- HOME >
- 金沢観光ガイド 南 武志
金沢観光ガイド 南 武志
観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。
2017年5月30日付の北國新聞の社説に、「新幹線の影響検証 ~金沢らしさの基本忘れずに~」と題された記事が掲載されていました。 当サイトでは、5月25日に「量より質?金沢はそのうち総スカンを食います」というタイトルで、金沢市の観光客に対する意識は間違っているという意見を述べましたが、北國新聞の社説も自惚れが滲み出ている内容でした。 もちろん、これは私の見解であって、必ずしも私が正しいということではありません。また、金沢は楽しい街ですよというコンセプトでサイトを運営しているのに、お堅い記事を載せるのもどう ...
2017年5月26日付の北國新聞に、にし茶屋街で新人芸妓の新花さんがデビューするという記事が掲載されていました。 にし茶屋街の明月からお披露目されるのは、石川県白山市出身の花外 麗さん(19)です。お披露目は5月29日で、虎太郎(こたろう)の源氏名を名乗ります。 明月の女将の乃莉さんは、現在、ただ一人の石川県指定無形文化財保持者で、花外さんは「今は教わるがままに稽古しているが、姐さん方を見習って芸の道を究めたい」と精進を誓いました。 お披露目は29日。今月2人目のデビュー 花外さんの実家は白山の麓に位置す ...
2017年5月25日付の北國新聞に、金沢市の「北陸新幹線開業による影響検証会議」が金沢市役所で開催されたという記事が掲載されていました。 この会合は、有識者で構成する委員8人が開業によるプラスとマイナスの効果を洗い出すために開催されたものです。 冒頭、山野金沢市長が「プラスを広め、マイナスがこれ以上大きくならないよう、今の段階で考えたい」と挨拶し、事務局が開業前後の企業動向や、観光客の宿泊状況、歩行者通行量の変化などを説明しました。 意見交換では、駐車場が増えて街並みが壊れる恐れがあるとの懸念が出た他、同 ...
お茶屋の女将と金沢市長を表敬訪問 2017年5月24日付の北國新聞に、主計町茶屋街で新花さんがデビューしたという記事が掲載されていました。今回、主計町茶屋街の「えんや」からお披露目されたのは、20歳の一駒(いちこま)さんです。 一駒さんは北海道江別市出身で、高校2年の時に、主計町がロケ地となった映画『舞妓Haaaan!!!』をキッカケに芸妓の道を志し、2016年3月からは北海道と金沢を往復しながら稽古に励んできました。 お披露目の当日に、一駒さんは所属するお茶屋の女将に付き添われて山野金沢市長を訪ね、「一 ...
2017年5月20日付の北國新聞に、泉鏡花が自らの書斎の机の前に祀り心の支えとした釈迦の母・摩耶夫人像が、今年の秋に金沢で初公開されるという記事が掲載されていました。 泉鏡花の遺族が、寄贈先の松竹(東京)に生誕地での公開を希望し、泉鏡花記念館での展示が決まったものです。 展示される摩耶夫人像は、鏡花が幼い頃に亡くした母の姿を重ねて金沢の仏師に造らせた像で、鏡花文学の核心とされる「母恋い」を映す貴重な遺品になると記事では伝えています。 歌舞伎座から泉鏡花記念館へ貸し出されます 摩耶夫人は釈迦を生んだ7日後に ...
2017年5月12日付の北國新聞に、金沢の三文豪の一人である泉鏡花の師で、小説『金色夜叉』で知られる尾崎紅葉の直筆の書簡が、泉鏡花記念館で初公開されるという記事が掲載されていました。 記事では、紅葉だけではなく、鏡花ら門下生もお世話になった実業家との物心両面にわたる交流がうかがえる資料と言える、と伝えています。 所有者から泉鏡花記念館への鑑定依頼で判明 書簡の内容は、紅葉やその弟子らが主宰する俳句誌に資金援助した実業家に対するお礼の手紙です。 1902年(明治35年)9月19日に尾崎紅葉が出した手紙は、旧 ...
