記録的な短い梅雨となった2022年の夏。金沢でも6月中に梅雨が明けました。幸いにも、金沢は海に面していることもあって、内陸部のような体温よりも高い気温までには至っていませんが、それでも猛暑が続きました。
新型コロナウィルスについては、少しずつ新規陽性者数が増加して入るものの、それでも第5波、第6波と比べて遥かに平穏な日々となっています。
コロナが落ち着いて、梅雨が明けて本格的な夏が到来して、一気に観光シーズンの到来かと思いましたが、私の予想に反して、梅雨が明けた最初の週末の金沢は空いていました。
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21美のプール地下部は独占状態
猛暑で、地元の人だけではなく観光客の方も外での観光を控えているのか、それとも観光で訪れる方が少ないのかは分かりませんが、兼六園や金沢21世紀美術館などの人気スポットは驚くほど空いています。閑散と言ってもいいくらいです。
まず、金沢21世紀美術館は土曜日の12時過ぎの時点で、チケット売り場に列ができていませんでした。普段の週末ですとお昼前後には長蛇の列ができて、並んでいる人たちのイライラした雰囲気を感じます。それが、この週末はとても和やかでした。
私は土曜日に県外からお越しの方をご案内したのですが、プールの地下部に滞在できる5分間は、他の観覧者がおらず独占状態だったそうです。この週末は希望する人のほとんどがプールに入れたのではないでしょうか。
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兼六園の料金所も行列ゼロでした
21美とはスクランブル交差点を挟んでお向かいさんの兼六園も空いていました。まず、いつもの週末は列ができる桂坂口の料金所では待ち時間がゼロでした。
兼六園には7つの料金所があり、観光で訪れる方の大多数が金沢城公園と直結する桂坂口から入園します。つまり、桂坂口の混み具合によって観光客が多いか少ないかが判断できるわけです。7月最初の週末は、金沢に来る人が少なかったみたいですね。
ちなみに、金沢の人が兼六園を訪れる際には、圧倒的に多数の人が香林坊から近い真弓坂口を利用します。この日の真弓坂は猛暑で出歩く人がいなかったのでしょうか、閑散としていました。
一番の撮影スポットは撮影し放題
兼六園にはインスタ映えスポットが多くあります。中でも霞ヶ池の虹橋は一番の撮影スポットで、週末になると撮影を希望する人の列ができます。
緑の木々と草花に囲まれた水辺にアーチ状の石橋が架かり、橋の向こうにはことじ灯籠があり、池の対岸にはお茶室・内橋亭が見えます。虹橋の上に立って、ことじ灯籠と内橋亭が入るアングルは、順番をついてでも撮影する価値があります。
その虹橋にもほとんど列がありませんでした。行列ができると、急ぎ足で虹橋にのぼり、パッパッと撮影して次の人に場所を譲るという、日本人らしい秩序ある光景が見られるのですが、この週末は撮影し放題でした。
平日よりも少ないかもしれないと思えるほどでした。
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夏休みに入るまでがお得かも
全国の観光地の中で、訪れる人が少ないのが金沢だけでしたらガッカリですが、もしかすると、7月上旬は全国的に人が動かない時期なのかもしれませんね。
中学生、高校生のお子さんのいるご家庭では期末試験の時期ですし、大学生もまだ夏休みには入っていませんよね。OLさんも会社から7月~9月の間に夏休みを与えられていても、7月に入ったとたんに夏休みを取る人も少ないのかもしれませんね。
別の見方をすれば、夏休み前の今の時期なら、観光スポットも空いていて快適な観光ができそうです。
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