金沢では満開の桜もそろそろ見納めに差し掛かっています。今年は3月以降に気温の低い日が多かったこともあって、当初の予想よりもかなり遅れて4月8日にようやく満開となりました。
桜が満開になっても肌寒い日が続いたのですが、その代わり、例年に比べて見頃の時期が長かったようです。地面にはピンクの花びらが結構落ちているのに、見上げるとまだまだ満開でした。おそらく、少しずつ咲いて少しずつ散ったのでしょう。
このページでは、金沢の街中を彩った桜をご紹介します。
▼
お堀通りをゆっくりとお散歩
観光客の方はあまり歩いていませんが、地元の人たちの間で人気のお散歩コースが金沢城公園の周囲をひと回りするお堀通りです。江戸時代のお堀を埋め立てた道には桜並木が整備されています。
中でも金沢城と兼六園の間を走る百間堀(ひゃっけんぼり)は、金沢の人たちが子供の頃から親しんできた散歩道で、金沢で一番のお花見スポットです。今年の傾向を見ると、欧米からお越しの方が多く歩いていました。
以前は石川門を見上げる緑地にはブルーシートが敷かれ、夜になると宴会を楽しむ地元の人たちが多く見られたのですが、北陸新幹線の開業後は場所取りをするブルーシートが景観を損なうとのことで禁止されています。
いもり堀と大手堀
2010年に復元された「いもり堀」と、金沢城のお堀で唯一埋め立てられなかった大手堀も、地元の人たちに知られる桜スポットです。
いもり堀については、元日の能登半島地震で石垣が崩れたことから、もしもの事態を避けるために、石垣沿いに咲き誇る桜の真下を歩くことはできないのですが、それでも、桜の美しさは十分に堪能できます。
大手堀は、観光で訪れる方の大多数が利用する石川門の反対側に位置することもあって、人通りはまばらです。金沢の人たちの中でも、ご近所に暮らす人たちだけのお花見スポットといった感じです。
▼
金沢21世紀美術館とその周辺
金沢21世紀美術館とその周辺も桜スポットです。21美では円形の建物の周りを散策しながら桜を愛でるだけではなく、建物の中からガラス窓越しに眺める桜も綺麗です。
21美から百万石通り(旧広坂通り)に出ると、兼六園から繁華街・香林坊まで桜並木が続きます。旧石川県庁舎のしいのき迎賓館や、旧制四高の赤レンガ校舎と満開の桜は絶妙なコントラストです。
▼
お洒落な建物を際立たせます
観光ルートからは外れますが、金沢の中心部にあるお洒落な建物もちょっとした桜スポットです。
兼六園下交差点に面する金沢地方裁判所の桜並木は、裁判所のガラス張りの外観と相まってとても綺麗です。また、近江町市場と長町武家屋敷跡の中間に位置する金沢市立玉川図書館も満開の桜に映えています。
KANAZAWA Topics
Kanazawa Topics
金沢駅-topics- | 兼六園-topics- | 金沢城公園-topics- | ひがし茶屋街-topics- | にし茶屋街-topics- | 主計町茶屋街-topics- | 長町武家屋敷跡-topics- | 金沢21世紀美術館-topics- | 近江町市場-topics- | 美術館・記念館-topics- | 神社仏閣-topics- | 旧家庭園-topics- | お散歩コース-topics- | 繁華街-topics- | 郊外-topics- | テレビ番組のロケ地-topics- | 街の話題-topics- | 金沢の現状への提言
主要な観光名所は8つ+金沢駅
金沢駅 | 兼六園 | 金沢城公園 | ひがし茶屋街 | にし茶屋街 | 主計町茶屋街 | 長町武家屋敷跡 | 金沢21世紀美術館 | 近江町市場
▼