新聞休刊日明けの2017年5月9日。北國新聞の社会面にゴールデンウイーク中の各観光名所の人出に関する記事が掲載されていました。 記事によると、兼六園の平均入園者数が前年(2016年)を超え、金沢21世紀美術館は過去2番目に多い入館者数を記録するなど、観光地にたくさんの行楽客が訪れたとのことです。 新幹線効果3年目「GWの人出衰えず」 北陸新幹線は後半の5連休を中心に利用が伸び、期間中の乗客数は297,000人と昨年を上回り、3年目となった開業効果の定着を裏付けたと記されています。 石川県金沢城・兼六園管理 ...
2017年4月24日付の北國新聞に、石川県が金沢城公園に整備した「鶴の丸休憩館」がオープンしたという記事が掲載されていました。 金沢城公園の鶴の丸には、これまで鶴丸広場と名付けられたスペースに小さな休憩所が設けられていました。 これまでの休憩所は、2001年の全国都市緑化フェアの際に建てられた仮設の展示場を再利用していましたが、傷みが目立っていたことから、このたび鶴の丸休憩館と名付けられた新たな休憩施設に建て替えられたものです。 ガラス窓越しに眺める五十間長屋 窓ガラス越しに五十間長屋を一望 記事によると ...
2017.4.11掲載 金沢でも桜が満開になりました。今年は暖かい冬でしたので4月早々に満開になるかと思っていましたが、2017年は3月下旬に寒い日が続いたことから、昨年よりも5日ほど遅く見頃を迎えました。 桜の名所というわけではありませんが、毎年、春になると金沢の人たちの目を楽しませてくれるのが広坂通りの桜です。 旧広坂通り(現在の百万石通り)は、金沢で一番の繁華街である香林坊と日本三名園に数えられる兼六園を結ぶ道で、金沢市民にとって子供の頃から歩き慣れた道です。現在は百万石通りという名前になっています ...
暗がり坂の照葉さくらも咲いています 2017.4.11掲載 金沢の街は、今、桜が満開です。桜が見頃になった時期は例年並みのようですが、昨年(2016年)に比べると5日ほど遅いので、今年はやっと桜が咲いたかという感じです。 このページでは、昨日(4/10)に撮影した浅野川沿いの桜をご紹介します。 浅野川沿いの桜は「鏡花のみち」の主計町茶屋街と、ひがし茶屋街に近い「秋聲のみち」が最高の撮影ポイントで、満開の桜と、中の橋、浅野川大橋、梅ノ橋を組み合わせると、とても風情のある写真が撮影できます。 普段はひがし茶屋 ...
2017年3月19日付の北國新聞に、徳田秋聲から家族に宛てた断筆への思いを綴った書き置きが、徳田秋聲記念館で公開されたという記事が掲載されてしました。 今回公開された書き置きは、金沢の三文豪の一人に数えられる徳田秋聲が、代表作『縮図』の執筆を諦め、筆を折る決意を綴った書簡で、東京都文京区の徳田家で見つかったものです。 書き置きは200字詰め原稿用紙1枚で、作家だった長男一穂氏に宛てて綴られています。「少しくらゐ妥協してみたところでダメのやうです」、「遽(にわか)に立場を崩すわけにもいかないから、この際潔く ...
2017年3月11日付の北國新聞に、兼六園の2016年の入園者数が掲載されていました。 石川県が発表した兼六園の2016年の入園者数は、前年比2.6%増の296万人でした。記事は女性記者のリポートのような文体で展開されており「開業1年目をさらに上回るって、ちょっと驚きですよね?」という軽いタッチで紹介されていました。 北陸新幹線の開業1年目の入園者数を上回る 今の季節にしては好天に恵まれた3月5日(日)。兼六園・桂坂口には数珠つなぎの列ができており、新幹線の開業1年目越えの熱気が続いていたとのこと。 また ...
2017年3月4日付の北國新聞に、ひがし、にし、主計町の3つの茶屋街から昨年お披露目された4人の新人芸妓に、奨励金が贈られたという記事が掲載されていました。 贈呈式は金沢21世紀美術館から近い金沢ふるさと偉人館で行われたとのこと。 奨励金を贈呈したのは、公益財団法人 横浜記念金沢の文化創生財団(金沢市)で、横浜健理事長が、昨年1年間にお披露目された新人芸妓4人に就業奨励金、女将2人に育成奨励金として各30万円を贈りました。 贈呈された4人の新人芸妓は、ひがし「藤乃弥」の七葉さん(高橋玲美さん/19歳)、ひ ...
