2018年1月15日付の北國新聞に、金沢駅前の別院通り商店街で新店のオープンが相次ぎ、かつての賑わいを取戻しているという記事が掲載されていました。
別院通りは金沢駅前の此花町から安江町に抜ける約300mの商店街で、ここ1年で、お寿司屋さん、ラーメン店、和食の要素を取り入れたイタリアン、こだわりのコーヒーを出す喫茶店の4店舗が新たにオープンしました。
2017年9月にオープンした寿司店『眩歓』は、近江町市場で仕入れた北陸の鮮魚を使ったにぎり寿司を提供しています。金沢らしさを出すため、玄関先には前田家の家紋である「梅鉢紋」をあしらった暖簾をかけています。
2017年11月に開店したイタリアンレストラン『うみまち酒場夜木』は、輪島イワシのゆずパン粉焼きや、能登カキのフライなどが観光客や市民らに人気だとのことです。
新幹線効果で最盛期の店舗数まで回復
金沢駅前別院通り商店街振興組合によると、2010年くらいから店舗数が減り始め、2012~2013年ごろには、昭和40年代に組合が発足して以来、最低水準の40店前後になってしまいました。
その後、北陸新幹線の金沢開業を経て、現在は最盛期と同程度の50店舗にまで回復したそうです。
新しい店舗はいずれも30代~40代の若手経営者が担っており、商店街の理事長さんは北國新聞の取材に対して「若手が活躍し、地元の人たちにも愛される商店街に育てたい」とコメントしていました。
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金沢駅から徒歩3分の庶民的な飲食店街
別院通り商店街は、もてなしドームと鼓門のある金沢駅東口から、金沢駅通りに入って220mほどの距離にある庶民的な飲食店街です。
金沢駅からは進行方向の左側を歩くと信号がありませんので便利です。別院通りの目印は大きな銅色の球体のオブジェで、オブジェの左手に枝分かれしている通りが別院通りです。
東京や大阪などの大都市圏でいうと、私鉄沿線にある地元に密着した商店街といった雰囲気です。
さて、金沢駅は、明治時代に当時の金沢の僻地に作られたことから、1990年代までは駅の周辺は寂しさが漂うエリアでした。
21世紀に入って、ようやく金沢駅の周辺は繁華街のような賑わいになりましたが、新しいビルにテナントとして入ってくる飲食店は高級店が多いことから、夕食の場所を探すのに苦労する人も見られます。
旅行において頭を悩ませるのが夕食ですよね。ミシュランの星のついたお店や老舗の料亭で、豪華なディナーを予定されている方がいらっしゃる一方で、食事よりも別のところにお金を使いたいという方もいらっしゃることでしょう。
別院通り商店街は、金沢駅周辺のホテルにお泊りの方で、夕食にはあまりお金をかけたくないという方にお薦めの飲食店街です。
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