平成の築城と称された「金沢城復元」の総仕上げにあたる二の丸御殿の起工式が、2025年3月9日に行われました。 北國新聞によると、二の丸御殿は加賀藩政の中枢を担った城内最大の建造物で、石川県は、藩主が政務を執り行った「表向 (おもてむき)」の復元を段階的に進める方針です。紙面には「令和の築城」と記されていました。 第1期工事の対象としているのは、総ケヤキ造りの玄関をはじめ、客人を迎える際に使用した「表式台 」、加賀藩出身の絵師・岸駒 (がんく) による虎の障壁画があった「虎の間」、警護の藩士が控えるなどした ...