higashi-chayu

Higashi-Chayagai*5
(Cafe & Sweets)

和菓子処らしく茶屋街には甘味処がいっぱい

ひがし茶屋街には飲食店も多くあります。普通の商店街と同じように、郷土料理の和食ダイニング、レストラン、麺処などのお食事処もあれば、夜の帳が下りる頃に店を開くバーもあります。

近年のひがし茶屋街で目立って増えている飲食店がカフェです。

いずれも以前はお茶屋だった建物の内部を改装して営業しています。お茶屋の頃に板の間だったところをテーブル席に改装したお店もあれば、板の間をそのまま残し、靴を脱いで座布団に座るお座敷形式のお店もありますので、嗜好に合わせてお店を決めるのもいいでしょう。

お店の方向性も、カフェというよりも甘味処と形容した方がピッタリと来るお店もあれば、コーヒー専門店もありますし、日本茶の茶葉専門店が経営しているカフェも見られます。

ひがし茶屋街のカフェはバラエティに富んでいます。そして、観光でひがし茶屋街を訪れる人たちの中には、何軒ものカフェを巡る「カフェのハシゴ」を楽しむ人も見られます。

茶葉専門店のカフェ「茶房一笑」

ひがし茶屋街のカフェでは1階と2階でそれぞれの楽しみが

茶屋建築は、1階に細い格子が入った木虫籠(キムスコ)と呼ばれる建築様式が用いられています。

虫かごのように見えることから木の虫籠でキムスコという名前が付けられたのだと思いますが、建物の中から木虫籠を通して眺める景色にはとても風情があります。

キムスコは外からは建物の中が見えにくいのですが、中からは外が良く見渡せるという特徴があります。1階の客席から外を眺めると、確かに建物の中からの方が良く見えることを実感できます。

一方、2階のあるお店ではガラス窓から外を眺めることができます。地上からの目線ではなく、少し上からの目線で茶屋街を眺めると、映画のワンシーンを見ているような雰囲気を味わえることでしょう。

「森八」は金沢で一番の老舗の和菓子店

ひがし茶屋街のカフェの中には、老舗の和菓子屋さんが店舗に甘味処を併設している例も見られます。

個人経営のカフェでは和菓子は近くの老舗のお店から仕入れるのですが、和菓子屋さんの場合は当然のことながら自家製の和菓子になりますので、飲み物よりも和菓子が目的という方にはお薦めです。

兼六園下の老舗和菓子店の若旦那が経営する「Kazu Nakashima」

また、工芸品店とカフェが一緒になっているお店も見られます。どちらかと言えば工芸品店がカフェを併設するパターンが多いようですが、個人経営のカフェの中には店主の趣味に合った工芸品を販売しているお店もあります。

コーヒーや抹茶+和菓子を楽しみながら、工芸品の品定めをされるのも風情を感じます。

1階がカフェで2階が花器ギャラリーの「桃組」

ひがし茶屋街は一番丁、二番丁、三番丁の3つの通りに分かれており、旅行ガイドに写真が載る道幅の広いメインストリートは二番丁になります。二番丁のお店が込み合っている場合は、一番丁や三番丁のお店でゆっくりと寛がれるのもいいでしょう。

それから、ひがし茶屋街のカフェは全席禁煙となっているお店が多く喫煙者は肩身が狭いのですが、人通りが少ない一番丁や三番丁にはタバコが吸えるカフェもあります。特に昼はカフェ、夜はバーという形態のお店ならタバコが吸える確率が高いようです。

昼はカフェ、夜はバーという形態のお店も

三番丁にある茶房&Bar「ゴーシュ」は喫煙可です

料金に見合った付加価値を付けられるかどうか

ひがし茶屋街のカフェは全体的に料金設定が高めです。最近では400円台のコーヒーも目にするようになりましたが、基本的には「ひがし茶屋街」のコーヒーは500円です。

私は大学進学からの約30年間は東京で暮らしていましたが、東京でも500円のコーヒーは高いと感じます。

料金自体は高くても「そこまでするのだったら高くても満足」と思えるような価値観が付けばいいのですが、残念ながら料金が高いだけというお店があるのも事実です。

料金が高くても客が入るのだから良いじゃないかという考え方だけは禁物です。

北陸新幹線の開業を受けて金沢を訪れる人が増えている状況で、「ひがし茶屋街のカフェは、値段は高いけど満足するよね」という評価が付くのか、「どのお店も高くて茶屋街全体がボッタクリ」という評価が付くのかについては、今が運命の分かれ道という気がします。

それから、多くのカフェではメニューに抹茶がありますが、抹茶については、正直に言いますと茶屋街のカフェよりも専門のお茶室を持っている施設の方が美味しいと思います。

タレントのmegumiさん経営のカフェはコーヒーが東京料金の400円

ひがし茶屋街への行き方


ひがし茶屋街周辺にある「観光してみたいかも」スポット

徳田秋聲記念館 | 金沢市立安江金箔工芸館 | 主計町茶屋街 | 泉鏡花記念館 | 金沢蓄音器館 | 金沢文芸館


Higashi-Chayagai
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地図上で真ん中を横断する広い通りが二番丁、上が三番丁、下が一番丁です

ひがし茶屋街は和服の女性が華になる街並み