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Shrine & Temple

閑静な山の手の住宅街が観光スポットに

加賀百万石の城下町として江戸時代から発展してきた金沢には、京都や奈良のような世界遺産クラスの神社仏閣はありませんが、金沢城公園の周辺には由緒ある神社がいくつかあります。

お寺については、金沢市ではお寺の多い寺町と小立野(こだつの)を、それぞれ寺町寺院群、小立野寺院群という名称で観光地として整備しています。

私の高校時代までは、寺町も小立野もまだ観光地としてアピールされておらず、いずれも市内の中心街に近い閑静な住宅街というイメージでした。2つの街はいずれも高台に位置しており、金沢の山の手と言ってもいいほどの洗練された住環境にあります。

にし茶屋街から緩やかな坂道をずっと上っていくと寺町のエリアへと入って行きます。にし茶屋街から5分ほども坂道を上るとお寺が増えてきますので、寺町に入ったことが分かるかと思います。

また、にし茶屋街から寺町の間には観光名所となっている忍者寺(妙立寺)があります。

一方の小立野へは兼六園の小立野口から一本道です。沿道には辰巳用水が流れている他、下石引町から飛梅町にかけては江戸時代の板塀と緑の木々が続き、旧い洋館の建物が見られるなど絶好のお散歩コースです。

金沢城公園、兼六園と隣接する4つの神社

寺町寺院群と小立野寺院群の詳しいご紹介は別の機会に譲るとして、ここでは金沢の中心部に位置する神社仏閣をご紹介しましょう。

まず、金沢城公園に隣接しているのが尾山神社です。ここは初代加賀藩主の前田利家公と正室のおまつの方を御祭神とする神社で、1873年(明治6年)に建立されました。この場所は藩政期には加賀藩主の別邸であった金谷御殿が置かれていました。

尾山神社といえば国の重要文化財に指定されている神門が有名です。

和式・漢式・洋式を合わせた独創的な外観が市民に親しまれており、新年の初詣では、金沢の神社仏閣で最も多い参拝者を集めています。なお、三層目に設置されている避雷針は日本最古のものです。

尾山神社へは金沢城公園の玉泉院丸口から徒歩2~3分ほどです。

金沢城公園の黒門から3分ほども歩くと尾崎神社があります。ここは徳川家康を祀った神社で、江戸時代には「金沢城の江戸」「北陸の日光」などと称されました。本殿、拝殿、幣殿、中門、透塀が重要文化財に指定されています。

尾崎神社-真っ赤な透塀は重要文化財です

尾崎神社-真っ赤な透塀は重要文化財です

兼六園と隣接している神社が金沢神社です。加賀藩主・前田家の先祖である菅原道真を御祭神としていることから、金沢市民の間では学業の神様として知られ、境内には数多くの合格祈願の絵馬が取り付けられています。

金沢神社には金沢という地名の由来となった金城霊沢(きんじょうれいたく)があります。

案内板には「昔、芋掘藤五郎がこの泉で砂金を洗い「金洗沢」と呼ばれていた。これが金沢の地名の起りである。」と記されています。兼六園の観光と合わせて訪れるといいでしょう。

また、兼六園の真弓坂口を出たところには、金沢で最古の神社である石浦神社があります。

金沢神社-金沢の受験生が合格祈願をする神社です

金沢神社-金沢の受験生が合格祈願をする神社です

金沢にも「表参道」があります

表参道と言えば東京のファッションスポットが思い浮かびますが、金沢にも近江町市場の近くに「金沢表参道」と名付けられた落ち着いた通りがあります。

この通りは、かつては横安江町商店街という名前の、金沢で最も買い物客が集まったアーケード付きの人気商店街でした。今ではアーケードが撤去され直線の綺麗な一本道となりました。

東京の表参道は明治神宮へと続く道ですが、金沢の表参道も金沢市民の間で有名なお寺へと続いています。そのお寺とは東別院です。

東別院は真宗大谷派の本山である東本願寺の別院で、金沢駅からすぐ近くに位置しています。

金沢駅の鼓門を出て、真っすぐに伸びている金沢駅通りを5分少々も歩くと左手に大きな寺院が見えてきますが、その寺院が東別院です。神社仏閣に興味のある方は、金沢観光の最初の場とされるのもいいでしょう。

東別院-東本願寺の別院です

東別院-東本願寺の別院です

金沢の主な神社仏閣をCheck!

尾山神社 | 金沢神社 | 尾崎神社 石浦神社


金沢の主要な観光名所

観光名所から観光名所への距離と徒歩時間

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