ひがし茶屋街から主計町茶屋街への行き方

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ひがし茶屋街~主計町茶屋街

主計町茶屋街への行き方#1
距離=約350m/徒歩時間=約5分

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三茶屋街の中で “廓” ではなかった主計町

21世紀に入って金沢の新しい観光名所として整備された、ひがし・にし・主計町(かずえまち)の3つの茶屋街ですが、なぜ、「東」「西」ときて主計町だけ方角が付いてないの?と思われる方も多いことでしょう。

主計町に方角が付いていない理由は、主計町が「廓(くるわ)」ではなかったからです。

「ひがし茶屋街」と「にし茶屋街」は、その昔、周囲に塀が張り巡らされ一般社会と完全に遮断されていました。

塀で囲まれたエリアのことを廓と呼びますが、金沢ではお城からの方角によって「東の廓」「西の廓」と呼ばれていました。かつては「北の廓」もあったそうです。

「東の廓」と「西の廓」が、ひがし茶屋街、にし茶屋街と改められたのは21世紀に入ってからです。

主計町については廓ではなかったことから町名で呼ばれたのです。また、金沢城から見ると、ひがし茶屋街と同じ「東」の方角に位置していることも、方角が付かなかった要因のひとつだったかもしれません。

少し回り道をしましたが、ひがし茶屋街と主計町茶屋街は、浅野川を挟んで浅野川大橋の対角線上に位置する隣町です。

ひがし茶屋街にお茶屋が入りきらなくなったことで、対角線上の川沿いに新しいお茶屋が建てられるようになり、それが主計町茶屋街になりました。




ひがし茶屋街からは最初の信号を渡ります

ひがし茶屋街のメインストリートから主計町茶屋街の表通りへは距離にして350mほどです。信号待ちの時間を入れても5分程度で到着できるのですが、行き方を間違えると遠回りになってしまいますので注意してください。

ひがし茶屋街から東山木町通りへと出ます

お立ち寄りスポット#1
東山木町通りと観音通りは期待と余韻の道


行き方のポイントは、どの信号を渡るかです。ひがし茶屋街から東山木町通りを歩いて大通りに出て、左手に行くと浅野川大橋があります。

浅野川大橋の先に兼六園や近江町市場へと通じる橋場交差点があるのですが、主計町へは浅野川大橋の手前の信号を渡ってください。と言うのは、手前の信号を通り過ぎてしまうと、橋場交差点まで行って信号を渡って逆戻りすることになるからです。

浅野川大橋の手前の信号を渡ります

万一、逆戻りすることになったとしてもロスをする距離は200mもありませんが、浅野川大橋から眺める主計町の街並みはとても風情がありますので、ぜひ浅野川大橋の手前で信号を渡って、主計町を眺めながら橋を渡られることをお奨めします。

浅野川大橋から眺める主計町茶屋街

観音通りと秋聲のみちからも大通りへ

ひがし茶屋街から主計町へと行かれる際には、観音通りや「秋聲のみち」から大通りに出るのもお奨めです。

観音通りは、四万六千日の法要が行われる観音院へと続く道で、ひがし茶屋街の一番丁から浅野川方向に一本入ったところに位置しています。

観音通りにはハイセンスなお店が見られます

観音通りから、もう1つ浅野川方向に入った川沿いの道が「秋聲のみち」です。晴れた日には土手に降りて開放的な気分に浸るのもいいでしょう。

徳田秋聲記念館から延びる「秋聲のみち」

主計町茶屋街が3分でわかる画像集



徳田秋聲記念館~梅ノ橋~泉鏡花記念館

ひがし茶屋街から主計町茶屋街へと向かう際に、文学がお好きな方へのお薦めのルートをご紹介します。

少し遠回りになりますが、“秋聲のみち” から徳田秋聲記念館を見学して梅ノ橋を渡り、対岸の “鏡花のみち” にある泉鏡花原作の「瀧の白糸像」を見て、主計町の裏手にある泉鏡花記念館に立ち寄り、暗がり坂から主計町に入るという “粋” なルートです。

梅ノ橋から見る徳田秋聲記念館

お立ち寄りスポット#2
徳田秋聲記念館-稀代の恋愛小説家が甦る場所

鏡花のみちは「滝の白糸」の舞台

梅ノ橋から鏡花のみちを歩いて大通りに出るところに「橋場町」の石碑がありますので、その石碑を左手に行くと橋場交差点です。

「鏡花のみち」から橋場町の石碑を左に

泉鏡花記念館へは橋場交差点を渡って浅野川大橋の方向に戻ることになりますが、橋の手前に「新町・鏡花通り」と記された案内看板が出ていますので、その路地を上り切ると左手が泉鏡花記念館です。

橋場交差点を渡って少し戻ります
新町・鏡花通りへの入口

鏡花の世界に触れた後は、久保市乙剣宮の鳥居の手前に置かれている泉鏡花の『照葉狂言』の一節に眼を通すのもいいでしょう。そして、久保市乙剣宮の境内を通り抜けて、“暗がり坂” から主計町茶屋街へと入って行きます。

久保市乙剣宮の境内から暗がり坂にかけてのルートは、泉鏡花が小学生の時に通った道です。ちなみに泉鏡花と徳田秋聲は、学年は違うものの、同じ小学校に通いお互いの顔は知っている間柄だったと聞きます。

暗がり坂から妖艶な雰囲気の主計町へ

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