どんなに夏が暑くても、太陽系の惑星である地球では季節は廻るのですね。金沢にも本格的な冬がやってきました。
今年の冬の特徴は、とにかく雨の日が多いことです。元々、金沢の冬は毎日がどんよりとした曇り空なのですが、それでも、1週間か10日に一度くらいは晴天の日があります。それが、今年は朝から夕方まで快晴という日はありません。
東京の天気予報を見ると、毎日がお天気マーク☀ですよね。本当に羨ましい限りです。
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今のところドカ雪からは逃れています
冬の金沢に行こうかなと考えている方にとって気になるのは雪ですよね。雪を避けたいと思っている方もいれば、逆に、雪の金沢を楽しみにしている方もいることでしょう。
この原稿を書いている12月25日の時点では、地元の人間としては、幸いなことに金沢の積雪はゼロです。道路が白くなることはありましたが、すぐに溶けてしまいました。
冬の天気予報でよく耳にするJPCZ (日本海寒帯気団収束帯) が少し外れているので、今のところはドカ雪の心配はありません。
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欧米からの観光客が一気に減りました
12月も下旬に入りましたが、12月が後半に差し掛かったタイミングで欧米からの観光客が一気に減ったという印象があります。もしかすると、欧米の人は、クリスマス休暇を普段は会えない親族と自国で過ごすのかもしれませんね。
コロナ前から、金沢が一年で最もガラガラになるのは12月です。金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」の予約も取りやすくなりますし、普段は予約が取りにくい飲食店に入れることもあります。
飲食店に関しては、夜の時間帯は、観光客の代わりに地元の人たちが忘年会で使いますのである程度は混みますが、昼のランチタイムでは、それほど苦労することなく昼食にありつけます。
基本的に、日本人は12月に旅行をしません。お仕事を持っている方は年末の追い込みで大忙しというのもありますし、12月はクリスマスとお正月が控えていますので、上旬~中旬は無駄な出費を避けるのでしょう。
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金沢に見られた大きなジレンマ
今年の石川県は、元日の能登半島地震から始まりました。そして、9月には被災地である奥能登が記録的な豪雨に見舞われました。
金沢の人たちは、能登半島の人たちに思いを寄せながらも、金沢が自分の足で立たなければ石川県全体が共倒れになる、との思いで1年間頑張ってきました。金沢駅や近江町市場では、能登の商品を購入する観光客の姿も多く見られました。
その一方で、石川県外の人からは「能登半島の復旧が進んでいないのに金沢だけが良い思いをしている」と批判されることも数多くありました。2024年の金沢は大きなジレンマの中で過ごした1年でした。
その中で石川県民の大きな希望となったのが大相撲の大関・大の里です。1973年 (昭和48年) に石川県出身の輪島関が横綱に昇進したのは5月場所後でした。私は、大の里関の横綱昇進も5月場所後のような気がしています。
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