2017.10.11掲載
当サイトで2017年5月3日と7月27日にご案内していたストリートピアノが、10月7日に、金沢駅のもてなしドーム地下広場と、片町きらら広場に設置されましたのでご紹介します。
金沢版ストリートピアノは『まちかど思い出ピアノ』と名付けられました。
まず、金沢駅では「もてなしドーム」のある東口を出てすぐのエスカレーターで地下に降りて右手に行き、石川県立音楽堂へと続くコンコースの手前に設置されています。
市内の小学校で使用されたピアノを活用
このピアノは、金沢市立東浅川小学校で1990年(平成2年)から2017年(平成29年7月)まで使用されていたピアノです。
海外からの観光客が増えていることを考慮してか、金沢の玄関口に設置されたピアノには、日本語をはじめ、英語、中国語、韓国語などの世界各国の言葉で「思い出」と記されています。
もうひとつの片町きららに設置されたのは、金沢市立菊川町小学校で使用されていたピアノで、1981年(昭和56年)から2017年(平成29年7月)まで36年間使用されていました。
片町きららは若者が集まるスポットということもあり、ピアノには、可愛い花びらのイラストが描かれています。
「まちかど思い出ピアノ」の運用時間は、もてなしドーム地下広場が午前5時30分から翌日の午前0時、片町きらら広場が午前10時から午後8時です。
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設置日にはミニコンサートが行われました
10月8日付の北國新聞には、「まちかど思い出ピアノ」設置のニュースが写真付きで報じられていました。
記事によると、片町きらら広場では、金沢市出身のピアニスト竹田理琴乃(たけだ りこの)さんが最初の奏者としてショパンの名曲3曲を披露し、ピアノがあった菊川町小学校の4~6年生31人が校歌を合唱したそうです。
また、いしかわ国際ピアノコンクール入賞者9人によるミニコンサートも開かれ、紙面には、ピアノを多くの人が取り囲み演奏に聞き入っている写真が掲載されていました。
なお、ピアノに描かれた絵柄は金沢美術工芸大学の学生がデザインしたとのことです。
引っ込み思案な金沢の人たちが、実際にピアノを弾いてくれるだろうかという不安はありますが、ピアノの音色によって街角に笑顔の輪が広がってほしいものです。
もしかすると、観光で訪れる人たちがピアノを弾いてくれるかもしれませんね。特に海外からの旅行者の方が弾いてくれるとさらに話題になりそうですね。
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