平成から令和への10連休となった今年のゴールデンウイーク。2019年5月8日付の北陸中日新聞の1面トップには、「21美、平均入館者最多/兼六園、過去20年の新記録」の見出しが躍っていました。
今年のゴールデンウイークにおける1日平均の来場者数は、金沢21世紀美術館が20,215人で過去最多となり、兼六園も19,373人に上りました。
21美で過去最多の平均入館者
金沢21世紀美術館は連休を通した入館者数が20万2,153人で、GW中の記録として初めて20万人台に乗りました。
また、1日あたりの入館者数では、5月3日が最も多く25,184人、次いで4月30日の25,118人で、2018年5月4日の25,773人に及ばなかったものの、過去2位、3位の記録となったそうです。
21美では連休に備え、受付、監視スタッフを前年より7人増やし47人とし、案内するコンシェルジュも2名配置しました。ただ、紙面によると、有料ゾーンに入場するチケット購入に1時間から1時間半かかる日もあったとのことです。
日本三名園のひとつ・兼六園の連休を通した入園者数は19万3,727人で、兼六園と隣接する金沢城公園は19万100人でした。兼六園の1日平均入園者数は、これまでの最多だった北陸新幹線が開業した2015年の14,855人を大きく上回りました。
連休前半の人出が過去最多の勢いだったことから、兼六園では、連休後半の5月3~5日の3日間は桂坂料金所の前に、入園無料となる65歳以上の入園者のための特別窓口を設けました。
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地元分だけ21美が上回ったのかも
今年のゴールデンウイークも、おかげさまで多くの方に金沢を訪れていただきました。
連休の前半に、地元の北國新聞に大賑わいのひがし茶屋街の写真が掲載されていましたが、京都の祇園かと思えるほどの混雑ぶりでした。
この記事でご紹介している、金沢21世紀美術館、兼六園、金沢城公園の3つは隣接していることもあって、だいたい同じくらいの人が訪れます。
その中で、21美への来場者が最も多いのは、金沢で暮らす人たちの割合が多かったのではないかと思えます。また、21美は無料ゾーンへの入場者も計測されることも要因のひとつでしょう。
これから金沢を訪れようとお考えの方に、金沢21世紀美術館の待ち時間について、ひとつ覚えておいていただきたいことがあります。
それは、チケット売り場に並んでいる人のほとんどが、21美の一番人気作品『レアンドロのプール』の水の下に入りたくて並んでいるということです。つまり、チケット売り場と同じくらいの列が、プール地下の入口にもできている可能性があるのです。
桂坂口の行列は観光客に申し訳ない
兼六園については、金沢城公園と隣接する桂坂口にできる長蛇の列が、地元の新聞やテレビでよく報道されます。
週末などの人出の多い日に桂坂口に列ができていましたら、ひとつ先の桜ヶ岡口に回ると列に付くことなく入園できるかもしれません。桜ヶ岡口は、兼六園で一番の人気スポット「ことじ灯籠」から最も近い料金所です。
観光で訪れる方の多くが桜ヶ岡口を知ってしまったら、桜ヶ岡口にも列ができてしまいますが、今のところはほとんど知られていないようですので、待ち時間が短縮できるかと思います。
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