Otakky Point in Kanazawa

気になると全部を回りたくなる街角のギミック

加賀百万石の城下町・金沢は、21世紀を迎えてとても楽しい街に生まれ変わりました。

2001年に金沢城公園の五十間長屋が復元されたのを皮切りに、「ひがし」「にし」「主計町」の3つの茶屋街が観光地化され、金沢21世紀美術館がオープンしました。そして、金沢駅は「世界で最も美しい駅」の1つと評されるようになりました。

また、記念碑やモニュメントが街角に次々に設置されていきました。

現在の金沢には、多くの人にとっては通り過ぎていくだけの風景でしかないのだけれども、興味のある人にとっては全部を回りたくなる、という “オタッキー” なポイントが散りばめられています。

駅前のやかんのオブジェは若い女性の憩いの場

スタンプラリーのように回るのもお奨め

金沢では町名を記した石碑が至る所に設置されています。金沢は全国ではじめて旧町名が復活した自治体で、旧町名が復活した町の石碑については「旧」の文字が埋められた跡が残っています。

旧町名が復活した街に興味が出てきたという方でしたら、「旧」の文字が埋められた石碑をすべて見たいと思われるかもしれませんね。

また、浅野川や犀川沿いには文学碑が多く設置されています。文学碑は、金沢で育った作家の旧家跡や、小説の舞台となった場所に置かれているのですが、文学がお好きな方にとっては1つでも多くの文学碑をご覧になりたいことと思います。

さらに、街中には「金沢市指定保存建造物」のプレートが掲出されている古い建物が点在しており、このプレートが掲げられた建物に興味を持つと、宝探しのような感覚で金沢の街を散策できるかもしれません。

金沢には、文学、美術、歴史、建築、風俗などの各分野に興味のある方にとっては、オタッキーな知的好奇心を満足させてくれるギミックが点在しています。

このページでは、金沢の街角の「おたっき~ポイント」をご紹介します。

金沢の街角の「おたっき~ポイント」

金沢の宝探しは「指定保存建造物」のプレート

城下町・金沢では、藩政期から昭和初期に竣工した建物の中から、保存状態の良い物件を保存対象物に指定しています。そして、対象物件の玄関まわりに「指定保存建造物」のプレートを設置しています。

「指定保存建造物」のプレートは、金沢の街を使った宝探しゲームのようです。観光名所から観光名所へと歩かれる際には、旧い建物に近寄ってプレートがあるかどうかを確認されるのも楽しみのひとつです。


街角でふと見かける文学碑も金沢の風景です

ひがし茶屋街主計町茶屋街に近い浅野川の周辺と、にし茶屋街から寺町寺院群にかけての犀川の周辺には、文学碑が点在しています。

金沢で生まれ育った作家の旧居跡や、金沢を題材とした小説で紹介されているスポットに設置されていますので、文学ファンの方は1つでも多く訪れてみてはいかがでしょうか。


21美の街に楽しみを加える個性的なオブジェ

金沢21世紀美術館の街らしく、金沢の街中には個性的なデザインのオブジェが見られます。一目見ただけで「わっ、おもしろい!」と感じる作品や、「えっ、何なの!これ?」と思ってしまう作品など、アーティストそれぞれの個性が作品から伝わってきます。

かつては古いだけだった金沢の、新しい時代の息吹きを感じてください。


金沢は全国に先駆けて旧町名が復活した街

金沢は全国に先駆けて旧町名が復活した市です。1999年に主計町の町名が復活したのを機に、現在まで11の旧町名が復活しています。

街角で見かける町名の石碑の中に、時折「旧」の字が埋められた石碑を見かけますが、それが、かつての風情のある町名が復活した町です。観光名所から観光名所へ歩いて移動される際には、石碑を確認しながら歩かれるのもお奨めです。


ひがし・にし・主計町に佇むかつての検番

藩政期から昭和初期にかけて、金沢の旦那衆にとっての最先端の遊びの場として隆盛を極めた「ひがし」「にし」「主計町」の3つの茶屋街には、今も往時をしのばせる茶屋建築の建物が立ち並んでいます。

それぞれの茶屋街の一角には、かつて検番と呼ばれた事務所があります。現在は芸妓さんのお稽古場となっている建物からは、それぞれの茶屋街の個性を感じることができます。


金沢は藩政期から受け継がれる用水の街

金沢駅の鼓門前に設置されている噴水のウエルカムボードの説明文によると、金沢市内には55本の用水が流れています。その中でも金沢の中心部を流れているのが辰巳用水、鞍月用水、大野庄用水の3つの用水です。

用水の流れに沿って金沢の街を散策されるのもいいかもしれません。ちなみに金沢駅にある水路は兼六園から近江町市場の下を通って流れてきた辰巳用水です。


歴史が好きな方は気になる「加賀八家」屋敷跡

藩政期の金沢は、加賀八家と呼ばれる8つの家系が年寄(大老)として藩の運営を担っていました。金沢市では、加賀藩の歴史をより多く理解してもらえるようにと、八家の屋敷跡に説明ボードを設置しています。

お屋敷の跡地は、学校、図書館、病院、公園などの公共施設や、ビジネス街・住宅街になっています。歴史がお好きな方でしたら、全部回ってみたくなるかもしれませんね。

観光名所から観光名所への距離と徒歩時間

金沢の街角の「おたっき~ポイント」