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金沢観光ガイド 南 武志
観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。
新型コロナウィルスが5類に移行して1年。全国の港にはコロナ前と同じくらいの数のクルーズ船が入港するようになりましたね。 2024年の今年、金沢港では47本のクルーズ船の寄港が予定されています。横浜港をはじめ、九州の那覇港、鹿児島港、長崎港、博多港などと比べるとまだまだ少数ですが、日本海側の地方都市にしては健闘していると思います。 ただ、金沢港から中心部の観光エリアへは、路線バスが1時間に1~2本運行しているだけですので、乗船客の皆さんの移動手段はタクシーか観光バスになります。このことから、クルーズ船の寄港 ...
2024年4月30日付の北國新聞に、金沢21世紀美術館で1番の人気作品『スイミング・プール』の地上部が、5月1日から無料開放されるという記事が掲載されていました。 記事によると、金沢21世紀美術館は29日、館内の大型展示作品『スイミング・プール』について、5月1日から地上部分を無料開放する方針を固めたとのことです。 元日の能登半島地震以降、同作品を含む有料の「展覧会ゾーン」は閉鎖が続いていますが、6月22日の全館営業再開に先駆けて人気スポットを公開し、大型連休中の賑わい創出につなげます。 無料開放される『 ...
4月25日(木)に放送されたテレビ朝日系列のバラエティ番組・アメトーーク「金沢大好き芸人」。同じ時間帯にサッカー五輪予選の日本vsカタール戦がありましたので、私はTVerの見逃し配信で見たのですが、こちらでは結構みんな見ていました。 番組の出演者は、席順の前列左から川島 明さん、山里亮太さん、大久保佳代子さん、飯尾和樹さん、土屋伸之さん、アントニーさん。MC席に蛍原 徹さん、礼二さん、武元唯衣さんの9名の皆さんでした。 大久保さんは「ヒルナンデス」をはじめ何度も金沢ロケに来られていますし、川島さんは金沢好 ...
有料展示室が休館中の金沢21世紀美術館で、館内の無料ゾーンを活用した展示会「POP UP ART」が開催されています。この展示会は、館内の無料ゾーンの14カ所にアート作品を展示しているもので、当然ですが観覧無料です。 チケット売り場に展示されている作品「A」から右回りに、キッズスタジオ、アートライブラリー、タレルの部屋、市民ギャラリー、地下への階段スペースを経由して、光庭の作品「L」まで11人の作家による計14作品を楽しめるようになっています。 また、普段は入室禁止となっているプロジェクト工房も開放され、 ...
金沢に限らず、その街の桜の名所として名前が挙がるのは川沿いの道です。金沢でも、ひがし茶屋街に近い浅野川と、にし茶屋街に近い犀川(さいがわ)の川沿いには桜並木が整備されています。 中でも、金沢の人たちが親しんできたのが犀川沿いの桜並木です。直線的で流れが急なことから「男川」との異名を持つ犀川は、金沢で随一グルメタウンで、唯一のナイトタウンでもある片町に面しています。 金沢にお越しになることがありましたら、片町での夕食の前に犀川沿いをお散歩されてはいかがでしょうか。 犀川沿いは金沢でも有数の桜スポット ▼ 犀 ...
金沢では満開の桜もそろそろ見納めに差し掛かっています。今年は3月以降に気温の低い日が多かったこともあって、当初の予想よりもかなり遅れて4月8日にようやく満開となりました。 桜が満開になっても肌寒い日が続いたのですが、その代わり、例年に比べて見頃の時期が長かったようです。地面にはピンクの花びらが結構落ちているのに、見上げるとまだまだ満開でした。おそらく、少しずつ咲いて少しずつ散ったのでしょう。 このページでは、金沢の街中を彩った桜をご紹介します。 百間堀 ▼ お堀通りをゆっくりとお散歩 観光客の方はあまり歩 ...
2月頃の開花予想では、金沢の開花は記録的な早さになると言われていたのですが、3月に気温の低い日が続いたことから、4月に入ってからの開花となりました。そして、4月8日に金沢では桜が満開になりました。 毎年、兼六園では観桜期の1週間は無料開放されます。今年は、当初は4月5日(金)から11日(木)までの1週間が予定されていましたが、見頃の時期が予想よりも長く続いたことで期間が3日間延長され、14日(日)まで無料開放となりました。 今年の桜は少しずつ咲いていったように感じます。例年ですと、膨らんだ蕾がポカポカ陽気 ...
