風情を感じながら休憩~ひがし茶屋街の和風カフェ~

ひがし茶屋街の見どころ#3

和風のショッピングストリート・ひがし茶屋街には飲食店も多くあります。普通の商店街と同じように、和食ダイニング、レストラン、麺処などのお食事処もあれば、夜の帳が下りる頃に店を開くバーもあります。

近年のひがし茶屋街で目立って増えているのが和風カフェです。

お茶屋の頃に板の間だったところをテーブル席に改装したお店もあれば、板の間をそのまま残し、靴を脱いで座布団に座るお座敷形式のお店もありますので、嗜好に合わせてお店を決めるのもいいでしょう。

お店の方向性も、カフェというよりも甘味処と形容した方がピッタリなお店もあれば、パンケーキの美味しいお店もあります。また、フルーツ大福のお店が若い人たちに大人気です。



2階からメインストリートを眺める

まずはメインストリートの二番丁のカフェからご紹介していきましょう。

東山木町通りから茶屋街へと足を踏み入れると、ちょっとした広場のようなスペースがあります。メインディッシュの前に出てくる前菜のような感じのスペースですが、その広場に5軒のカフェが集まっています。

ひがし茶屋街にたどり着くまでにちょっと疲れたなという方は、まずはカフェで休憩してから散策をはじめるのもいいでしょう。体力に余裕のある方は、最初に一回りした後にゆっくりと休憩されるのもいいかと思います。

広場のカフェ

東山一久/いっきゅう

ひがし茶屋街を訪れる方が最初に目にするカフェです。外観は和風でメニューは洋風。ファストフードのようなお手頃価格です。

住所:金沢市東山1-14-1(二番丁の入口)
TEL:076-255-0519
時間:午前11時~午後5時30分
定休:年末年始

茶ゆ/ちゃゆ

ひがし茶屋街で唯一の銭湯の資材置き場だった建物を改装したカフェです。お店の名前にある「ゆ」は「湯」のことです。

住所:金沢市東山1-7-8(二番丁の入口)
TEL:076-253-1715
時間:10時30分~夕暮れ時 ※午後1時から開店の場合も
定休:不定休

波結/はゆわ

このお店の建物は「さくらい美容室」というコールドパーマのお店でした。ひがし茶屋街のメインストリートが一望できます。

住所:金沢市東山1-7-6(二番丁の入口)
TEL:076-216-5577
時間:午前10時30分~午後6時
定休:不定休あり

Kazu Nakashima

コールドパーマのお店だった建物の1階にあるのがフルーツ大福が大人気のカフェです。兼六園下の老舗和菓子店の若旦那が経営しています。

住所:金沢市東山1-7-6(二番丁の入口)
TEL:050-3373-4504
時間:午前10時~午後6時
定休:毎週木曜日

やなぎ庵/やなぎあん

紅柄格子の外観が目に鮮やかな工芸品店「金澤東山しつらえ」の2階にあります。金の廊下を渡ってお店に入るのもゴージャスです。

住所:金沢市東山1-13-24(二番丁の入口)
TEL:076-251-8899
時間:午前10時〜午後6時 ※12~2月は午前10時~午後5時
定休:毎週水曜日

ひがし茶屋街の見どころ#4

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メインストリートのカフェ

茶屋街入口の広場から映画のセットのようなメインストリートに出た後にもお洒落なカフェが点在しています。金箔スイーツ、抹茶&和菓子、コーヒー専門店、茶葉専門店などから、その時の気分によってお店を選ぶのもいいでしょう。

懐華楼/かいかろう

名物の金箔くずきりが全国ネットのテレビで何度も紹介されているお店です。昼間の時間帯には2階のお座敷を見学することもできます。

住所:金沢市東山1-14-8(二番丁)
TEL:076-253-0591
時間:午前9時~午後5時
店休:年中無休

久連波/くれは

加賀友禅のお店の2階にお座敷形式の和風カフェがあります。仕出し専門の和菓子店「吉はし」の和菓子を味わうことができます。

住所:金沢市東山1-24-3(二番丁)
TEL:076-253-9080
時間:午前10時~午後6時
定休:毎週水曜日

素心/そしん

和の風情を漂わせるひがし茶屋街では珍しいコーヒー専門店です。椅子形式の客席で、ひがし茶屋街にしては低価格です。

住所:金沢市東山1-24-1(二番丁)
TEL:076-252-4426
時間:午前10時~午後6時30分
定休:毎週水曜日

一笑/いっしょう

加賀棒茶、抹茶、煎茶などの茶葉専門店のカフェです。メインストリートの一番奥でシックな暖簾とともに佇んでいます。

住所:金沢市東山 1-26-13(二番丁)
TEL:076-251-0108
時間:午後1時~午後5時 ※ラストオーダー4時30分
定休:毎週月曜日・火曜日 ※祝日の場合は水曜日休業

