石川県立音楽堂が会場となっています。 主催の北國新聞社では、初日の2018年9月21日(金)から一面と社会面で「第15回 金沢おどり」の模様が詳しく報じられています。2018年9月23日付の紙面では、この3年間にお披露目された9人の若手芸妓の記事が掲載されていました。 紙面によると、主計町の「蝶の舞」では、2年目の一駒さん(えんや)、3年目の凛さん(まゆ月)、うた子さん(仲乃家)の若手3人が蝶 ...

旅サラダ(2018.9.22)のロケ地をご紹介

テレビ番組のロケ地#14 2018年9月22日(土)に朝日放送テレビで放送された『旅サラダ』で金沢が紹介されました。 紹介されたのはゲストの方がお気に入りの街を旅するコーナーで、今回は女優の森口瑤子さんが金沢の街をめぐりました。女優さんらしく、大人の雰囲気を感じさせるお洒落なお店やスポットに行かれていましたね。 以下に番組で放送されたお店やスポットをご紹介します。 ロケ地は観光客の方も行ける場所に 菓匠 高木屋 京都・松江とともに三大和菓子処に挙げられている金沢。今回のロケのスタートは「菓匠 高木屋」でし ...