2024年の秋は、夏の記録的な猛暑と、いつまでも続いた残暑の影響で、全国的に紅葉が遅れているようですね。10月に入っても暑かった金沢でも、肌感覚として木の葉が黄色や赤に染まるのが遅いなと感じます。
それでも、季節というのは移っていくもので、金沢の街中の木々も赤や黄色に染まってきました。このページでは、金沢の街中の紅葉を何か所かご紹介します。
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兼六園
兼六園でも木々が色付いてきています。兼六園は冬でも緑色の松が主役ということと、桜の木がケヤキやモミジと比べて葉が落ちるのが早いことから、広い視野で見ると、黄色や赤が園内を覆っているというほどの紅葉にはなりません。
それでも、ある部分だけを切り取ると美しい紅葉を目にすることができます。兼六園では11月1日から雪吊り作業が始まりました。雪吊りされた松と紅葉のコントラストも見どころのひとつです。
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本多の森
兼六園のお隣には本多の森と名付けられた緑のオアシスがあります。ここは石川県立美術館、国立工芸館、いしかわ赤レンガミュージアム、石川県立能楽堂、本多の森ホールが集まる金沢の文化エリアです。
本多の森の木々は桜よりもケヤキが圧倒的に多いことから、紅葉のシーズンには兼六園よりも美しいと思えるほどの景観を楽しめます。このあたりは観光ルートから少し外れていることから人通りが少なく、ゆっくりと散策できます。
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太陽が丘・メタセコイア並木
金沢でも有数の紅葉スポットとして地元の人たちに知られているのが、太陽が丘のメタセコイア並木です。毎年この時期になると、地元メディアでは黄色に色付いたメタセコイア並木が紹介されます。
太陽が丘は1992年に「太陽が丘ニュータウン」として誕生した街です。同時期に、金沢大学がすぐ近くに移転してきたこととも相まって、地元ではハイソサエティな住宅街というイメージがあります。
ただ、金沢の中心街の観光エリアから離れていることから、紅葉の季節以外で太陽が丘を訪れる観光客の方はほとんどいません。
訪れたいと思われる方は、金沢駅東口バスターミナルの8番のりばから「太陽が丘ニュータウン」「北陸大学太陽が丘」「北陸大学薬学部」「湯谷原」行きに乗ってください。運行本数は、昼間の時間ですと1時間に1~3本です。
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