2017年3月1日付の北國新聞の社会面に、お茶屋の廃業の記事が掲載されていました。 惜しまれながら2月28日をもって営業を終えたのはにし茶屋街の「西泉家」です。西泉家は昭和初期に創業したとされ、80年以上にわたって「にし」の芸文化を支えてきた老舗のお茶屋でした。 近年の西泉家は、インターネットで芸妓さんの募集やお座敷の予約を行なうなど先進的な取り組みも行ってきました。また、2016年5月には京都市出身の幸ぎく(こぎく)さんがお披露目されました。 このたびの廃業のきっかけとなったのは、昨年12月の女将・まり ...
2017年2月25日付の北國新聞の一面に、金沢市がお茶屋を支援するという記事が掲載されていました。 記事によると、金沢市では、花街文化を担うお茶屋の内装の改修や借入金の利子負担に対する助成制度を、新年度予算に組み込んだとのことです。 近年は、お茶屋を支える旦那衆が少なくなるなど経営上の課題が深刻化していることから、金沢市では資金面でお茶屋を下支えすることで、女将の負担軽減を図ります。 また、金沢市では芸妓の研鑽と披露の場であるお茶屋を貴重な文化的遺産と位置付け、制度を通じて、伝統芸能の継承・振興に努めると ...
2017年2月25日付の北國新聞に「ひがし茶屋街 無電柱化」という見出しの記事が掲載されていました。 記事によると、金沢市ではひがし茶屋街の旧一番丁通りの210m(道幅2.1m程度)と、観音通りの420m(道幅4.5m程度)で、無電柱化工事の詳細設計に着手するとのことです。 北陸新幹線の開業を契機に観光客が増えており、街並みの景観の観点から電柱のない区域を拡大するもので、金沢市では新年度の当初予算案に、計7つの通りの無電柱化にかかる事業費として2億3400万円を盛り込みました。 観光の導線から浅野川寄りが ...
2017年2月18日付けの北國新聞の一面トップは、ひがし茶屋街や兼六園などの特に眺望が優れた地点からの景観を守るため、建物の高さやデザインなどを規制する「眺望景観保全条例」を2018年に制定するという記事でした。 北陸新幹線の開業に伴い金沢市内にホテルなどの高層建築物が増加しているためで、現在、ひがし茶屋街など8地点が指定されている「保全眺望点」も増やし、景観保全への取り組みを強めるとのことです。 新条例では、保全眺望点からの優れた眺めを遮らないよう、視界に入る区域内の高さ、形、色をはじめ屋外広告物の高さ ...
2017年2月9日付の北國新聞に、「金沢の茶屋街ピンチ」という見出しで、ひがし、にし、主計町の三茶屋街で、芸妓さんを抱えるお茶屋の存続が危ぶまれているという記事が掲載されていました。 記事によると、お茶屋を切り盛りする女将の多くが70代~80代と高齢化が進む一方で、後継ぎがおらず廃業を考えるお茶屋もあるのだとのこと。 また、記事では北陸新幹線の開業で金沢の花街文化への関心が高まり、新花(新人芸妓)のお披露目が相次ぐなど明るい話題もあるだけに、お茶屋の後継者問題は待ったなしの状況となっていると伝えています。 ...
2017年1月19日付の北國新聞に、徳田秋聲記念館で、秋聲の絶版作品を収録したオリジナル文庫の新刊を発行するという記事が掲載されていました。 今回発行されるのは「新世帯(あらじょたい)」で、オリジナル文庫シリーズの10冊目となります。「新世帯」は、秋聲が自然主義文学の方向を確立した作品とされ、夫婦の新生活の現実がありのままに表現されています。 オリジナル文庫の第10巻は「新世帯」 「新世帯」の他にも「足袋の底」「犠牲者」「彼女と少年」「不安のなかに」の中短編全5編が収められています。 表紙には彫金師の竹俣 ...
2017年1月13日付の北國新聞に、金沢21世紀美術館(通称:21美)の累計入館者数が2,000万人を突破したという記事が掲載されていました。 これは12日に21美から発表されたもので、1月11日時点での累計入館者数が2,000万1501人となり、2004年10月の開館から12年3か月での大台到達となりました。 21美の年間の入館者数は、開館以降、130万人~150万人の間で推移し、2014年度に170万人台に、北陸新幹線が開業した2015年度には年間200万人の大台を超える237万人を記録しました。 ま ...