香林坊-百貨店やブランド店が並ぶ上品な街

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香林坊 (こうりんぼう)

金沢の繁華街 vol.1

現在の金沢で一番の繁華街は香林坊(こうりんぼう)です。

繁華街とは思えないような町名ですよね。江戸時代に比叡山のお坊さんだった香林坊が一般社会に戻り、この地で目薬の製造販売に乗り出して大成功したことから、このあたりの一帯が「香林坊」と呼ばれるようになりました。

香林坊交差点にある香林坊地蔵尊

金沢って意外と都会かも!?

金沢は人口46万人の地方都市にしては、ファッションやコスメのブランド店が多くあります。人口100万人を超える大都会と比べれば雲泥の差ですが、都市の規模にしては都会だと思います。

以前に、地元のテレビ局の街頭インタビューで、東京から来たビジネスマンに「金沢はどうですか?」と投げかけたところ、「いやぁ、金沢は開けてますよ」という回答がありました。

また、私が東京の方とご一緒した際に香林坊で次のように聞かれました。「ヴィトンやティファニーのお店があるけれど、失礼だけど買う人はいるのですか?」。確かに、田舎の金沢を想像していた人には驚きだったのかもしれません(笑)。

少し回り道をしましたが、香林坊はブランドショップが多く見られる洗練された繁華街です。

有名ブランドの路面店が多く見られます
香林坊が繁華街になったキッカケは?
明治期の中頃まで僻地だった香林坊が繁華街となったキッカケは、1887年(明治20年)の旧制第四高等学校の開校でした。当時の香林坊には、校舎、運動場、体育館、学生寮などの学校施設を整備する広大な土地があったわけです。
そして、10代の学生が集う街となったことで若者向けのお店が次々にオープンし、香林坊は金沢を代表する繁華街となりました。現在、香林坊交差点のすぐ近くに残されている旧制四高の赤レンガ校舎は、重要文化財に指定されています。

香林坊交差点はアンバランスな調和

市内有数の交通の要所である香林坊交差点は、古いものと新しいものが混在する交差点です。

町名の由来となった香林坊を祀る地蔵尊や、香林坊橋の橋げたといったオールド香林坊が残されている一方で、斬新なオブジェが交差点のアクセサリーとなっています。

私が感じるかぎりでは、交差点を彩る新旧のモニュメントは決して計画的に配されたものではないと思うのですが、21世紀美術館の街・金沢では、アンバランスな景観が何となく調和しているようにも見えます。

香林坊交差点にはオブジェや彫刻が展示されています
一時期は“ミニ歌舞伎町”でした
1923年(大正12年)に隣町の片町に宮市百貨店(今の大和百貨店)が開業したことで、女性客の足が片町へと向かいはじめ、香林坊は金沢で一番の繁華街の座を片町に明け渡してしまいます。
私の高校時代までは、香林坊の裏通りはキャバレーなどの風俗店が目立ち“ミニ歌舞伎町”のような雰囲気でした。
香林坊が再び女性の街となった転機は、1985年(昭和60年)の「KOHRINBO 109」(今の東急スクエア)の開業と、1986年(昭和61年)の大和本店の香林坊への移転でした。

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裏通りは欧風の雰囲気が漂う飲食店街

香林坊のメインストリートの裏手には、地元の人たちが利用するお洒落な商店街があります。

せせらぎ通りと名付けられたお洒落な通りで、和食ダイニング、レストラン、カフェ&バーなどの飲食店をはじめ、ブティックやインテリアショップが並んでいます。また、古くからの料理店や居酒屋も見られます。

せせらぎ通りでは歩道からお店に入る際に鞍月用水に架かった橋を渡るのですが、歩道とお店の間に橋が並んでいる光景はまるでヨーロッパの街角のようです。

観光客の方にとっては、香林坊は夜でも安心して歩ける街です。宿泊場所に戻る前にちょっと寄り道したいなという時には足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

裏通りの「せせらぎ通り」はお洒落な飲食店街です

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兼六園・金沢城・21世紀美術館はすぐそこ

金沢で随一の繁華街である香林坊からは、兼六園金沢城公園金沢21世紀美術館といった観光名所へ徒歩5~10分ほどの距離です。

香林坊から兼六園にかけては森の都・金沢のシンボル的なエリアということもあって、どの道にも街路樹が整備されています。緑の風景がお好きな方でしたら、いしかわ四高記念公園しいのき緑地を散策しながら兼六園へと向かわれるのもいいでしょう。

前述の「せせらぎ通り」から路地に入ったところが長町武家屋敷跡です。江戸時代の武士たちも香林坊の坂道を上って毎朝出勤したのかなと想像すると、ノスタルジックな気分になってきます。

東急スクエア(旧香林坊109)

香林坊は金沢有数のバスターミナル

香林坊は繁華街であるとともに北陸地方でも有数のビジネス街でもあります。

その中心にあるのが日本銀行の金沢支店です。1909年(明治42年)に全国で9番目、日本海側ではじめての支店として現在の地に開設されました。1954年(昭和29年)竣工の社屋は今も変わらぬ威容を誇っています。

日本銀行金沢支店前のバス停は市内有数のターミナル

なぜ急に日銀の話しを出したかと言いますと、日銀前にある香林坊のバス停は本数が多いからです。

金沢のバスは、郊外の住宅街から金沢駅へと向かう路線の多くが香林坊に集まるようになっていることから、香林坊の日銀前のバス停には、1~2分で間隔で「金沢駅行き」のバスが到着します。

ちなみに、金沢駅は香林坊から4つ目もしくは5つ目のバス停で、香林坊から2つ目が武蔵ヶ辻・近江町市場です。

香林坊のメインストリート・百万石通り

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香林坊

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