昨日(12/23)から今朝にかけて、テレビの全国ニュースや情報番組で金沢がいっぱい出てきましたね。
ご存じのとおり、金沢では12月としては滅多にない量の雪が降りました。SNSを見ていると「今、金沢へ行って大丈夫?」というコメントを見かけます。このページでは、金沢の雪に関して私なりにアドバイスいたします。

2月1日追記
1月24日から列島を襲った10年に一度の強烈寒波によって金沢も極寒に見舞われました。何年かに一度の真冬日も経験しましたが、幸いにしてJPCZ (線状降雪帯)の直撃は免れたことから、積雪に関してはそれほどでもありませんでした。
2月1日現在、少なくとも幹線道路の雪はほぼ解けています。また、観光客の方が足を踏み入れる中心部の観光エリアでは普通に観光できる状態です。逆に、雪の金沢を期待してお越しになる方はガッカリされるかもしれませんね。
金沢よりも北に位置する能登半島では、記録的な寒さで大規模断水が起こりましたが、おかげさまで、金沢は何とか10年に一度の寒波を乗り切りました。
ただ、ひとつ心配事があります。それは、1か月周期での大型寒波の襲来です。この冬の最初の大型寒波は12月24日のクリスマスイブを直撃しました。そして、1月24日に金沢市は真冬日になりました。次は2月24日が心配です。
1月1日追記
2023年1月1日現在の私の推測では、10日間予報を見る限り、1月中旬までは金沢に災害級の雪が降ることはないのではないかと思います。とは言いましても雪自体は降りますので、滑らないお履き物でお越しください。
雪の降らないエリアからお越しになる方は、雪用の靴で金沢に行って雪がなかったら恥ずかしい、と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、冬の金沢では、雪のない道をスノーブーツで歩いていても誰も笑いません。
冬に太平洋側から日本海側に旅行される方は、12月から年末年始までの間で、どこにドカ雪が降ったのかをチェックされると良いでしょう。大気の流れはひと冬の間は変わらないようで、最初にドカ雪の降った地方に何度もドカ雪が降ります。
どうぞ参考にしてください。
金沢の雪はドカンと降ってすぐ溶ける
金沢の雪をワンフレーズで表現すると「ドカンと降ってすぐ溶ける」が基本です。ひと晩で20cmほどの積雪はよくあることで、これが日中も降り続くと40~50cmとなり、2日~3日続くと80cm~1mほどの積雪となります。
地元のメディアでは80cmを超えるあたりから「豪雪」という言葉が出てきます。北陸地方は雪が一気にまとまって降るのが特徴です。
その一方で、金沢は氷点下になることは滅多にありません。さすがに、昨日(12/23)は日中でも氷点下1℃でしたが、本日(12/24)は正午現在で6℃ほどあります。つまり、降るのが雪ではなく雨になりますので、あっという間に溶けていきます。

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北陸新幹線は雪に強いです
観光でお越しになる方にとって心配なのは「列車は飛行機はストップしないの?」ということでしょう。
北陸新幹線はまず大丈夫です。2018年の1月に金沢が記録的豪雪に見舞われた時も、北陸新幹線が運休することはありませんでした。ただし、その翌年に富山県が記録的豪雪となった時には新幹線もストップしました。
北陸、東北、上越といった雪国に向かう新幹線は雪に強い作りになっていますが、記録的な豪雪だけは太刀打ちできませんでした。新幹線でお越しになる方は、金沢の降雪量だけではなく、富山県の降雪量も気にかけておいた方が良いでしょう。

在来線特急はよく止まります
一方、近畿圏や中京圏からお越しになる方が利用する在来線特急の「サンダーバード」「しらさぎ」はしょっちゅうストップします。昨日のクリスマス寒波でも、北陸新幹線は動いていましたが、在来線特急は運休でした。
金沢で大雪に遭遇し在来線特急がストップした場合は、北陸新幹線で東京に出て、東京から東海道新幹線に乗り換えて名古屋や大阪に向かうことになります。
飛行機の場合は小松空港に降りられるかがポイントになります。羽田から飛び立った飛行機が小松上空で旋回しながら天候の回復を待ったものの、天候が回復せずに羽田へ引き返すことがあります。その場合は小松→羽田便も欠航となります。
とは言いましても、雪による荒天の日でも一時的に大気の状態が安定するタイミングで着陸できますので、在来線特急よりも金沢にたどり着ける確率は高いと思います。新幹線>飛行機>在来線特急の順で運休・欠航リスクが高くなります。

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クリスマス寒波は乗り切りました
お天気に関しては断言することはできませんが、昨日のクリスマス寒波を受けて金沢旅行をどうするかにつきましては、大晦日までの週間天気予報を見る限り、今年いっぱいは金沢にお越しになっても大丈夫だと思います。
ただし、溶け出した雪がシャーベット状になって滑りやすくなっていますので、滑りにくい履物でお越しください。
雪の降らないエリアにお住まいの方は、スノーブーツを持っていても着用する機会がほとんどないとは思いますが、金沢旅行の記念にスノーブーツを買われるのも良いかもしれませんね。お住まいのエリアでの降雪時に役に立ちます。
金沢駅に降り立った時に予想以上の積雪で「スノーブーツを買いたいな」と思われましたら、金沢駅構内の「Rinto (リント)」と金沢駅東口の「金沢フォーラス」にスノーブーツを売っているお店があります。

金沢駅観光案内所で長靴の無料貸出し
金沢駅構内の「金沢駅観光案内所」では長靴の無料貸し出しを行っています。男性用が24.5cm~29cm、女性用が21.5cm~26cmです。
もちろん、数に限りがありますのですべて貸出し中ということもあり得ますが、駅構内から「もてなしドーム」に出た瞬間に、自宅から履いてきた靴が金沢の雪にマッチしていないと感じましたら、観光案内所を訪ねるのもお薦めです。
どうぞ参考にしてください。

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