テレビ番組のロケ地#8-1
TBSの人気ドラマ「99.9」のSEASONⅡが始まりましたね。私は前回のドラマは見ていないのですが、今回は金沢ロケが行われたということで見ていました。
金沢ロケの模様が放送されるのは2018年1月21日の第2話となりますが、初回の放送のラストに松本潤さんが「ひがし茶屋街」を歩きながら、岸部一徳さんに電話をかけていました。
松本さんが歩いていたのは、ひがし茶屋街の三番丁です。ひがし茶屋街は、テレビや旅行雑誌などで紹介されることの多いメインストリートが二番丁で、二番丁を突き当たって左手に行くと三番丁に出ます。
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深山大翔が立ち止まった場所は?
きもの姿の女性を取り囲んで即席のフォトセッションが行われる賑やかな二番丁と比べると、三番丁は大人の雰囲気を漂わせる落ち着いた通りで、工芸品のセレクトショップが多く見られます。
ドラマの中で松本潤さんが立ち止まったのは、1625年(寛永2年)創業で、金沢で一番の老舗の和菓子屋さんである「森八・ひがし三番丁店」の前でした。
この位置で立ち止まったのが偶然なのか、あるいは森八サイドから仕掛けたのかはわかりませんが、もし、森八が一枚かんでいるのでしたら、たいした広報力ですね。
私が東京で暮らしていた頃は、ここ一番のご進物では「虎屋の羊羹」を重用しましたが、金沢では、大切な方へのご挨拶に持参する菓子折りにおいては、森八の包装紙でお贈りするのが最高の礼儀とされています。
ちなみに、森八の名菓「長生殿」は、日本の三名菓のひとつに数えられています。
Guide
ひがし茶屋街-きもの女性が華になる街並み
なお、主人公の深山大翔が被害者の妹から遺留品を受取った場所については全くわかりません。
電信柱には「夕45」と記されていました。確かに、ひがし茶屋街から徒歩1時間少々のところには夕日寺町があります。そして、夕日寺町からひがし茶屋街へと歩いてくると、三番丁から茶屋街に入ることになります。
符合するようにも思えますが、電信柱にあった「百万石乳業」という看板を見ると、もしかすると、金沢ロケで撮影されたシーンではないのかもしれないという気もします。
と言うのは、金沢の人が自分の会社を作る時に「百万石」という言葉を入れるだろうかという疑問があるからです。
例えば、京都の人が会社を起こす際に「平安京」を入れる人はいないと思います。「平安京」も「百万石」も商標登録に引っ掛かるのかもしれませんが、基本的には、恐れ多くて付けられないというのが現実ではないでしょうか。
金沢は都市型テーマパーク!
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第2話では金沢駅・梅ノ橋・新丸広場
番組の終わりに、次回の1月21日放送の予告が流れていましたが、予告編で出てきたのは金沢駅の鼓門と、ひがし茶屋街から近い梅ノ橋、金沢城公園の新丸広場です。
1月21日の放送前に金沢を訪れる方は、鼓門、梅ノ橋、新丸広場の3カ所を少し多めにカメラに収めておくと、21日に向けて楽しみが増えそうです。
梅ノ橋は、徳田秋聲記念館と泉鏡花の「滝の白糸像」を結ぶ橋で、歩行者と自転車しか渡ることができないことから、とても撮影しやすいのが長所です。
2016年にテレビ朝日の『ドクターXスペシャル』では、梅ノ橋の2つ下流の中の橋がロケ地となりました。放送後は中の橋を渡る女性やカップルが増えたのですが、次回の放送以降は梅ノ橋を渡る方が増えるかもしれません。
金沢城公園については、通行する人の少ない新丸広場がロケ地となりました。
新丸広場は、金沢城の象徴である五十間長屋から河北門を下った広大な緑地です。予告編の映像を見ると、松本潤さんは、湿生園と呼ばれる池の前にあるベンチに腰かけていました。
湿生園の前にはいくつもベンチが置かれており、予告編の短い映像では、どのベンチに腰掛けたのかを特定するのは難しいと思いますので、いくつかのベンチで撮影しておくといいでしょう。
第2話のロケ地です
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