白磁/はくじ

洋食器ブランド・NIKKOが運営するコーヒー&洋風スイーツ店です。メインストリートと三番丁を結ぶ路地に位置しています。

住所:金沢市東山1-25-6(二番丁と三番丁の間)
TEL:076-256-1089
時間:昼 午前10時~午後5時30分/夜 午後6時~午後9時(予約制)
定休:木曜日

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一番丁と三番丁のカフェでゆっくりと

茶屋建築は、1階に細い格子が入った木虫籠(キムスコ)と呼ばれる建築様式が用いられています。

木虫籠は外からは建物の中が見えにくいのですが、室内からは外を良く見渡せるという特徴があります。キムスコ越しに見える情緒たっぷりの路地と行き交う人々。忙しい日常を少しの間だけ忘れさせてくれる空間です。

ここからは三番丁と一番丁のカフェをご紹介していきましょう。

三番丁のカフェ

森八 ひがし三番丁店/もりはち

金沢で一番の老舗の和菓子屋さん・森八のカフェです。ドラマ『99.9』で松本潤さん演じる深山大翔が電話を掛けたスポットです。

住所:金沢市東山1-13-9(三番丁)
TEL:076-253-0887
時間:午前9時30分~午後5時30分
定休:年中無休 ※1月1,2日のみ休業

雀草庵/じゃくそうあん

三番丁の途中ある緑地から路地に入ったところにカフェ&バーです。昼間のカフェタイムでは独創的なスイーツが大注目です。

住所:金沢市東山1-12-7(三番丁の緑地沿い)
TEL:076-213-8908
時間:正午~午後6時/バータイム 午後7時~午前0時
定休:火曜日

餡屋 musubu/あんやむすぶ

長町の老舗和菓子店・村上が運営する和風カフェです。三番丁からメインストリートに向かって路地に入ったところにあります。

住所:金沢市東山1-13-5(三番丁と二番丁の間)
TEL:076-208-5039
時間:午前10時~午後5時
定休:不定休

宗友/そうゆう

三番丁とメインストリートの間に佇むお茶室&和風カフェ。1階がイス席、2階がお座敷で、希望者は抹茶を自分で点てることができます。

住所:金沢市東山1-13-4(三番丁と二番丁の間)
TEL: 090-3763-4826

一番丁のカフェ

ひがし茶屋街の中でも人通りの少ない一番丁は、きもの姿が最も似合う路地。昼間のカフェよりも夜のバーがピッタリな大人の雰囲気を醸し出すストリートです。カフェタイムで気に入ったら、夜にもう一度訪れるのもいいでしょう。

ゴーシュ

閑静な一番丁にある隠れ家的なカフェ&バー。ゆっくりしたい方にお奨めです。夜7時からはシャンソンが流れるお洒落なバーに。

住所:金沢市東山1-16-5(一番丁)
TEL:076-251-7566
時間:午前11時~翌午前3時(日曜は午前0時まで)
定休:毎週火曜日

茶屋街の端にはパンケーキの人気店

ひがし茶屋街は一番丁、二番丁、三番丁の3本の通りがあり、テレビや雑誌で紹介されることの多いメインストリートが二番丁です。二番丁と三番丁を結ぶ路地から少し外れたところに、パンケーキの美味しいお店があります。

カフェ たもん

タレントのMEGUMIさんがオーナーを務めるパンケーキカフェです。三番丁の端、宇多須神社の正面に位置しています。

住所:金沢市東山1-27-7(宇多須神社前)
TEL:076-255-0370
時間:午前9時~午後5時
定休:第1火曜日、第3火曜日

ひがし茶屋街への行き方

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1

金沢で主要な観光名所は1日で回れます。なぜなら、人気スポットが東京ディズニーランドと同じくらいのエリアに集っているからです。とりあえず見た!という感じでよろしければ、1日あれば充分です。

2

金沢では、1周約4.3kmの百万石通りが観光エリアです。金沢城公園~兼六園~21世紀美術館は隣接し、ひがし茶屋街と主計町は隣町です。近江町市場や長町武家屋敷跡へもご近所へ行くような感覚です。

3

バス移動では北陸鉄道バスの「1日フリー乗車券」をお買い求めください。料金は800円です。路線バスの210円区間と金沢周遊バスを購入日に何度でも利用できます。ほとんどの観光名所がカバーできます。

4

金沢駅は観光名所が集まる中心部から少し離れています。1泊の場合は駅チカの方が安心できるかと思いますが、2泊以上の場合は香林坊、片町、武蔵ヶ辻などの繁華街に宿泊する方が圧倒的に便利です。

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金沢観光ガイド 南 武志

観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。

2016年5月27日