2017年11月15日付の北國新聞に、「泉鏡花フェスティバル2017」が15日から開幕するという記事が掲載されていました。
「泉鏡花フェスティバル2017」は泉鏡花文学賞制定45周年を記念したイベントで、11月15日(水)から19日(日)まで、金沢市民芸術村で開催されます。
記事には、金沢戯曲大賞の受賞作「世界はあなたの物」の上演や、鏡花の原作から今年で100年を迎える戯曲「天守物語」にちなんだ茶会、歌舞伎などが開かれ、妖しくも美しい鏡花作品の世界を多彩に紹介するとのことです。
最終日の19日には泉鏡花文学賞の授賞式が行われます。
泉鏡花文学賞制定45周年記念イベント
金沢戯曲大賞を受賞した「世界はあなたの物」は、伯爵夫人と青年医師の愛を描いた鏡花の名作短編「外科室」を原作とする戯曲で、期間中に全5公演を行う予定です。
前日の14日には、金沢市民芸術村のPIT2「ドラマ工房」で通し稽古が行なわれ、劇団「110SHOW」(いっとうしょう)の役者が、2020年の近未来を舞台とし、ダンスシーンを盛り込んで演出した舞台を最終調整しました。
17日(金)と18日(土)は、第6回泉鏡花文学賞受賞者である唐十郎さんが率いる東京の劇団唐組が、旧金沢サニーランド閉鎖から着想を得た芝居「動物園が消える日」を、紅テントを建てて公演します。
初日から泉鏡花記念館の出張展示「幻妖粋美 泉鏡花とメディアミックス」がはじまり、18日には天守物語を趣向とする茶会、アメリカの大学生が演じる歌舞伎の紹介イベントが催されます。
最終日の19日は、泉鏡花文学賞の授賞式に続き、選考委員6氏が語る文芸フォーラムが開催されます。
紙面には、「世界はあなたの物」の通し稽古の写真が掲載されていました。
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自治体主催の文学賞の先駆け「泉鏡花文学賞」
「泉鏡花フェスティバル」は1992年(平成4年)に、泉鏡花文学賞制定20周年を記念して開催されたのが最初で、それ以降5年ごとに開催され今回が6回目にあたります。
泉鏡花文学賞は1973年(昭和48年)から行われている文学賞で、自治体主催の文学賞の先駆けとなった賞です。
今年は松浦理英子さんの『最愛の子ども』が受賞作に選ばれました。
19日の授賞式は、金沢市民芸術村のパフォーミングスクエアで午後2時から行われる予定で、授賞式に続いて、選考委員の五木寛之さん、村松友視さん、金井美恵子さん、嵐山光三郎さん、山田詠美さんらによるシンポジウム「鏡花の世界を探る」が開催されます。
さて、金沢市民芸術村は1996年に紡績工場跡地にオープンした施設で、赤煉瓦の建物は、金沢市民の音楽・演劇の稽古場やアートのアトリエとなっています。
金沢駅と長町武家屋敷跡からは徒歩15分ほどの距離で、晴れた日には絶好のお散歩コースです。
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