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百間堀、犀川、浅野川。金沢は桜が満開です

2022年4月8日

季節は巡り、金沢にも桜の季節が訪れました。今年は開花宣言の後に肌寒い日が続いたことから開花が進まず、兼六園の無料開放と満開がずれてしまうのではないかと心配しましたが、火曜日から晴天が続いたことで一気に満開になりました。

金沢の観光エリアのお花見スポットは、兼六園と金沢城公園の間を走る百間堀、ひがし茶屋街と主計町茶屋街のある浅野川沿い、にし茶屋街から近い犀川沿いの3か所です。このページでは、金沢の観光エリアの桜をご紹介します。



兼六園・金沢城周辺

百間堀

金沢で一番の桜の名所は、かつて金沢城のお堀だった百間堀(ひゃっけんぼり)です。中でも金沢城公園兼六園を結ぶ石川橋の上からは最高の写真を撮影できます。

また、兼六園下交差点から兼六園へと上る紺屋坂と、石川門を正面に見渡せる茶道通りも色々なアングルから満開の桜を撮影できます。さらに、カメラが趣味という方は、百間堀に下りて歩道から石川門を見上げるのもお薦めです。

百間堀は金沢で一番のお花見スポット
最高のアングルは橋から石川門をバックに
百間堀に沿って兼六園へと上る紺屋坂
兼六園~石川橋~石川門がベストルートです
茶店通りからの眺め
茶店通り
百間堀は絶好のお散歩コースです

兼六園

日本三名園に挙げられる兼六園の桜スポットは、曲水沿いの桜並木、眺望台、桜ヶ岡の3か所です。ただ、兼六園は「松」が主役なことから、ピンク一色に染まる景観がないのはちょっと残念です。

兼六園では、満開の時期には夜間のライトアップを行なっています。

曲水沿いの桜並木
眺望台
霞ヶ池から桜ヶ岡方向へ

本多の森&百万石通り

兼六園の随身坂口を出たところに広がる本多の森にも桜の木があります。桜並木と呼べるほどの桜ではありませんが、赤レンガミュージアム国立工芸館といった風情を感じる建物と組み合わせて撮影するとグッドです。

また、兼六園の真弓坂口を出ると、金沢で一番の繁華街・香林坊に向かって百万石通りが延びています。通りの中央分離帯には桜並木が続き、ぼんぼりが華やかさを演出しています。

本多の森の石川県立歴史博物館
兼六園と香林坊を結ぶ百万石通り

金沢旅行での観光ガイドを承ります

浅野川沿い

主計町茶屋街

浅野川大橋の袂に佇む主計町茶屋街も金沢のお花見スポットのひとつです。満開の桜に、お茶屋や芸妓さんの名前が入ったぼんぼりが彩りを添えています。表通りから中の橋へ、裏通りに入って暗がり坂へ。金沢の文化と一緒に楽しんでください。

主計町茶屋街
浅野川大橋からの眺め
暗がり坂下の桜は泉鏡花の「照葉さくら」

秋聲のみち

主計町から浅野川大橋を渡って対角線上に位置する「秋聲のみち」もお花見スポットです。浅野川大橋の上流では河原に下りることができます。河原をゆっくりと歩きながら、時間の感覚を忘れてゆっくりと桜を鑑賞してください。

秋聲のみち
梅の橋からの眺め

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犀川周辺

犀星のみち~W坂

浅野川とともに市民に親しまれている犀川沿いも満開の桜を楽しめます。片町寄りの沿道に桜並木が続く「犀星のみち」は晴れた日には最高のお散歩コースです。桜並木から道路を渡って路地に入ると、金沢で一番のグルメタウンへと入っていきます。

また、犀星のみちから桜橋を渡ってW坂まで足を延ばすのもお薦めです。W坂を上ると国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている寺町へと出ます。

犀星のみち
レトロな街頭が満開の桜とマッチします
作家の井上靖氏ゆかりのW坂

Kanazawa Topics

主要な観光名所は8つ+金沢駅

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金沢観光ガイド 南 武志

観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。

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