石川県立美術館と金沢21世紀美術館で「第80回 現代美術展」が開催中です。現代美術展は石川県の美術界が会派を超えて開催する展覧会で、毎年この時期に開催され、今年で80回目を迎えます。 一般財団法人石川県美術文化協会、北國新聞社、一般財団法人石川県芸術文化協会、北陸放送、テレビ金沢、石川県、金沢市、石川県教育委員会、金沢市教育委員会が主催し、県内の各市町が後援するなど石川県が一丸となって開催します。 今年が80回目ということでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、石川県の現代美術展は1945年(昭和20 ...
ラブライブの蓮ノ空女学院バージョンが始まって1年が経ちました。私は、最初はラブライブって何?という感じだったのですが、活動記録を欠かさずに見たことで多少は理解できるようになりました。 ファンの皆様は既にご存じのとおり、4月5日(金)からスタンプラリーの第2弾が始まりました。今回は加賀友禅とのコラボで、各チェックポイントに設置されているパネルでは、6人のスクールアイドルが加賀友禅の着物をまとっています。 加賀友禅では「加賀五彩」と呼ばれる5つの色が基本となっています。臙脂(えんじ)、藍(あい)、黄土(おうど ...
北陸新幹線の敦賀延伸に合わせて、石川県白山市に新幹線のミュージアム「トレインパーク白山」がオープンしました。 トレインパーク白山は、北陸新幹線の車両基地として2014年に竣工した「白山総合車両所」に隣接して建設された施設です。総事業費は約37億円とのことです。 新幹線ファンの知的好奇心を満足させる施設として、地元メディアでは大きく取り上げられています。私は平日に訪れましたが、予想よりも多くの人が訪れていました。子供連れの来館者が目立ちました。 正式名称は白山市立高速鉄道ビジネスセンター ▼ トレインパーク ...
全国ニュースでも大きく取り上げられた北陸新幹線の敦賀延伸。石川県内の小松駅と加賀温泉駅にも新幹線が乗り入れたことで、県内全線開業となりました。 首都圏から石川県にお越しになる方にとっては、これまでは、加賀温泉に行く際に金沢駅で在来線特急に乗り換える必要がありましたが、新幹線1本で行けるようになりましたので、利便性が大きく向上したと言えるでしょう。 その一方で、大阪を中心とする近畿圏の方からは「今までは金沢に1本で行けたのに、乗り換えが必要となったのは不便だ!」という投稿が目立ちます。そして、もう金沢へ行く ...
元日の能登半島地震から2か月半が経過しました。金沢の観光エリアでも金沢城の石垣が崩れるなどの被害が出たものの、奥能登の方には申し訳ないのですが、金沢の中心部は少しずつ元に戻っています。 1月~2月の間、金沢観光での大きな支障となっていたことが3つありました。金沢城公園が通り抜けできなかったこと、鈴木大拙館が改修工事で長期休館されていたこと、金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」が閉鎖されていることの3つです。 この中で、金沢城公園が通り抜けできるようになり、鈴木大拙館が3月16日(土)から再開されまし ...
2024年3月2日付の北國新聞に、若い観光客に大人気のパン屋さん「ひらみぱん」が、七尾市のイタリアンレストランを支援するという記事が掲載されていました。 記事によると、能登半島地震後に休業していた七尾市田鶴浜町のイタリアンレストラン「フィオリキアリ」が、3月1日から長町1丁目の「ひらみぱん」で間借り営業を始めました。 ひらみぱんのオーナーで同じ田鶴浜町出身の平見高広さんが、能登の飲食店を元気づけたいと無償で貸し出しました。フィオリキアリのオーナーシェフの桶谷晃さんは同郷のつながりに感謝し、64日ぶりに腕を ...
