新聞休刊日明けの2017年5月9日。北國新聞の社会面にゴールデンウイーク中の各観光名所の人出に関する記事が掲載されていました。
記事によると、兼六園の平均入園者数が前年(2016年)を超え、金沢21世紀美術館は過去2番目に多い入館者数を記録するなど、観光地にたくさんの行楽客が訪れたとのことです。
新幹線効果3年目「GWの人出衰えず」
北陸新幹線は後半の5連休を中心に利用が伸び、期間中の乗客数は297,000人と昨年を上回り、3年目となった開業効果の定着を裏付けたと記されています。
石川県金沢城・兼六園管理事務所が8日にまとめた、4月29日~5月7日の兼六園の入園者数は130,898人でした。今年のGWは昨年よりも1日少なかったことから、前年の137,168人には及ばなかったものの、1日平均は14,544人で、前年の13,717人を上回りました。
金沢城公園はGW全体で134,700人(前年は136,000人)、1日平均は14,967人(前年は13,600人)で、2015年の新幹線開業以前の5年平均と比べて4割増えたとのことです。
また、金沢21世紀美術館のGW期間中の入場者数は123,071人で、前年の129,848人に次いで過去2番目となりました。ちなみに1日平均の入館者数は13,675人と、前年の12,985人を上回り過去最多となりました。
中でも5月4日には22,810人が訪れ、2016年10月9日、10日に次いで過去3番目の1日当たりの入館者数を記録した他、5月5日も21,487人と過去6番目を記録しました。
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GW明けの金沢は閑散としています
おかげさまで、金沢は史上最も長く新幹線効果が続く都市と言われています。北陸新幹線の開業前は、ブームは長く続いても北海道新幹線が開通する2016年3月までと言われていたものです。
今年のGWも金沢は大賑わいでした。
その代わり、GW明けの金沢は閑散としています。これが東京でしたら、銀座通りは観光客やカップル、親子連れに代わってビジネスパーソンが街の賑わいを引き継ぐのですが、地方都市ですので一気に静かになりました。
私は5月8日の月曜日に兼六園と金沢城公園に行ってきたのですが、私が兼六園に到着したお昼過ぎの時点では、人気の撮影スポットである虹橋を誰も渡っていませんでした。
また、金沢城公園の新しい休憩場所である鶴の丸休憩館には、私を含めて2~3人しか人がいませんでした。
さらに、普段は人通りの途切れるタイミングをじっと待たなければいけない金沢駅の鼓門ともてなしドームでも、海外からの旅行者がゆっくりと記念写真を撮っていました。
昨日、今日と金沢を訪れた外国人観光客の皆さんはラッキーだと思います。
もしかすると、日本の政府観光局では、海外の旅行代理店に「GW中は1年で最大の行楽シーズンなので、GW中の来日はなるべく避けた方が良い」と伝えているかもしれませんが、さらに徹底した方がいいでしょうね。
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