2016年12月18日付の北國新聞に、泉鏡花記念館で企画展「酉TORI/卯USAGI―錦絵で愉しむ向い干支」―が始まったという記事が掲載されていました。
この企画展は、泉鏡花が生前に収集した自らの向い干支であるウサギの小物を展示しているもので、2017年が酉年ということにちなんで企画された展示会です。
ファンにとっては鏡花=ウサギ
1873年(明治6年)の酉年に生まれた鏡花は、母親から、自分の干支から7つ目にあたる「向い干支」にあたるウサギの水晶をお守りとして与えられたことがキッカケとなって、ウサギの小物を集めるようになりました。
展示会場には鏡花が愛蔵したウサギにまつわる品々が多く並び、杖や陶磁製の置物などが来場者の注目を集めたとのことです。また、鏡花の姪にあたる名月さんが集めていた鳥やウサギの錦絵も飾られています。
なお、今回の企画展は2017年の5月14日までの予定です。
こちらは金沢観光サイトです
トップページの観光メニューもどうぞ
▼
泉鏡花記念館は主計町茶屋街の裏手に
泉鏡花記念館は、百万石通りからひとつ入った新町・鏡花通りにあるミュージアムで、鏡花の生家跡に純和風の記念館が整備されています。
鏡花のロマンチックな作風に魅せられるように、泉鏡花記念館では女性の来館者が間断なく見られます。
また、同記念館は主計町茶屋街から見て暗がり坂を上った裏通りに位置していますので、ひがし茶屋街~主計町茶屋街~泉鏡花記念館という順番で見学されるのもお奨めです。
泉鏡花ファンの方においては、鏡花が自分の向い干支のウサギに愛着を持っていたというのは有名な話しですよね。
記念館のある新町・鏡花通りでは、商店や民家に関わらず、すべての建物にウサギのイラストと鏡花の作品名が入った掛行燈が掲げられています。
KANAZAWA Topics
観光名所の周辺は文化エリア
美術館・記念館 -20選-
兼六園・金沢城周辺のミュージアム
・国立工芸館が金沢の本多の森にオープン
・石川県立美術館-21美の街に佇む正統派の美術館
・生活工芸ミュージアム-石川県の伝統工芸の見本市
・赤レンガミュージアム-本多の森を彩る重要文化財
・石川四高記念文化交流館-風情ある赤レンガ校舎
・鈴木大拙館-水鏡の庭で体感する“無の境地”
・中村記念美術館-茶道を嗜む方にお薦めの美術館
・金沢ふるさと偉人館-ここは中原中也ゆかりの場所
・金沢能楽美術館-能装束や能面の試装体験が人気
・金沢くらしの博物館-旧制中学の校舎は重要文化財
ひがし・主計町周辺のミュージアム
・安江金箔工芸館-箔打ち機から美術品まで金箔一色
・徳田秋声記念館-稀代の恋愛小説家が甦る場所
・泉鏡花記念館-浪漫と幻想の鏡花ワールドは純和風
・金沢蓄音器館-聴き比べ実演は音楽ファンにお薦め
・金沢文芸館-レトロな文芸サロンと五木寛之文庫
・大樋美術館-350年の歴史を継ぐ大樋焼の殿堂
長町武家屋敷跡周辺のミュージアム
・前田土佐守家資料館-良好に残された藩政期の書状
・老舗記念館-金沢市民が懐かしさを感じる外観
にし茶屋街周辺のミュージアム
・室生犀星記念館-文豪の人柄を感じる遺品と肉筆
・金沢建築館-国内でも珍しい建築専門ミュージアム
神社仏閣 -4選-
旧家庭園 -5選-
寺島蔵人邸 | 武家屋敷跡 野村家 | 西田家庭園玉泉園 | 松風閣庭園 | 辻家庭園
主要な観光名所は8つ+金沢駅
金沢駅 | 兼六園 | 金沢城公園 | ひがし茶屋街 | にし茶屋街 | 主計町茶屋街 | 長町武家屋敷跡 | 金沢21世紀美術館 | 近江町市場
▼
こちらは金沢観光サイトです
トップページの観光メニューもどうぞ