2月18日付の北國新聞に、金沢21世紀美術館の全館再開が6月下旬になるとの記事が掲載されていました。 金沢21世紀美術館では、2月6日から館内の無料ゾーンのみを開放していますが、有料ゾーンについては、約800枚の天井のガラス板のうち約70枚が落下したことから、来館者の安全確保のため、すべてのガラス板を外し安全点検をするとのことです。 ガラス板は1.5m四方の強化ガラスで重さは90kgもあります。21美は毎週月曜日の休館日でも館内の無料ゾーンは開放されていますが、能登半島地震が起こった1月1日は年末年始の完 ...
主計町茶屋街の町屋旅館・菊乃やでは、主計町の芸妓さんによるお座敷体験と、亭主主宰の本格的なお茶会を組み合わせたイベント「Geisha and Tea Ceremony in Kazue-machi」を開催予定です。 このイベントは昨年のお花見の時期に “シーズン1”が開催されました。欧米の人にもポピュラーな日本語の「Geisha」と「Maccha」を組み合わせた催しということで、欧米からのお客様に大好評でした。 今回の “シーズン2”は、3月下旬から4月上旬のお花見シーズンに計6回の開催を予定しています。 ...
能登半島地震の影響で館内への立ち入りが禁止されていた金沢21世紀美術館が、2月6日(火)から無料ゾーンのみに限定して入館できるようになりました。ちなみに、人気の「スイミング・プール」は有料ゾーンになります。 私は県外からのお客様の観光ガイドをすることがあります。美術館に行くのだったら有料展示室にもご案内するのが普通だと思いますが、21美に関しては、有料展示室には入らずに無料ゾーンのみをお楽しみいただく方が大多数です。 そして、無料ゾーンだけでも「楽しかった」とおっしゃっていただいています。金沢21世紀美術 ...
金沢では、1月23日(火)の夜から震災後で初めてのまとまった雪が降りました。当初は大雪になる可能性もあるとの予報が出て心配したのですが、25日(水)の21時現在で最大13cmの積雪で収まりました。日本海側では13cmというのは普通の雪です。 2日前の夜には「ドカ雪になったらどうしよう」とか「今年だけは能登半島に降らないのだったら金沢に降っても良いか」と覚悟していましたので、福井以南の方には申し訳ないのですが、正直に言うとホッとしました。 雪国では雪が降ると溶けるまでじっと待つしかありません。元日の地震以降 ...
◆3月9日追記 3月1日より玉泉院丸庭園の通り抜けが再開されました。色紙短冊積み石垣の前を通る最短ルートの階段は依然として通行禁止ですが、玉泉院丸庭園から二の丸へと上っていく外周のスロープは通行可能となりました。 ◆1月20投稿の本記 能登半島地震で石垣の崩落が見られ、安全確認のために臨時休園されていた金沢城公園が、本日 (1月20日)からエリア限定で再開されました。金沢の観光エリアでは、またひとつ平常運転に近づいたことになります。 ただ、再開されたとは言っても、崩れた石垣についてはまだ手付かずの状態です ...
※有料ゾーンは6月22日(土)に再開の予定です。 能登半島地震から18日目。金沢の観光エリアでは、観光客の姿が激減した「セカンドコロナ状態」が続いています。 その金沢でひとつ明るいニュースがあります。地震の影響で臨時休館となっていた金沢21世紀美術館が、無料ゾーンのみですが、2月6日(火)から入館できるようになります。館内の無料ゾーンで人気のウサギの椅子での撮影も可能となるわけです。 発災以降、屋外のエリアは開放されていたものの、館内については、地震で天井のガラス板が剝げ落ちる被害が出たことから入館禁止と ...
能登半島地震から2週間。金沢の観光エリアは、今「セカンドコロナ」とも言える状態です。兼六園にも、ひがし茶屋街にも、近江町市場にも観光客の姿はまばらで、行列ができる人気の飲食店で待ち時間ゼロのこともあります。 宿泊施設については、マスメディアの取材クルー、医療関係者、復旧に携わる工事関係者の宿泊所として予約が入っているようですが、観光エリアの飲食店や工芸品店、和菓子屋さんや着物レンタル店はコロナ禍の時のような静けさです。 SNSには、馳知事が「石川県に来るな」と言ったから観光客が激減したという事実誤認の投稿 ...