2016年9月22日付の北國新聞に、22日から石川県立音楽堂で開催される「第13回金沢おどり」のリハーサルの記事が大きく掲載されていました。
幕開けの素囃子「俄獅子」に続き、大和楽で綴る舞踏絵巻「女舞月雪花」の全8景が通しで行われました。あでやかな衣装に身を包んだ芸妓は、金沢の文豪・泉鏡花の小説「桜心中」を題材にした新作など各景の立ち位置や、舞台転換の際の動きを確かめたとのこと。
9月22日~25日に開催
中でも、長年に亘ってにし茶屋街を支えてきた、明月の乃莉さんと浅の家の八重治さんによる一調一舞「松」では神経を研ぎ澄ませての最終調整が行われたとのことで、お二人のリハーサル風景の写真とともに記事でも大きく取り上げられていました。
また、紙面には「藤むらさき」の所作を確認する主計町茶屋街の桃太郎さん(仲乃家)、笑弥さん(一葉)、こと乃さん(仲乃家)の写真も掲載されていました。
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5人の新人芸妓にとっては今年が初舞台
9月21日付の北國新聞には、この1年間にお披露目された新花(新人芸妓)へのインタビューが掲載されていました。
主計町茶屋街・まゆ月の凛さんは「今回、鼓を打つ機会を与えていただいた。憧れの舞台を精一杯つとめたい」と緊張の面持ちで話しました。
ひがし茶屋街・藤乃弥の七葉さんは「感謝の気持ちを胸に、自分のため、お客様のために頑張りたい」と前を見据えていたそうです。
にし茶屋街・西泉家の幸ぎくさんは「金沢おどりの舞台に立つ責任の重みを感じている」と語り、主計町・仲乃家のうた子さんは「まだ実感はないが、無事終えられるよう励みたい」と力を込めたとのことです。
また、ひがし茶屋街・八の福の杏花さんは「努力の成果が少しでも出せるよう、ただただ懸命に踊りたい」とコメントしたそうです。
紙面には5人の新花さんが並んだ写真が掲載されていましたが、さすがにお座敷で鍛えられているだけあって、カメラの前でも堂々しています。これくらいのことでは緊張しないのかもしれませんね。
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